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「地球と暮らしについて考えるエコ・マジック」バックナンバー

0202021.03.16UPコロナ時代を生きる-エンターテイメントの現状と未来-

 寒い時期が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか?
 本日は変わった視点からお届けしたいと思います。


コロナ禍でのエンターテイメント業界

 新型コロナウイルス感染拡大が続いております。職種によりますが、コロナの影響を受けている業界の一つとして、エンターテイメント業界が挙げられます。
 私自身も、プロマジシャンという職業的観点から様々なところで影響を受けています。マジックバーやマジックレストラン、ブライダル、企業パーティーなど、どうしても御客様と対面で会話を交えながら披露してきたマジックは感染防止対策が非常に難しく、昨年からイベントの延期・中止・キャンセルが続いております。


 上記は、コロナ前のショーの様子です。
 早くこのような日常に戻れる日が来ることを祈っております!

エコマジシャン・ミヤモの様子

 私自身は、他のマジシャンと違って、「エコマジシャン」としてのもう一つの顔を持っています。11年ほど前から、地球環境・エコロジーをテーマとした、地球と暮らしについて考える「エコマジック」、マジックショー及び講義講演を行ってきました。ちょうど5年前の2016年4月から、本シリーズの連載も始まり、これまで20回にわたってさまざまなエコマジックの紹介をさせていただいています。
 ありがたいことに、エコマジックに関しては、コロナ禍にも関わらず仕事の出演・御依頼をいただいております。


変化した日常生活

 このコロナ禍において、私自身もライフスタイルが、以前に比べて大幅に変化しました。ほとんどの打ち合わせ・商談・ミーティングは、オンラインとなりました。仕事も、私自身は現場に出向きますが、最低人数の現場・主催者スタッフに演技を事前収録していただき、後日関係者に配信というケースが増えてきております。


オンラインでマジックレッスン

 新たな試みとして、マジック用品の物販や、初心者向けのマジック・オンラインレッスンをスタートしました。私自身も原点に立ち返るという意味を込めて、日用品を素材に、手先の器用さを必要とせず、初心者でも楽しめるマジックとなるように工夫しています。トランプ・ハンカチ・コイン・輪ゴム・割りばし・お札・紙コップなどを用います。まだまだスタートしたばかりで、オンラインならではの課題が出てきております。照明や画面の切り替え、音質や画質など、慣れるまではもう少し時間が掛かりそうです。

未来に向けて

 コロナ禍によって、エンターテイメント業界は非常に厳しい時期が続いております。ですが、こういう時代だからこそ、マジックを始めとしたエンターテイメントが必要だとも強く感じています。多くの人たちに夢と希望、感動を与えるエンターテイナー・パフォーマー・アーティストが、暗い気持ちで沈んでいてはいけません。これまで以上に、メンタルを前向きにしていこう! やまない雨はない! 嵐はいつか過ぎ去る! と後輩パフォーマーにアドバイスを送っております。

 長くなりましたが、最後までこの記事を読んでいただき誠にありがとうございます。
 皆様の健康と御多幸を祈念させて頂きます。

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