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[自然を守る仕事 038]一方的な対策提案ではなく、住民自身が自分に合った対策を選択できるように対話を重ねて判断材料を整理する

2024.04.19UP [自然を守る仕事 038]
 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校

一方的な対策提案ではなく、住民自身が自分に合った対策を選択できるように対話を重ねて判断材料を整理する

会場となった郡山中央公民会の講義室には、福島県が実施する鳥獣被害対策市町村専門職員育成支援事業によって県内各自治体に配置された鳥獣被害対策市町村専門職員(鳥獣被害対策を専門に従事している職員等)が集まり、進行役を務めるNPO法人おーでらすの堀部良太さんの話に耳を傾ける。...[続きを読む]

[自然を守る仕事 037]“里山は学びの原点!” 自然とともにある里山の暮らしにこそ、未来へ受け継ぐヒントがある

2024.01.23UP [自然を守る仕事 037]
 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校

“里山は学びの原点!” 自然とともにある里山の暮らしにこそ、未来へ受け継ぐヒントがある

上越市西部にある中山間地域、桑取谷(桑取、谷浜、中ノ俣、正善寺地区)は実りの秋を迎えていた。取材に訪れた日、NPO法人かみえちご山里ファン倶楽部の松川菜々子さんは、増沢集落にある事務所の前でバケツ一杯に拾い集めたクルミの実を水ひたひたに浸ける作業をしていた。1か月ほど浸けたままにしておくと、緑色の厚い果皮が腐り落ちて、中から普段クルミの実として目にする硬殻が現れてくる。...[続きを読む]

青色LED
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青色LED
2024.01.09UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 024] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 あっという間に秋が終了し、寒い冬に季節が移行してきました。  皆様いかがお過ごしでしょうか?街には美しいイルミネーションが増えてきました。綺麗な色の光を放つLEDは、毎年の冬の風物詩となってきております。 [続きを読む]
フードカード
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フードカード
2023.11.07UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 023] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
夏の暑さが和らぎ、涼しくなって、「食欲の秋」がやってきました! 日常生活の中で、食を楽しむ事は、日々の生活の楽しさの一つです! 毎日、色々な物を食べる中で、食品売り場に目を向けると、一年中陳列されている食材や、外国からの輸入品等、食べ物の産地や旬な時期が分からなくなることが最近増えてきました。 [続きを読む]
農家と市民の提携
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農家と市民の提携
2023.09.26UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 015] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
2023年はじめから、不揃いで多様で個性的な季節の野菜が毎週、我が家の食卓に彩りと微笑み、感嘆を与えてくれています。農家と市民が提携する地域コミュニティのメンバーになりました。 世界的には、CSA(Community Supported Agriculture 地域支援型農業)と呼ばれているものです... [続きを読む]
マスク消失
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マスク消失
2023.09.05UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 022] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
新型コロナウイルスの影響で、すっかり、マスク生活が定着しました。 毎日、洋服を着る、歯を磨く、入浴する、ご飯を食べる。というのと同じような感覚で、マスクを着用することが当たり前な時期がありました。 [続きを読む]
コルクと王冠の分別
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コルクと王冠の分別
2023.07.04UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 021] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
皆様、大変ご無沙汰しております。このコロナ禍で、3年間撮影がストップしてしまいましたことをお詫び申し上げます。 この度、以前のように、「エコ・マジック」動画を再スタートさせて頂きます。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。 [続きを読む]
バイオ炭
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バイオ炭
2022.10.04UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 014] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
近年、ヨーロッパで大きな注目を集めている「バイオ炭」。炭素固定、土壌改良、有害物質汚染抑止、畜産における消臭の効果があり、2020年末には、EUのビオ農業(有機認証農業)において、バイオ炭の土壌改良剤としての使用が許可された [続きを読む]
春に食べる野生食
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春に食べる野生食
2022.04.05UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 013] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
モクレンの花が咲き始め、桜の花が散り終わるまでの間──南西ドイツでは3月半ばから4月半ばにかけての時期であるが──、我が家で毎年恒例になっている行事がある。週に1、2度、子供たちと森に「Bärlauch(クマネギ)」を採りに行く。このドイツ語の名前には、食べるとクマのように強くなる、という意味が込められている [続きを読む]
身近にいる生き物との出会いや触れ合いの機会を提供するための施設管理
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身近にいる生き物との出会いや触れ合いの機会を提供するための施設管理
2021.12.27UP [自然を守る仕事 036]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
牛久自然観察の森(茨城県牛久市)は、関東平野の東部に位置し、北東を霞ヶ浦、南西を牛久沼とそれに連なる利根川に囲まれた稲敷台地上に立地し、古くからの里山集落に囲まれた田園風景の中に調和している。 [続きを読む]
日本全国の多彩なフィールドの管理経営を担う
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日本全国の多彩なフィールドの管理経営を担う
2021.09.28UP [自然を守る仕事 035]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
国有林は、日本国土の約2割、日本の森林全体に対する比率では約3割を占める。 その広大な国有林を管理しているのが、農林水産省の外局である林野庁。 日本全国の国有林を、北海道、東北、関東、中部、四国、近畿中国、九州の7つの森林管理局に分けて管理し、さらに各森林管理局の出先機関として、流域(森林計画区)を単位とした98の森林管理署を設置して、直接国有林の管理経営を行っている。 [続きを読む]
何もせず、自然に委ねる場所
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何もせず、自然に委ねる場所
2021.09.14UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 012] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
シュヴァルツヴァルト最高峰のフェルドベルク山(標高1493m)の山頂部、小さな氷河湖の周りのお椀状の急峻な森林約100haは、1993年に原木利用が一切禁止された自然保護の最高カテゴリーに指定された。州によって呼び名や細かな規制は異なるが、私が住むバーデン=ヴュルテンベルク(BW)州では「Bannwald(禁制森)」という [続きを読む]
知っている植物が増えて、普段見ていた景色が変わっていくのを実感
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知っている植物が増えて、普段見ていた景色が変わっていくのを実感
2021.08.17UP [自然を守る仕事 034]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
植物調査員の仕事は、1日中、野山を歩いて、植物の種類を同定しながら記録を取っていく。調査の目的によっては、樹木の高さや直径などを測って森林の蓄積量(材積)を算出することもある。 [続きを読む]
ドイツのエコ塗料のパイオニア「ビオファ(Biofa)社」の設立のストーリーと哲学
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ドイツのエコ塗料のパイオニア「ビオファ(Biofa)社」の設立のストーリーと哲学
2021.04.06UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 011] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
シュヴァルツヴァルトの右隣りに、シュベービッシュアルプ地域という、石灰岩を主要な地質とする丘陵地帯がある。その北の麓、バーデン・ヴュルテンベルク州都のシュトゥットガルトから車で30分ほど東に行ったところに、バート・ボル(Bad Boll)という、のどかな保養地の町に、ドイツの自然塗料業界のパイオニア企業の1つ、ビオファ(Biofa)社がある... [続きを読む]
コロナ時代を生きる
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コロナ時代を生きる
2021.03.16UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 020] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
新型コロナウイルス感染拡大が続いております。職種によりますが、コロナの影響を受けている業界の一つとして、エンターテイメント業界が挙げられます。 私自身も、プロマジシャンという職業的観点から様々なところで影響を受けています。 [続きを読む]
人の社会の中で仕事をする以上、人とかかわることに向き合っていくことを避けては通れない
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人の社会の中で仕事をする以上、人とかかわることに向き合っていくことを避けては通れない
2021.01.19UP [自然を守る仕事 033]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
上高地は、人間活動による影響を減らして静寂な自然環境を維持することを目的に毎年11月中旬から4月中旬にかけて冬期閉鎖されるため、2011年に正社員として雇用されるまでは、同地の営業期間に合わせた季節雇用として、冬の間は別の仕事をしていた。現在は、主に松本市内で実施している座学の冬期講習会を月2回ほど担当するほか、翌年の企画を練ったり予約を受け付けたりと、年間を通じてガイドの仕事に携わっている。 [続きを読む]
公共善エコノミー
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公共善エコノミー
2020.11.17UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 010] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
過去2回の連載記事では、ドイツの豆腐パイオニア企業「タイフーン豆腐有限会社」の商品開発から大豆の契約栽培までにいたる奇抜で広範な事業を紹介してきたが、今回はこの会社が数年前から加盟し実践している「公共善エコノミー」について紹介する。 [続きを読む]
図面上の数値を追うだけではわからないことが、現場を見ることで浮かび上がってくる
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図面上の数値を追うだけではわからないことが、現場を見ることで浮かび上がってくる
2020.09.08UP [自然を守る仕事 032]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
近年の森林管理において大きな課題の一つとなっているのが、森林境界がわからなくなっていること。外国産材の輸入等によって国内の林業経営は衰退し、森林整備や主伐がされないまま放置されている森林が多い中、代替わりした山主は自分が所有する森の範囲や境界を知らずに所有権だけ引き継いでいるというケースも少なくはない。 [続きを読む]
ドイツで大豆の栽培
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ドイツで大豆の栽培
2020.07.21UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 009] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
 前回の連載記事(008)では、ドイツの豆腐のパイオニア企業「タイフーン豆腐有限会社」の成長の歴史とエコロジー運動との結びつきを紹介した。今回は、この会社が始めたドイツでの「大豆の契約栽培」と「品種改良事業」を紹介する。 [続きを読む]
Taifun-Tofu
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Taifun-Tofu
2020.04.07UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 008] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
 南西ドイツ、シュヴァルツヴァルトの西の麓に位置する環境首都フライブルク市。その隣村ホッホドルフに、有名な豆腐工場がある。名前は、タイフーン豆腐有限会社(Taifun-Tofu GmbH)。国際用語にもなっている「台風」にちなんだ名前だ。 [続きを読む]
エシカルな計算
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エシカルな計算
2020.01.21UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 019] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 2020年に入り、皆様いかがお過ごしでしょうか?  今年も、地球と暮らしについて考える「エコ・マジック」、どうぞよろしくお願い申し上げます。  1年半程前に、環境省主催のイベントに参加しました。それまでの私は、海や川や山など、純粋に自然を守る という観点でのみ「エコ」を捉えていた部分がありました。 [続きを読む]
“自然体験の入り口”としての存在感を際立たせるために一人一人のお客様と日々向き合う
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“自然体験の入り口”としての存在感を際立たせるために一人一人のお客様と日々向き合う
2020.01.07UP [自然を守る仕事 031]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
伊豆急下田駅からバスで20分ほど、伊豆を代表する海水浴場の一つ、弓ヶ浜が眼前に広がる好ロケーションの地に、休暇村南伊豆は立地している。 [続きを読む]
子ども一人一人の考えや主張を尊重・保障する、“見守り”を大事に
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子ども一人一人の考えや主張を尊重・保障する、“見守り”を大事に
2019.11.05UP [自然を守る仕事 030]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 ときおり日が差す薄曇りのある土曜日の朝、神奈川県三浦郡葉山町の大浜海岸で、ライフジャケットを身につけた子どもたち30人ほどの集団が浜辺をねり歩く。 [続きを読む]
竜巻の脅威
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竜巻の脅威
2019.10.08UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 018] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 夏が終わり、ようやく涼しくなってきました。  皆様いかがお過ごしでしょうか? 今年の夏も台風の影響で、交通機関に乱れが生じるな ど、日本だけでなく、世界各地で異常気象が発生しております。  私が、その中で、特に気に掛けているのは、この数年程で、日本でも大型の竜巻が発生す るようになってきたことです。 [続きを読む]
Ziege(ヤギ)-To-Go
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Ziege(ヤギ)-To-Go
2019.09.24UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 007] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
 中級山岳地域のシュヴァルツヴァルト(黒い森)で、ヤギが、価格安に悩む乳牛農家のオルタナティブとして、急斜面の牧草地の「景観管理人」として、最近増加していることを本連載004「ヤギのルネッサンス」で書いた。今回は、そのヤギをレクレーションに活用した新しいサービス業を展開している農家を紹介したい。 [続きを読む]
キャッシュレス社会
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キャッシュレス社会
2019.07.23UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 017] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 最近、現金を使わなくても買い物ができる場所が少しずつ増えてきている気がします。PASMOやSUICAなどの交通系カードやLINE PayやPayPayといったQRコード決済サービスなどです。 [続きを読む]
生物多様性の損失を止めよ!
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生物多様性の損失を止めよ!
2019.05.21UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 006] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
 過去50年間に起こった人間の様々な活動による自然の(ネガティブな)変化は、歴史上類がない。近年の種の絶滅度合いは、過去1000万年の平均と比べて10?100倍ある。このままの状態が続くと、あと数十年の間に、全生物種の25%、およそ100万生物種が絶滅する恐れがあり、これは人間の生存基盤が大きく損なわれることを意味している。この危機を防ぐためには、社会、経済、政治、テクノロジーの分野を包括する、根本的な改変が必要である。 [続きを読む]
さようなら、プラスチックストロー
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さようなら、プラスチックストロー
2019.04.23UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 016] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 最近、プラスチックごみによる海洋汚染の問題が大きく注目されるようになって、全世界で飲食に使用するプラスチックストローから素材を変える動きが出始めています。  そこで、より多くの方々に、日常生活からプラスチックゴミを減らしていくという意識を高めてもらうために、以下の「エコ・マジック」をお届けいたします。 [続きを読む]
今の時代、“やり方次第”で自然ガイドとして暮らしていくことができると確信している
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今の時代、“やり方次第”で自然ガイドとして暮らしていくことができると確信している
2019.04.09UP [自然を守る仕事 029]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 某月某日、渥美半島のほぼ中央部にある、渥美半島最高峰の大山(328m)に向かう登山道の入り口に降り立つ。車で10分ほど離れた道の駅あかばねロコステーション(田原市赤羽根町)が、この日ガイド役を務める藤江昌代さんとの待ち合わせ場所だった。 [続きを読む]
コーヒー豆とミルクはどこから
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コーヒー豆とミルクはどこから
2019.02.05UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 015] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 皆様、明けましておめでとうございます。地球と暮らしについて考える「エコマジック」、本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。本格的に寒さが増してきました。温かいものがほしくなる時期ですね。私はコーヒーが好きです。毎日飲んでいるわけではありませんが、週に2?3回は飲んでおります。 [続きを読む]
生きものの魅力とともに、生きものに関わる人たちの思いと熱量を伝えるために
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生きものの魅力とともに、生きものに関わる人たちの思いと熱量を伝えるために
2019.01.29UP [自然を守る仕事 028]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 朝4時。まだ外はうっすらと暗い中、オーストラリア北部の国立公園近くのロッジに宿を取った余座まりんさんたち「ダーウィンが来た!」ロケ隊は、眠りから覚醒する。 [続きを読む]
木食い虫が教えてくれること
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木食い虫が教えてくれること
2019.01.15UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 005] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
 2018年のドイツを中心とする中央ヨーロッパは、気候温暖化の影響で、記録的な干ばつと熱波に見舞われた。ドイツでは、この年の平均気温は10.5度と観測史上最高を記録し、晩春から秋にかけては雨が極端に少なく、10月になってもドイツの土壌の70%以上が干ばつ状態にあった。 [続きを読む]
生まれ育った土地への愛着は、たとえ一時、故郷を離れても、ふと気付いたときに、戻りたいと思う気持ちを心の中に残していく
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生まれ育った土地への愛着は、たとえ一時、故郷を離れても、ふと気付いたときに、戻りたいと思う気持ちを心の中に残していく
2018.12.18UP [自然を守る仕事 027]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 静岡のお茶は、宇治茶・狭山茶と並ぶ日本三大茶として知られる。中でも、駿遠地域と呼ばれる静岡県中・西部地域(川根本町、島田市、掛川市、菊川市、牧之原市)は、世界農業遺産として認定された「静岡の茶草場(ちゃくさば)農法」が点在するお茶処として近年注目を集めている。代表的な茶草場の一つ、茶文字の里・東山(掛川市東山)では、山の斜面に植栽された「茶」の文字が地域のランドマークになっている。 [続きを読む]
アナログのゲーム・パズルを楽しもう!!
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アナログのゲーム・パズルを楽しもう!!
2018.11.20UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 014] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 年末が近づいてきております。寒さが増してきておりますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?この5年?10年で、スマホ・パソコン・タブレットは、私達の日常生活に欠かせないものになりました。仕事・業務連絡だけでなく、家族・友人・知人とのコミュニケーション、ゲーム、ちょっとした待ち時間など、常に電子機器に囲まれている生活が当たり前になってきております。 [続きを読む]
ヤギのルネッサンス
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ヤギのルネッサンス
2018.09.25UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 004] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
 自給型の小さな農業が主流であった20世紀前半は、多くの南ドイツの農家はヤギを数頭飼って、そのミルクを自分で飲んでいた。しかし戦後、経済復興に伴い農業が合理化され、自給型から販売型へ転換すると、ヤギの頭数は激減した。農家は乳牛を増やし、ミルクを町の工房や工場に販売するようになった。 [続きを読む]
海や川の汚染 ~未来へ
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海や川の汚染 ~未来へ
2018.09.18UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 013] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 今年の夏は記録的な猛暑となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか?  今回は、海や川の環境問題について皆様と一緒に考えていきたいと思います。  海や川は、生命が誕生してから現在まで生物を守り、育ててくれるゆりかごの働きをしてくれます。海や川のおかげで地球規模の水循環も、炭素循環も、気候の安定も維持できています。 [続きを読む]
“てんげん”・“めんげん”って、何!??上乗せ・横出し・裾下げ…規制のいろいろ
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“てんげん”・“めんげん”って、何!??上乗せ・横出し・裾下げ…規制のいろいろ
2018.08.21UP [用語解説から読み解く環境問題 010] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 大気汚染や水質汚濁など、汚染物質の発生源は、“点源(てんげん)”・“面源(めんげん)”と呼ばれて区別されることがあります。点源(点汚染源)は、特定汚染源とも言われ、工場など特定の場所から汚染物質が排出されるような汚染源のことを言います。 [続きを読む]
昆虫を飼育するうえで、どんな場所に棲んでいて、どんな生活をしているか、現地での様子を見るのはすごく大事
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昆虫を飼育するうえで、どんな場所に棲んでいて、どんな生活をしているか、現地での様子を見るのはすごく大事
2018.06.19UP [自然を守る仕事 026]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 東武スカイツリーラインの竹の塚駅東口から徒歩約20分、国道4号線を越えてほどなく、足立区立元渕江(もとふちえ)公園の洋式エントランスが来園者を迎える。緑濃い園内を進み、平日の日中にもかかわらず多くの釣り人が糸を垂れる池の間を抜けていくと、突き当りに見えてくる金網ケージと建物が、腰塚祐介さんの職場、足立区生物園。 [続きを読む]
森林浴 Waldbaden
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森林浴 Waldbaden
2018.06.12UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 003] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
 ここ数年、ドイツで頻繁に見聞きする流行りの言葉がある。それは「Waldbaden(=森林浴)」。もともと、日本の林野庁により1982年に提唱された言葉がドイツ語に直訳され、新造語として使用されている。「森林の湯船に浸かる」という比喩的造語は、温泉とお風呂の文化がある日本ならではであるが、温泉スパの伝統があるドイツでも、すんなり馴染みやすい。 [続きを読む]
エコなロープマジック
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エコなロープマジック
2018.05.29UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 012] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 ようやく暖かい日が多くなり、外出しやすい時期になりました。しばらくぶりとなりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?少し前に大雪の影響で、ゴミが少し溜まってしまった時期がありました。私達が生活をするという事は、多くの場合において、廃棄物の発生を伴います。 [続きを読む]
廃屋に新しい生命を!
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廃屋に新しい生命を!
2018.03.27UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 002] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
環境首都で有名なドイツ南西部のフライブルク市近郊、シュヴァルツヴァルト(黒い森)の麓、氷河で削られてできたU字型の底広のドライザム谷に、人口約9700人のキルヒツァルテン(Kirchzarten)村がある。この村の商店街から300mほど離れた場所に、今年始め、新しい「村の中心」がオープンした。 [続きを読む]
一日中歩きながら網を振って捕まえた虫の種類を見ると、その土地の環境が浮かび上がってくる
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一日中歩きながら網を振って捕まえた虫の種類を見ると、その土地の環境が浮かび上がってくる
2018.02.27UP [自然を守る仕事 025]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 昆虫調査では、調査地内を歩きながら網を振って、さまざまな種類の昆虫を採集することで、調査地に生息している昆虫について調べる。虫捕り網を手にして、肩に虫籠を掛けながら、ヒラヒラと舞う蝶などを追いかける──そんな姿が思い浮かんだ方は、当たらずといえども遠からず。 [続きを読む]
冬を買う
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冬を買う
2018.01.23UP [ドイツ黒い森地方の地域創生と持続可能性 001] 池田 憲昭 さん池田 憲昭 さん
 今年は数年ぶりにホワイトクリスマスになりそうだ。私が住む南西ドイツ・シュヴァルツヴァルトは、標高1000m前後の山々が連なる地域。面積は長野県の3分の2くらいで、森林と牧草地がモザイク状に連なる牧歌的な風景が全体を覆う観光保養地である。 [続きを読む]
車から徒歩への一歩
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車から徒歩への一歩
2018.01.09UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 011] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 新年あけましておめでとうございます。寒さが一段と厳しくなってきましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?地球環境・科学・食育・健康をテーマとした、地球と暮らしについて考える「エコ・マジック」、本年もよろしくお願いいたします。さて、今回は、交通と環境、そして健康について考えてみたいと思います。 [続きを読む]
都市鉱山 使用済み小型家電?メダル
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都市鉱山 使用済み小型家電?メダル
2017.10.31UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 010] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 夏の暑さも和らぎ、秋が一段と深まってきて、涼しくなってきました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?環境と健康を、日常生活から意識している私としては、3年後の東京オリンピックが非常に楽しみです!!そんな東京オリンッピックに向けて、私達の使用済みの小型家電を有効活用して、メダルを作ろう!という取り組みが、環境省や自治体、企業から広がりを見せ始めています。 [続きを読む]
シロクマの笑顔
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シロクマの笑顔
2017.09.05UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 009] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 北極圏やヒマラヤなどの高山帯は、地球温暖化による平均気温の上昇率がとりわけ高く、影響が顕著に現れやすい環境といわれています。北極圏にしか生息していないホッキョクグマは、北極圏がこれ以上暖かくなると、生きていくことができません。北極圏では、この100年の間に平均気温が2℃以上も上がったと言われていますが、このような環境の激変は、当然、ホッキョクグマにも、さまざまな深刻な打撃を与えます。 [続きを読む]
スリップ、スラップ、スロップ&ラップが紫外線防除の原則
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スリップ、スラップ、スロップ&ラップが紫外線防除の原則
2017.07.04UP [用語解説から読み解く環境問題 009] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 紫外線が気になる季節になってきました。オゾン層の破壊によって増加する紫外線は、中波長のUV-B(280?320nm)で、エネルギー量は少ないものの、白内障や皮膚ガンの増加、皮膚免疫機能の低下や、植物に対する成長阻害、葉の色素の形成阻害など、人や生物の健康に多大な悪影響を及ぼすことが指摘されています。 [続きを読む]
「森林」と「砂漠」
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「森林」と「砂漠」
2017.06.20UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 008] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 皆様、ご無沙汰しております。エコマジシャン・ミヤモです。今回は、地球規模で起きている問題に関して皆様と一緒に考えていきたいと思います。春先に九州地方に出張に行ってきました。黄砂の影響で、やや息苦しく、マスクを、その日一日ずっと付けて行動しておりました。調べてみると中国内陸部の砂漠化が深刻化していることがわかりました。 [続きを読む]
携帯電話で金メダル
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携帯電話で金メダル
2017.04.25UP [用語解説から読み解く環境問題 008] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 オリンピック・パラリンピックといえば“参加することに意義がある”と言われますが、4年間の取り組みの成果がメダルとして結実することは選手にとっても、競技にとっても、そして応援する人たちにとっても大きな意味を持っています。そんな金・銀・銅のメダルを、家庭に眠る不要になった携帯電話等の [続きを読む]
衣類のリサイクル
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衣類のリサイクル
2017.03.21UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 007] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 衣類は、生活する上で欠かせませんが、製造の工程では多くの環境問題も生じています。綿花の生産現場では、古くから農薬の大量使用や開発途上国における児童労働問題などが問題視されて、オーガニックコットン(有機農法による綿花栽培)も広がりを見せています。 [続きを読む]
それぞれの目的をもった公園利用者に、少しでも自然に対する思いを広げ、かかわりを深くするためのきっかけづくりをめざす
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それぞれの目的をもった公園利用者に、少しでも自然に対する思いを広げ、かかわりを深くするためのきっかけづくりをめざす
2017.02.21UP [自然を守る仕事 024]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 小田原フラワーガーデンは、神奈川県西端の小田原西部丘陵の斜面に位置する敷地面積42,188m2の植物公園。メイン施設の「トロピカルドーム温室」には熱帯植物が茂り、公園面積の半分ほどを占める「渓流の梅林」では約200品種の花ウメが咲き誇る。 [続きを読む]
大切な水
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大切な水
2017.01.17UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 006] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 今回の「エコマジック」では、水そのものについて取り上げてみました。私自身、環境エコロジーに関して勉強を続けていく内に、私達が日々当たり前のように水を利用出来るという事は、非常にありがたい事なのだと感じるようになってきました。日本は世界的に見ても、水資源に恵まれている国の一つと言えます。 [続きを読む]
ワクワクの未来をイメージしよう
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ワクワクの未来をイメージしよう
2016.12.13UP [知って感じる映画 006] 原田 麻里子 さん原田 麻里子 さん
 環境がテーマの映画、特にドキュメンタリー映画って、どうしても観る人が限定されちゃいますよね。そんななかでも、登場人物がメジャー級だとやっぱり注目度は上がるし、関心を持ってもらうには有効な手段です。 [続きを読む]
紙の再利用
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紙の再利用
2016.12.06UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 005] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 秋が深まり、寒い日が多くなってきております。今回のエコ・マジックは、森林資源である使用済みの紙を用いた物です。その前に地球上の森林に関して調べてみました。 [続きを読む]
生物多様性
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生物多様性
2016.09.21UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 004] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
暑い日が続いています。野生動物たちにとっても暑く苦しい夏になってきているのでしょうか…。 さて、今回は「生物多様性」について考えてみたいと思います。「生物多様性」という言葉は、わかりやすく一言で言うと、生き物や動物と人間とのつながりを意味します。 [続きを読む]
とことん遊びを追及しているからこそ、自信をもって製品をおすすめすることができる
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とことん遊びを追及しているからこそ、自信をもって製品をおすすめすることができる
2016.08.30UP [自然を守る仕事 023]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
パタゴニア(patagonia)は、アウトドア衣料品の製造・販売を手掛けるアメリカ発祥のメーカー。日本国内でも、北は北海道から南は福岡まで22店舗を展開している。ブランド及び会社の名称となっている「パタゴニア」は、地の果てにある未開の地をイメージして、南米大陸の最南端にあるアルゼンチンとチリにまたがる原生的自然の残る地域の名前からとった。 [続きを読む]
光合成
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光合成
2016.07.12UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 003] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
光合成とは、一般的には炭素源としての二酸化炭素と水を用い光エネルギーにより、糖と酸素を生成する酸素発生型光合成のことです。無機物である二酸化炭素と水から有機物である糖を生成できる生物は、植物や藍藻(シアノバクテリア)など好気的光独立栄養生物のみであることから、この反応による生産を第1次生産と呼び、これ以外の動物など好気的従属栄養生物を支えています。 [続きを読む]
草玩具を作って、遊ぶ
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草玩具を作って、遊ぶ
2016.06.07UP [本やウェブでエコを知る 005] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 雨の多い季節になってきました。草木も、雨に濡れてより一層みずみずしさを増すようです。そんな道端や草原の草を使った遊びの一つに「草玩具」づくりがあります。子どもの頃に、ササの葉を千切って草笛にしたり、シロツメグサ(クローバー)やレンゲを編んだ花の冠を作ったりした経験を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、そんな草を使った玩具遊びをテーマにした本などを紹介したいと思います。 [続きを読む]
再生可能エネルギーへの期待
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再生可能エネルギーへの期待
2016.05.17UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 002] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
「再生可能エネルギー」は、資源枯渇の心配もなく、有害物質の排出もほとんどありません。未来の地球環境を考える上で、私・ミヤモは大いに注目しています。最近は、ソーラーパネルを目にする機会も多くなりました。その他の再生可能エネルギーの普及と活用も大切です。個人的には、特に洋上風力発電の発展に期待しています。陸上設置による生態系や健康への悪影響を防ぎ、上手に活用することで、クリーンなエネルギーとして、将来有望と思われます。しかしながら、それぞれにメリット・デメリットもあります。 [続きを読む]
よい・悪いだけでは切り分けられない“間”の大切さを受け入れる心の器は、幼少期の自然体験によって育まれる
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よい・悪いだけでは切り分けられない“間”の大切さを受け入れる心の器は、幼少期の自然体験によって育まれる
2016.05.10UP [自然を守る仕事 022]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
宮城県気仙沼市の中心市街地から海沿いの湾曲した道を進むと、所々にコンクリート基礎だけを残して更地になった土地が目に入る。至るところで新しい道路や防潮堤の建設工事が進み、法面の土肌が露出する高台には今まさに建築中の家屋も見られる。海沿いの道路脇には、プレハブの工事現場事務所が建ち並ぶ。2011年3月11日、三陸地方に押し寄せた東日本大震災の大津波は、気仙沼周辺にも大きな被害をもたらした。5年の月日が経った今なお、復旧・復興はようやく緒に就いたばかりの状況にある。 [続きを読む]
国立公園の保護方策
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国立公園の保護方策
2016.04.19UP [用語解説から読み解く環境問題 007] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 先日、やんばる地域(沖縄島北部)の国立公園指定についてパブリックコメントが実施されました(平成28年2月27日(土)?3月27日(日))。やんばる地域は、沖縄島北部に広がる国内最大級の亜熱帯照葉樹林で、琉球列島の形成過程を反映して形成された島々の地史を背景にヤンバルクイナなど多種多様な固有動植物及び希少動植物が生息・生育するほか、石灰岩の海食崖やカルスト地形、マングローブ林など多様な自然環境が特徴となっている地域です。 [続きを読む]
エコ・マジックって何?
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エコ・マジックって何?
2016.04.05UP [地球と暮らしについて考えるエコ・マジック 001] エコ・マジシャン ミヤモエコ・マジシャン ミヤモ
 2010年、猛暑の夏は連日気温35度を超える日が続き、プロマジシャンとして重たい機材を運びながら、「地球がおかしくなっている、地球温暖化がどんどん進んでいるぞ!」と、ふと思いました。そんな時、東急ハンズで買い物をしていると、荷物が商品棚の地球儀を引っ掛けてしまいました。コロコロと私のところに転がってきた地球儀を拾い上げた瞬間に、スっとインスピレーションが湧いてきたのです。「プロマジシャンという職業的観点から、環境(エコロジー)とマジックを組み合わせたら何か面白いものが出来るのではないか!?」 [続きを読む]
野生動物を守るため、人にアプローチする仕事を選ぶ
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野生動物を守るため、人にアプローチする仕事を選ぶ
2016.02.09UP [自然を守る仕事 021]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
「ここの調査区では、幅200メートル・奥行き400メートルほどの中に数十か所の罠を設置しています。対象となる動物の種類によって生態は異なりますし、同じ種類でも森の中と住宅地の近くにいる場合などでは同じように設置した罠でも捕獲状況は変わってきます。個体ごとに異なる行動をすることもありますから、どんな罠が適しているかは一概に言えません。現場に来て、実際に周辺環境や被害状況を確認しながらさまざまなパターンの罠を作って試しているところです」 [続きを読む]
もっとも身近な、ごみの処理から環境に取り組む
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もっとも身近な、ごみの処理から環境に取り組む
2015.11.10UP [自然を守る仕事 020]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 東京ディズニーリゾート(TDR)の玄関口に当たるJR舞浜駅(京葉線・武蔵野線)に降り立つと、辺りは丸い耳の帽子を被ったカップルや親子連れなど夢の国に集う人たちの喧騒に包まれる。特に、駅南口はTDRと直結し、駅舎のデザインや駅員の制服も、夢の国をイメージさせる独特の雰囲気を醸し出している。 [続きを読む]
傘と要石
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傘と要石
2015.07.24UP [用語解説から読み解く環境問題 006] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 雨の日にかかせないものは、そう、傘ですね。その「傘」に喩えて表現される中の一つに、「アンブレラ種」という保全生態学の概念があります。  個体群維持のために、エサの量など一定の条件が満たされる広い生息地(または面積)が必要な種のことを指します。地域の生態ピラミッドの最高位に位置する消費者のことです。 [続きを読む]
地域の人たちの力を借りながら一から作り上げる自然学校で日々奮闘
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地域の人たちの力を借りながら一から作り上げる自然学校で日々奮闘
2015.06.23UP [自然を守る仕事 019]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 この4月(2015年4月)に開校したばかりの「高尾の森自然学校」は、八王子市川町(かわまち)にある東京都所有の山林(約26.5ha)を舞台に、自然環境保護・保全と環境学習に取り組む、一般財団法人セブン-イレブン記念財団と東京都の協働事業。その運営資金は、日本全国に1万4千店あるセブン-イレブンの店頭に置かれた募金箱に寄せられる店頭募金と、セブン-イレブン本部からのマッチングギフトによってまかなわれている。 [続きを読む]
新刊3点のご紹介 ─H教授、TOKYOみどりマガジン、緑のマップ・プロジェクト
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新刊3点のご紹介 ─H教授、TOKYOみどりマガジン、緑のマップ・プロジェクト
2015.04.07UP [本やウェブでエコを知る 004] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 環境の書籍等が数多く発行されていますが、最近発行された中から、当機構との縁浅からぬものをいくつかご紹介したいと思います。関連情報と併せてご紹介しますので、ぜひご覧ください。 [続きを読む]
木を伐り、チップ堆肥を作って自然に返す
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木を伐り、チップ堆肥を作って自然に返す
2015.03.31UP [自然を守る仕事 018]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 世田谷区弦巻にある常在寺は、永正3年(1506年)に創建した日蓮宗の寺院。この日、東急世田谷線の世田谷駅から徒歩約7分に立地するこの寺の山門のすぐ脇に立つ大きなケヤキの木の伐採作業が行われていると聞いて、現地を訪ねた。 [続きを読む]
花咲かじいさんの灰
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花咲かじいさんの灰
2015.03.24UP [用語解説から読み解く環境問題 005] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 桜の開花前線の予想が発表され、各地でつぼみがほころびかける季節になってきました。昔話『花咲かじいさん』で、正直じいさんが灰を撒いてサクラの花を満開にしたのは有名な話ですが、ヨーロッパでは湖の蘇生や森林の再生を目的に石灰の散布が行われました。これ、実話。 [続きを読む]
田舎暮らしにあこがれる人は観るべし
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田舎暮らしにあこがれる人は観るべし
2015.02.03UP [知って感じる映画 005] 原田 麻里子 さん原田 麻里子 さん
 昨年夏公開の「リトル・フォレスト夏・秋」の続編であり完結編となる「リトル・フォレスト冬・春」が、2月14日に公開されます。“一度は街に出たものの自分の居場所を見つけることができず、故郷に戻ってきたいち子が、東北の美しくも厳しい自然に囲まれた自給自足の生活を通じて、自らを見つめ直していく”というストーリー。後編となる「冬・春」では、いち子が高校生のときに突然いなくなった母との関係や、いち子が故郷に戻ってきたいきさつなども織り交ぜながら、話が展開していきます。 [続きを読む]
見えないことを伝え、ともに環境を守るための方法を見出すのが、都会でできる環境教育
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見えないことを伝え、ともに環境を守るための方法を見出すのが、都会でできる環境教育
2014.12.19UP [自然を守る仕事 017]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 『がすてなーに ガスの科学館』は、小学生を中心とした校外学習施設として、また東京ガス株式会社の事業を伝える企業PR館として、2006年6月に旧ガスの科学館から場所を移して開館した。東京メトロ有楽町線「豊洲駅」から徒歩6分とよりアクセスしやすくなり、団体だけでなく、個人や家族連れでも予約なしで入館できる。 [続きを読む]
“今日よりいいアースへの学び”を考える ?DESDの最終年を迎え
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“今日よりいいアースへの学び”を考える ?DESDの最終年を迎え
2014.10.07UP [用語解説から読み解く環境問題 004] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 今年11月、愛知県名古屋市で持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議が予定されています。「国連持続可能な開発のための教育の10年(DESD)」の最終年を迎える節目の年に開催する、国内外の閣僚級を含む1,000人規模の会議で、ここ10年間の活動をふりかえり、2014年以降の方策についての議論を予定しています。 [続きを読む]
暮らしとはこんなにも生命にあふれているのだ!!
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暮らしとはこんなにも生命にあふれているのだ!!
2014.08.26UP [知って感じる映画 004] 原田 麻里子 さん原田 麻里子 さん
 実に4年ぶりの映画紹介コーナーとなりました。ご紹介するのは、8月30日に全国公開される『リトル・フォレスト夏・秋』です。  一度は都会に出たものの、自分の居場所を見つけることができず、東北の山間の小さな村落・小森に帰ってきた“いち子”の生活を、「食べる」を通じて綴ったこの作品は、フィクションなのにドキュメンタリーのような、不思議な魅力の映画です。 [続きを読む]
ラスカルたちの逃亡劇
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ラスカルたちの逃亡劇
2014.08.19UP [用語解説から読み解く環境問題 003] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 今年(2014年)の春先、井の頭公園の水が抜かれ、池底が姿を現しました。池の中からは230台以上の自転車が引き上げられるなど、マスコミにも大きく報道され、注目されたのも記憶に新しいところです。この水抜きは“かいぼり”と呼ばれる管理手法で、2017年の開園100周年に向けた水質改善および外来生物の駆除を目的に実施されたものです。 [続きを読む]
学生の頃に抱いた“自然の素晴らしさを伝えたい”という夢は叶い、この先はより大きなくくりの夢を描いていくタイミングにきている
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学生の頃に抱いた“自然の素晴らしさを伝えたい”という夢は叶い、この先はより大きなくくりの夢を描いていくタイミングにきている
2014.08.05UP [自然を守る仕事 016]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 都営地下鉄大江戸線の光が丘駅から徒歩約5分、いちょう並木を抜けると総面積60haを超える広大な面積の都立光が丘公園に入る。けやき広場を抜けると、左側に見える平屋の建物が公園管理所。その先を左に折れて少し進むと、右手にバードサンクチュアリの入り口が見えてくる。 [続きを読む]
ウナギが食べられなくなる!?
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ウナギが食べられなくなる!?
2014.07.08UP [用語解説から読み解く環境問題 002] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 去る6月12日、土用の鰻でなじみ深い「ニホンウナギ」が国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト改訂版に掲載され、「すわ!ウナギが食べられなくなる!?」と大きな話題になりました。  カテゴリーは、絶滅危惧IB類(EN)。“近い将来における野生での絶滅の危険性が高い”と評価されたわけです。生息地の損失や海洋汚染などに加え、過剰捕獲も原因の一つにあげられています。ただちに食べたり販売したりすることが禁止されるわけではありませんが、今後、国際取引が制限される可能性も出てきました。 [続きを読む]
午後2時半の怪奇!?
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午後2時半の怪奇!?
2014.03.25UP [用語解説から読み解く環境問題 001] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 2013年春先以来、中国の広い範囲で「PM2.5」(微小粒子状物質)を主たる汚染物質する甚大な大気汚染が大きく報道されています。日本でも各地で環境基準を超えるPM2.5が観測され、大きく報道されたことはまだ記憶に新しいところです。当時、一般的な認知がそれほど高くはなかった「PM2.5」という未知の物質に対する不安が、この年の流行語になるほどの過熱状況を呈する原因になったといえます。当EICネットでも、2013年1月から2月にかけて「PM2.5」をキーワードにする突出したアクセス集中が見られ、注目度の高さが窺えました。 [続きを読む]
クリエイティブ・リユースの視点から考察する、パッケージクラフト&モクセイダーズの趣き
ジャンル:学ぶ
クリエイティブ・リユースの視点から考察する、パッケージクラフト&モクセイダーズの趣き
2014.02.25UP [本やウェブでエコを知る 003] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 “リサイクル工作”や“空き箱クラフト”と聞いて、どんなイメージをお持ちになるだろうか。魅力あふれる創造性豊かな作品をイメージするよりも、どこか安っぽく垢抜けないデザインのやっつけ工作をイメージするという人も少なくはないのではないだろうか。自らの発意で作るのならともかく、押し付けられた課題として取り組む工作では、できあがった作品に対する愛着がそれほど芽生えてこないとしても不思議ではない。せっかくリサイクル素材を使った意義ある取り組みも、そのねらいが十分に伝わることなく、こなすだけに終わっていくケースもあるかもしれない。まして、工作素材を集めるために必要もない商品を購入することがあるとすると、本末転倒にもなりかねない。 [続きを読む]
人の営みによって形づくられた里山公園で、地域の自然や文化を伝える
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人の営みによって形づくられた里山公園で、地域の自然や文化を伝える
2014.02.18UP [自然を守る仕事 015]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 JR五日市線の終点、武蔵五日市駅から路線バスに乗って約10分、歩いても25分ほどの丘陵地帯に位置する都立小峰公園は、秋川丘陵の代表的な里山風景・景観・動植物を楽しむことのできる“多摩の里山見本園”だ。その入り口にあって観光客や登山客の拠点施設となるのが、小峰ビジターセンター。公園内外の自然情報や地域の文化を発信している。村上蕗子さんが、同ビジターセンターのレンジャーとして常駐するようになって、この春でちょうど丸4年を迎える。 [続きを読む]
自分の進みたい道と少しかけ離れているようなことでも、こだわらずにやってみれば、その経験が後々活きてくることがある
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自分の進みたい道と少しかけ離れているようなことでも、こだわらずにやってみれば、その経験が後々活きてくることがある
2013.12.03UP [自然を守る仕事 014]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 事故などに遭って怪我をした野生動物の治療後のケアや野生復帰に向けた訓練などを行うリハビリテーターという職業がある。いわば野生動物を野生に復帰させるためのケアを実践する仕事である。中でも、野生状態のものは日本では北海道でしか見られないオオワシ・オジロワシやシマフクロウなどの希少猛禽類を専門に扱っているのが、環境省釧路湿原野生生物保護センターを拠点とする猛禽類医学研究所。 [続きを読む]
生き物と触れ合う実体験を持てなかったことが苦手意識を生んでいるのなら、知って・触って・感じてもらうことが克服のキーになる
ジャンル:学ぶ
生き物と触れ合う実体験を持てなかったことが苦手意識を生んでいるのなら、知って・触って・感じてもらうことが克服のキーになる
2013.10.01UP [自然を守る仕事 013]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 “天下の険”と謳われる箱根の山。山の上で湖水を湛える芦ノ湖畔に建つ「箱根ビジターセンター」が、今回の主人公・須田淳さんの職場。同センターは、富士箱根伊豆国立公園・箱根地域を訪れる人たちに、公園内の自然情報をわかりやすく展示・解説し、箱根を散策する際の出発点になることを目的とした拠点施設だ。ビジターセンターを運営する自然公園財団箱根支部では、この他、箱根地域の調査研究とそれを踏まえた保全活動(例えば、オオハンゴソウなどの外来生物の駆除や、希少動植物の保護活動など)や普及啓発、また観察会やハイキングイベントなどの企画・運営、100名近くいるパークボランティアの活動支援など、多岐にわたる業務を9人いるスタッフで担っている。 [続きを読む]
児童書の世界を楽しむ、ものがたりライブとおもちゃの話
ジャンル:学ぶ
児童書の世界を楽しむ、ものがたりライブとおもちゃの話
2013.08.27UP [本やウェブでエコを知る 002] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
 この夏、小淵沢の「なぞなぞ工房」を訪れた。『用寛さん』『青空晴之助』などの子供講談シリーズや『あなたも名探偵』シリーズといった児童書作家として知られ、近年はストーリーテラーとして活躍の場を広げている杉山亮さんの自宅書斎で開催する「ものがたりライブ」に参加するためだ。8月1日から31日までのほぼ毎日、午後1時および午後2時半に開始する1回約40分のトークイベント。うち11日間は、夜8時から始まる「夏のおばけ話ライブ」も実施されている。 [続きを読む]
感動やショックが訪れた瞬間に起こる化学変化が、人を変える力になる
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感動やショックが訪れた瞬間に起こる化学変化が、人を変える力になる
2013.06.04UP [自然を守る仕事 012]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
富士山の西麓、柚野という美しい里山に30年の歴史を持つ「ホールアース自然学校」の富士山本校がある。『1人1人が「人・自然・地域が共生する暮らし」の実践を通じて、感謝の気持ちと誇りをもって生きている。』そんな社会を目指して、約40名のスタッフが活動する老舗の自然学校である。その富士山本校から車で30分。富士山の真西に位置する、知る人ぞ知る湖「田貫湖」。この地に環境省が進める自然学校の第1号として2000年7月に開設した「田貫湖ふれあい自然塾」がある。2階建ての自然体験ハウスを中心に、さまざまな遊びや学びが体験できる施設だ。 [続きを読む]
生物多様性を軸にした科学的管理と、多様な主体による意志決定を求めて
ジャンル:学ぶ
生物多様性を軸にした科学的管理と、多様な主体による意志決定を求めて
2013.01.29UP [自然を守る仕事 011]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 日本自然保護協会(通称NACS-J)は、日本の自然環境系NGOの草分けとして知られる。開発による自然環境破壊や影響を回避したり軽減したりするための運動や政策提言、そのベースになる調査・研究、また地域や日本社会全体の理解や世論を高めることにつながる環境教育の取り組みなど、多岐に渡る活動を古くから続けてきた日本屈指の老舗自然保護団体の一つだ。 [続きを読む]
もっとも身近な自然である公園で、自然を守りながら利用できるような設計を模索していく
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もっとも身近な自然である公園で、自然を守りながら利用できるような設計を模索していく
2012.11.13UP [自然を守る仕事 010]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
前回紹介した亀山明子さんと同じ(株)ランズ設計研究所に務める甲山隆之さんは、野生生物調査を専門にしている。元は植物が専門だったが、今や猛禽類や昆虫など生き物全般の調査業務に携わる。同社は主に都市公園の計画づくりを行う建設コンサルタント会社だが、職務内容によって大きく分類すると、公園等の設計方針や計画内容を決める「計画班」と、計画に基づいて図面を引いたりする「設計班」の2つに分けられる。 [続きを読む]
ゼネラリストのスペシャリストをめざして
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ゼネラリストのスペシャリストをめざして
2012.10.02UP [自然を守る仕事 009]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 近年、行政の計画づくりや意思決定の場面で、施策の対象である地域住民の意見や意向を幅広く求める情報交換や意思形成のプロセスが重視されている。いわゆる住民参加の計画づくりだ。公園づくりでも、新設公園はもちろん既設公園の再整備などにおける整備方針や計画の策定プロセスで、いかに地域の関係団体や住民の意見や意向を反映させるか工夫を凝らすケースが多くなっている。 [続きを読む]
“個”の犠牲の上に、“多”を選択
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“個”の犠牲の上に、“多”を選択
2012.07.17UP [自然を守る仕事 008]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
「野生動物の調査は、食痕や糞などを探しながら、その行動範囲や素行を調べるんです。ときには捕獲して腹の中を捌いたり、機械をくくりつけて放して行動範囲を調べたりすることもあります。いわば野生動物を相手にした“探偵業”なんて説明をすることもあります。人間相手の場合と違って、彼らは言葉を持っていないから直接彼らの声を聴くことなどはできませんが、いろんな痕跡を見つけて丹念に調べていって、その生活を暴いていくわけです」 [続きを読む]
自然を守るには、身近な生活の環境やスタイルを変えていく必要がある
ジャンル:学ぶ
自然を守るには、身近な生活の環境やスタイルを変えていく必要がある
2012.05.08UP [自然を守る仕事 007]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
千葉県は、日本の酪農発祥の地で、現在でも乳牛の飼養頭数は全国第3位。なかでも銚子市は県内随一の“畜産のまち”で、特に酪農ではなく肉牛生産が盛ん。“畜産のまち”は、反面として家畜糞尿の処理に悩まされてきた歴史がある。 [続きを読む]
卒業研究を通して学ぶこと
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卒業研究を通して学ぶこと
2012.03.13UP [大学で学ぶエコ・2  008] 栗栖 聖 さん栗栖 聖 さん
大学生になって初めて自分ひとりで研究というものに取り組み始めるのが、卒業研究ではないでしょうか。都市環境工学コースでは4年生の5月に各研究室からテーマが提示され、そのなかから自分の興味あるものを選び、所属研究室を決定します。 [続きを読む]
国際会議で発表する!
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国際会議で発表する!
2011.12.06UP [大学で学ぶエコ・2  007] 栗栖 聖 さん栗栖 聖 さん
10月2日から6日まで、東京国際フォーラムで、IWA-アジア太平洋地域(ASPIRE: Asia Pacific Region Grouping)会議が開かれました。水分野ではアジア太平洋地域の主要な国際会議で、政府、学会、事業体、産業界など、水に関わるあらゆるセクターからの専門家が一堂に会し、さまざまなワークショップや発表が行われました。 [続きを読む]
人間の営みの犠牲になっている野生動物にも目を向けてほしい
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人間の営みの犠牲になっている野生動物にも目を向けてほしい
2011.11.29UP [自然を守る仕事 006]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 海難事故で海に流れ出した油は、周囲の環境を汚染するだけでなく、そこで生息する野生鳥獣たちの命をも大きく脅かす。  「水鳥たちは羽が油にまみれると寒さに耐えることができなくなり、餌を取ることもできず水際に打ち上げられてきます。瀕死の状態で運び込まれてくる水鳥を救うには、迅速かつ的確な救護技術が必要です」 [続きを読む]
演習で基礎と応用力をつける
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演習で基礎と応用力をつける
2011.09.20UP [大学で学ぶエコ・2  006] 栗栖 聖 さん栗栖 聖 さん
大学教員には、大学と大学院両方の講義を受け持っている教員が多くいます。私もその例にもれず、大学の都市工学科と大学院の都市工学専攻を担当しています。そのうち、都市工学科の必修科目となっているのが演習です。 [続きを読む]
国際社会の環境リーダーを目指して
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国際社会の環境リーダーを目指して
2011.07.19UP [大学で学ぶエコ・2  005] 栗栖 聖 さん栗栖 聖 さん
アジア環境リーダー育成プログラム(APIEL : Asian Program for Incubation of Environmental Leaders)は、21世紀の地球環境問題の解決に積極的に貢献する環境リーダーを育てるために、2008年に東京大学で誕生しました。プログラムを修了すると、環境リーダー認定証「Certificate of International Environmental Leadership」が授与されます。 [続きを読む]
葉っぱと大気汚染
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葉っぱと大気汚染
2011.06.07UP [大学で学ぶエコ・2  004] 栗栖 聖 さん栗栖 聖 さん
車の排ガスに含まれるさまざまな大気汚染物質。そのうち窒素酸化物や硫黄酸化物、浮遊粒子状物質などについては、環境基準が定められています。それ以外の微量な大気汚染物質についても研究が進められていて、博士3年の山下さんは、多環芳香族炭化水素類(PAHs)に着目しています。 [続きを読む]
日本の森林を守り育てるために、今できること
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日本の森林を守り育てるために、今できること
2011.05.24UP [自然を守る仕事 005]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
日本の森林整備の中心的な役割を果たしているのが、全国各地に約690存在している森林組合である。千葉孝之さんが働く那須町森林組合(栃木県那須郡那須町)もそのひとつ。町の南東部に広がる約6000ヘクタールの森林を管理しているが、そのほとんどは戦後すぐに植林されたスギやヒノキの人工林だ。 [続きを読む]
環境にやさしい行動していますか?
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環境にやさしい行動していますか?
2011.03.15UP [大学で学ぶエコ・2  003] 栗栖 聖 さん栗栖 聖 さん
 皆さんは日々の生活の中で、どれくらい環境に優しい行動をとっていますか? 例えば、買い物に行く時はマイバッグを必ず持っていきますか。使わない電気は消すようにしていますか。なるべく車は使わず歩くようにしていますか。 [続きを読む]
ベトナムからの留学生タオさん
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ベトナムからの留学生タオさん
2011.01.04UP [大学で学ぶエコ・2  002] 栗栖 聖 さん栗栖 聖 さん
3年前にベトナムから日本にやってきた留学生のタオさんは、博士号を無事取得して、9月27日に卒業式を迎えました。 [続きを読む]
“流域”という視点から、人と川との関係を考える
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“流域”という視点から、人と川との関係を考える
2010.12.14UP [自然を守る仕事 004]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
 東京都町田市北部の丘陵地帯を源流に、川崎市や横浜市を通って東京湾へと注ぎ込む一級河川・鶴見川。動物のバクの形にも似た235平方キロメートルに及ぶ流域に188万人もの人々が暮らす、典型的な都市河川である。 [続きを読む]
夏のイベント・院生合宿
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夏のイベント・院生合宿
2010.10.20UP [大学で学ぶエコ・2  001] 栗栖 聖 さん栗栖 聖 さん
大学院の夏学期は、4月に始まって7月末に行われるジュリーで終わります。ジュリーというのは聞きなれない言葉ですが、英語でJuryと書き、「審査会」という意味です。我々の在籍している大学院では、毎年7月と2月の学期末にジュリーを行います。 [続きを読む]
生きものの現状を明らかにする調査は、自然を守るための第一歩
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生きものの現状を明らかにする調査は、自然を守るための第一歩
2010.08.03UP [自然を守る仕事 003]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
道路やダム、発電所などの開発事業が行われるとき、それが周辺環境にどのような影響を及ぼすかを事前に調査することが、事業者側には義務づけられている。「いわゆる環境アセスメントですね。うちの会社ではその中の生物調査を請け負っていて、僕は植物の調査を担当しています。開発予定地へ出かけ、植物相や植生を詳しく調べるのが主な仕事です」 [続きを読む]
沈みゆく場所、失われる記憶
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沈みゆく場所、失われる記憶
2010.07.06UP [知って感じる映画 003] 原田 麻里子 さん原田 麻里子 さん
地図の上にある島や街がなくなってしまったら、それはいつまで、人々の脳裏に記憶として残るのでしょう。今なら、ビデオや写真をデータにして残すということも考えられるけれど、やはり、現実に目の前に存在しなければ、記憶が“歴史”になるのにそれほど時間はかからないのではないでしょうか。 [続きを読む]
人間と生き物が共に暮らせるまちづくりを都会から広げていきたい
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人間と生き物が共に暮らせるまちづくりを都会から広げていきたい
2010.05.11UP [自然を守る仕事 002]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
ビオトープとは、鳥や昆虫、植物など多様な生き物が暮らすために必要な条件がそろった場所のこと。決して人工的なものだけではなく、現存する自然環境に対しても適用する考え方。 [続きを読む]
虫の目線で世界を見てみると
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虫の目線で世界を見てみると
2010.04.27UP [知って感じる映画 002] 原田 麻里子 さん原田 麻里子 さん
大人は子どもと話すときによく、子どもに気持ちを添わせるという意味も込めて、しゃがみ込んで目線を合わせるますね。そんな時、周りをちょっと見回してみてください。 [続きを読む]
卒業研究は大変だけど、大切なものを得る体験である
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卒業研究は大変だけど、大切なものを得る体験である
2010.03.23UP [大学で学ぶエコ 006] 小林 朋道 さん小林 朋道 さん
ゼミの時間は、2年の後期からはじまる。ゼミとは、少人数でより専門的な内容を自ら研究し、発表・討論を行う形式の授業で、週に1コマ(90分)の時間が割り当てられている。 [続きを読む]
身近にある自然の魅力や大切さをひとりでも多くの人に伝えたい
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身近にある自然の魅力や大切さをひとりでも多くの人に伝えたい
2010.02.23UP [自然を守る仕事 001]  学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校 学校法人東京環境工科学園 東京環境工科専門学校
JR埼京線の赤羽駅から歩いて15分、住宅街の中にある「北区立清水坂公園」は、武蔵野台地の崖地を利用して作られた都市公園だ。高低差のある敷地には広大な芝生広場やローラー滑り台、じゃぶじゃぶ池などが整備されており [続きを読む]
サークル活動を通して環境問題を学ぶ
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サークル活動を通して環境問題を学ぶ
2010.01.19UP [大学で学ぶエコ 005] 小林 朋道 さん小林 朋道 さん
現在、鳥取環境大学で、部員数が多く、特に活発に活動している学生サークルの中に、ヤギ部とTUES村がある。前者は、ヤギの飼育を行い、除草作業や動物とのふれあいを目的とした地域イベントへのヤギ貸し出しなどを通して環境問題とかかわるサークルである。 [続きを読む]
教員を補助する形の環境調査も、また、得るところがあるのでは
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教員を補助する形の環境調査も、また、得るところがあるのでは
2009.11.10UP [大学で学ぶエコ 004] 小林 朋道 さん小林 朋道 さん
本学には持続可能な社会や生態系の構築・保全を目指した研究を行う「サステナビリティー研究所」がある。ここでの課題研究の一つとして、現在、「中国山地の麓にある芦津地区と提携し、豊かな森林を、学術的調査研究や自然資源の発掘のフィールドにする試み」を展開しているのだが、その研究への学生の参加について少しお話しさせいただきたい。 [続きを読む]
行動すれば変えられる
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行動すれば変えられる
2009.09.08UP [大学で学ぶエコ 003] 小林 朋道 さん小林 朋道 さん
鳥取環境大学では、1,2年生を対象にして「プロジェクト研究」という授業を行なっている。教員が、それぞれテーマをかかげ、学生が、その中からやりたいテーマを選び、教員のサポートを受けながら、自発的に追求していく、という内容である。 [続きを読む]
エコネとエコタの本棚から(No.1)
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エコネとエコタの本棚から(No.1)
2009.08.25UP [本やウェブでエコを知る 001] エコナビ 編集部エコナビ 編集部
夏休みも残りわずかですが、いかがお過ごしですか?親子でいろい ろなことにチャレンジしてみたいと思いながら、なかなか外に出かける時間がないこと もあります。そこで、今回の「エコネとエコタの本棚」では、ご自宅でも、親子で楽し めそうな2冊をご紹介したいと思います。 [続きを読む]
フィールドに出よう
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フィールドに出よう
2009.07.14UP [大学で学ぶエコ 002] 小林 朋道 さん小林 朋道 さん
鳥取環境大学の環境マネジメント学科では、1年生の授業として、毎週月曜日の午後、全教員が担当する「フィールドスタディー」を行なっている。 今回は、そのうちのひとつについて紹介させていただきたい(その実習をめぐって、今日、実にうれしい出来事があったのだ。その内容は後ほど)。 [続きを読む]
食べること、やっぱり基本です
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食べること、やっぱり基本です
2009.06.30UP [知って感じる映画 001] 原田 麻里子 さん原田 麻里子 さん
ここ数年、食をテーマにした映画の公開が続いています。狂牛病にはじまり食品偽装、食品への農薬混入事件などなど、相次ぐ事件によって、安全で安心な食への関心が一気に高まったからでしょう。 [続きを読む]
自分自身の環境学をつくること
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自分自身の環境学をつくること
2009.06.01UP [大学で学ぶエコ 001] 小林 朋道 さん小林 朋道 さん
今年度のはじめ、私は、鳥取環境大学の新しい学科(環境マネジメント学科)の学科長として、新入生を前に挨拶をした。「環境マネジメント学科へようこそ」からはじまり、ギャグが何度かすべり、なんとか話の締め“私からの皆さんへの希望”までたどりついた。“皆さんへの希望”では主に2つのことを話した。 [続きを読む]

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