暑い日が続いています。野生動物たちにとっても暑く苦しい夏になってきているのでしょうか…。
さて、今回は「生物多様性」について考えてみたいと思います。「生物多様性」という言葉は、わかりやすく一言で言うと、生き物や動物と人間とのつながりを意味します。
「私たちの地球」とよく言われますが、この言葉には、地球が人間だけのものではなく、花や木、動植物、それら全てを含めた「かけがえのない地球」のメンバーとして、人間が存在しているという意味が込められているのではないかと考えています。
そうした中で、今回は、主に野生動物と人間との関わりをマジックで表現してみました。
未来の地球環境に向けて、今後も、人間と動物は良きパートナーとして、共存していかなければいけません。そのためにはどのようにしたらよいか? 一人一人考えるきっかけにしていただけたらうれしい限りです。
生物多様性とは、地球上に多様で様々な生物が生きていることです。
もう少し詳しく言いますと、次の3つの多様性、生態系の多様性・種(生物種)の多様性・遺伝子の多様性が大事なのです。
最近は、大がかりな開発や地球温暖化などの環境の変化によって、生態系も、種も、遺伝子も多様性が急速に減少していることが心配されています。生物多様性を守るために、環境を保全する活動や国際条約を作る対策などが進められています。
一般財団法人環境イノベーション情報機構 専務理事・功刀正行
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