カーボンオフセット

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「エコナビ」におけるカーボンオフセットの取り組みについて

日本人一人当たりが排出するCO2の量は平均6kgと言われます。地球温暖化防止キャンペーン『チーム・マイナス6%』では、1人1日1kgのCO2削減を呼びかけています。

EICネット「エコナビ」でも、生活のいろんな場面で具体的に取り組めるさまざまなエコライフのアイデアやアクションプランを紹介していきますが、それらに取り組んでもなお、国際社会に約束した、90年比「-6%」という日本の削減目標にはなかなか到達できそうにないのが現実です。また、国際社会の政治的な取り決めのうえだけでなく、私たち自身のために、また将来世代のために、私たち一人一人がCO2排出の少ないエコな生活を送っていくことが求められます。

EICネット「エコナビ」では、そんなひとりひとりの取り組みを応援するため、「エコナビ」の利用に対してカーボンオフセットを提供することにいたしました。

※カーボンオフセットとは、個人や企業の活動などから排出されるCO2量を認識し、どうしても削減できない量の全部又は一部を、他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)することをいいます。

カーボンオフセット

カーボンオフセットの対象となるコンテンツは以下の通りです。

  • 新規エコナビメンバー登録 ※1kgが付与されます
  • エコライフ検定 ※ログインした状態で検定に合格した場合、1kgが付与されます(対象期間があります)
  • エコライフQ&A ※質問または回答した場合、1kgが付与されます(1つの質問に何回も回答されても1kgになります)
  • エコ日記 ※記事の投稿1件につき、0.1kgが付与されます

オフセットしたCO2量は、サイトトップページ等に表示されるとともに、各自の「マイページ」から確認できます。

なお、あわせて「エコナビ」サイトの運営によるCO2排出量(1年間にサーバから排出されるCO2量は約1トン )についても、オフセットしていきます。

プロジェクト情報

秋田県北部の森林整備事業に協力します。

 プロジェクト名:大館北秋田間伐促進事業けっぱれ東北!震災復興支援プロジェクト
 プロジェクト実施地域:秋田県大館市・北秋田市・上小阿仁村
 プロジェクトタイプ:森林経営活動によるCO2吸収量の増大(間伐促進型プロジェクト)
 プロジェクト概要:実施地域の森林を人為的に間伐促進することで、CO2吸収量を増加させる
 プロジェクト期限:2008年から2012年までの5年間
 カーボンオフセットプロバイダー:グリーンプラス株式会社

プロジェクトの特徴

実施地域は、全国で一番の高齢率(人口の4割以上が65歳以上)であり、かつ土地面積における森林率は8割以上という山村エリア。
森林整備もままならない状況の中、環境省のJ-VER制度にて雇用の維持、山村再興へと繋いでいくプロジェクトです。

写真

クレジットタイプの説明

クレジットの種類:環境省オフセット・クレジット(J-VER)
認証プログラム名:大館北秋田間伐促進事業けっぱれ東北!震災復興支援プロジェクト
クレジット登録番号:0141

クレジット調達期限・通知方法

クレジットの調達期限:未定(プロジェクト終了時)
クレジットの通知方法:ウェブ掲載
クレジットの頻度:1期

算定方法

  • サーバのCO2排出量
    データセンター向け省電力タイプのサーバ(インテルXeonプロセッサー)として算出しています。
    年間CO2排出量(kg-CO2) = 200kWh(消費電力) *0.377kg-CO2/kWh(CO2排出係数) * 24時間 * 365日=660.5kg
  • 植林によるCO2削減量
    間伐によるCO2吸収量
    ΔCtotal=ΔCFM-ΔCbase
    (ΔCtotal=人為的純吸収量、ΔCFM=森林経営活動(間伐)に基づく、年間のCO2吸収量、ΔCbase=森林経営活動(間伐)対象地のベースラインCO2吸収量)
    ΔCFM=森林経営活動(間伐)に基づくバイオマス中の年間CO2吸収量(t-CO2/年)
    = Σ(Areaforest x ΔTrunk x BEF x WD x CF x (1+R) x 44/12)
    AreaForest=森林面積(ha)
    ΔTrunk=幹材積年間成長量(m3/ha/年)
    BEF=幹材積の成長量に枝葉の成長量を加算補正するための係数(スギで1.23)
    WD=総材積をバイオマス(乾燥重量)に換算するための係数(t/m3)
    CF=樹木の乾燥重量から炭素量に換算するための炭素比率(0.5)
    R=地下部率(スギで0.25)
    ΔCbase=0
    (GPG-LULUCFにおける吸収量算定方式 による。
    http://www.ipcc-nggip.iges.or.jp/public/gpglulucf/gpglulucf.html

カーボン・オフセットの結果報告

2012年6月1日より、「エコナビ」の利用に対してカーボンオフセットを提供してまいります。

算定期間 2012年6月1日~未定
オフセットしたCO2の量 5,000kg-CO2
オフセット証書 カーボン・オフセット証書

過去に行った活動はこちら:2009年6月1日~2012年5月31日のカーボン・オフセットの結果報告

償却した排出権5t-CO2に対して、2012年6月1日~2013年5月31日までのカーボンオフセットの対象は、787kgとなっておりますので、差し引き残高に関しましては、今後のオフセット分として使用いたします。