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マウンテンゴリラは、ウガンダ、ルワンダ、コンゴ民主共和国の境界にあるヴィルンガ山地のほか、ウガンダのブウィンディ国立公園に生息しています。
絶滅の危機に瀕しているものの、個体数は増加し1,000頭ほどまで回復しました。
国立公園の観光客は最大8人のグループで、1時間までゴリラを観察することが許されています。
トラッカーと呼ばれるレンジャー達がゴリラを密猟者から守るために観察しており、彼らと無線でやり取りすることで観光客は高確率でゴリラに出会うことができます。
観察のためのパーミット(許可証)は高額ですが、ゴリラの保護や国立公園の整備に役立てられています。
一般的に地表の気温より高い水温を持つ湧水を温泉と呼び、日本では泉温25℃以上または規定の含有物質を含むものを温泉としていますが、国によって基準は違います。
泉温とは、地上に湧出した時の温度または採取した時の温度を指し、地下における温度ではありません。
治療目的となる療養泉は、環境省「鉱泉分析法指針」によって、25℃以上の泉温または規定の含有物質の量によって定められています。
「湧出量」は、自然に湧き出す水量だけでなく、人力や動力で汲み上げる場合も含めて、地中から地表に取り出される水量として定義されます。
日本の温泉は、1948年に制定された温泉法に基づいて、保護や災害防止・利用の適正が図られています。
この法律では「温泉」について、以下の条件を持つ、「地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)」と定義しています。
1)温泉源から採取されるときの温度が摂氏25度以上、2)鉱水1kg中の含有物として、溶存物質の総量1,000mg以上、総硫黄含量1mg以上、ラジウム塩1億分の1mg以上などの19種のうちいずれか1つを満たすこととしています。
ビーチコーミングとは浜辺に落ちている漂着物を拾い集める遊びのこと。
浜辺(Beach)を櫛で髪をとく(Combing)ように漂着物を拾うことから名付けられました。ビーチコーミングにはルールがあるわけではなく、人それぞれ、いろいろな遊び方で、海に親しみ、楽しむものです。
拾った物を観察したり、貝殻や流木でクラフトをしたり、漂着するまでのことを想像してみたりと、自分流のスタイルで気軽にはじめてみると、海の自然や文化について、たくさん学び、気付くことがあるはずです。
大気光学現象(気象光学現象)とは、大気そのものや大気中の水滴・雲・霧等によって、太陽光または月光が反射、屈折、回折などを起こす現象です。
ブロッケン現象は、太陽光が背後から射し込み、影側の雲粒や霧粒で光が散乱されたとき、影のまわりに虹様の光の輪が見られる現象です。
グリーンフラッシュとは、日の出もしくは日の入りの直前後に、緑色の光が一瞬強く輝いて見える現象で、大気の波長分散によって短い波長の光だけが届くものです。
サンピラー(太陽柱)は、日の出もしくは日没時に、太陽から垂直に炎のような光芒が出現する現象で、空気中の氷の結晶に太陽光が反射することで起こります。
スプーンカットとは、夏の雪渓等で、表面をスプーンで何度もすくい取ったような模様が現れる現象です。
ブルー・マウンテンズこと「グレーター・ブルーマウンテンズ地域」は、2000年にユネスコの世界遺産登録されました。
蒸発したユーカリの油が日光に反射することで霧が青みががって見えたことが名前の由来で、世界の13%である91種類のユーカリが自生しています。
2019年~2020年の森林火災で大きな被害を受けましたが、古代から受け継いだ固有種の中には、発芽のために火などの外的要因が必要なものあります。
日本ではジュラシック・ツリーと呼ばれ、ルーツを約2億年まで遡ると推定される「ウォレマイ・パイン」は、1994年にブルー・マウンテンズのウォレマイ国立公園で自生していることが発見されるまで、絶滅したと考えられていた貴重な植物です。
オーストラリアのグレートバリアリーフ海洋公園にある無人島「ウィットサンデー島」には、世界で最も美しいビーチのひとつと言われる「ホワイトヘブン・ビーチ(Whitehaven Beach)」があります。
ビーチに接続する「ヒル・インレット」という入江から流れ出たきめ細かい白い砂が7kmに渡って続き、青い海とマーブル模様を描く美しい景観を見せています。
白い砂は98%が純粋なシリカでできていますが、周辺地域に石英(一般的にシリカが取る形状)は存在せず、どこから来たのか明確な証拠は見つかっていません。
「ホワイトヘブン」は英国の町の名前に由来し、天国を意味する「heaven」とは異なる綴りですが、音が似ていることから天国のように表現されることが増えています。
大山は、鳥取県大山町を中心に広がる中国地方の最高峰です。古くから、富士山(静岡県、山梨県)・立山(富山県)・御嶽山(長野県、岐阜県)とともに、日本四名山のひとつに選定されています。
一帯は大山隠岐国立公園に指定されている他、野生動物も多数生息しているため、国指定鳥獣保護区にも指定されています。
昭和50年代以降、登山者に踏み荒らされた山頂付近で緑が急激に減少したため、侵食溝を埋めるなどの整備を行うための石を持って山頂に登ってもらう「一木一石運動」を行っています。
新宿御苑は大名庭園から農業の試験場を経て「新宿植物御苑」となり、その時期にヒマラヤスギ、ユリノキ、プラタナスなど外国の樹木を取り寄せて栽培し、苗を園内に植栽していました。
その後現在の新宿御苑が完成し、巨樹は「イギリス風形式庭園」のエリアを中心に見ることができます。
大名屋敷時代から残る大ケヤキや希少なラクウショウも生育し、街路樹とは違うのびのびとした木々の姿を楽しむことができます。
バイオ炭は、木や稲穂など植物性の原料を無酸素(低酸素)状態で高熱分解して生成した炭です。
土壌の保水能力や酸素保有量を高める効果があり、小動物や微生物を増加させたり腐葉土を生成するなど、土壌の活性化を促すことができます。
土壌の中に埋め込むと1000年ほど炭素が固定されることが分かっており、CO2排出量削減への貢献が期待されています。
近年注目を集めるバイオ炭ですがルーツは古く、ブラジルのアマゾン川流域の奥地で過去の原住民がバイオ炭を活用することで生産性の高い農業を行っていたことが分かっています。
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