
1世帯が1年間で排出するCO2の量の24%を占めているものとは?
ヒント:台所やお風呂で使います
給湯
暖房、冷房、給湯、台所用コンロ、照明・家電製品等という5つの用途に分けて、それぞれがどのぐらいの割合を占めているのかをみてみると、給湯が照明・家電製品等に次いで2番目に多く、家庭からのCO2排出量の大きな部分を占めています。
【図1】2023年度の世帯当たり年間CO2排出量の内訳(用途別)
※四捨五入のため、合計が100%にならない場合があります。
浴槽に湯をはる・シャワーだけで済ませる、どちらが省エネ?
シャワーだけで済ませる
エネルギー消費の観点で言えば、浴槽に湯をはるよりもシャワーだけで済ませる方が、省エネになる傾向があります。浴槽に湯をはる時も、頭や身体を洗う際にはシャワーを使いますので、シャワーだけで済ます場合よりもエネルギー消費量は増えがちです。
高効率給湯器のひとつとして国や行政も強く普及を後押ししている給湯設備は何?
ヒント:エアコンと同様の原理。○○ヒートポンプ給湯機(漢字でお答えください)
電気ヒートポンプ給湯機
電気ヒートポンプ給湯機は、空気中にある熱を利用してお湯を沸かす、エアコンと同様の原理の給湯機で、従来の給湯器に比べてエネルギー効率が非常に高く、エネルギー消費量を大きく減らすことができると言われています。しかし、設備の価格が高いこと、設備が大きく重いこと等の理由から、集合住宅、特に既築物件に導入することが非常に困難です。
戸建住宅・集合住宅ともに普及している給湯設備は何?(2023年度)
ヒント:○○給湯器(カタカナでお答えください)
ガス給湯器
ガス給湯器は長年、集合住宅の開発および普及と歩調を合わせて進化してきたため、集合住宅への適合水準が非常に高く、コンパクトにすっきりと設置されており、他の給湯設備への置き換えは困難です。一方で、これからの脱炭素社会の実現に向けては、集合住宅の給湯設備にも、更なる高効率化・低炭素化のための対策が求められています。
高効率の給湯設備にして、お湯の値段が下がったことで、不必要に使ってしまうことを何という?
ヒント:ダイエットの際も同じ現象が起きます。
リバウンド
給湯設備の効率が上がるということは、お湯を沸かすのに必要なエネルギー消費量が減って、お湯の値段が安くなることに繋がります。しかし、お湯の値段が安くなれば、その分だけお湯をたくさん使うことになりやすいです。場合によっては不必要な消費をしてしまうかもしれません。このようなことを「リバウンド」といいます。
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