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2020年から始まったレジ袋有料化によって、レジ袋を取り巻く状況は大きく変化しています。
レジ袋の国内流通量は、有料か前の2019年に約20万トンだったのが、2021年には半減となる約10万トンに減っています。
一方、環境省アンケート調査の結果によると、1週間レジ袋を使用しなかった人の割合は、有料化前(2020年3月)の30.4%から、有料化後の2020年11月には71.9%に上がっています。レジ袋辞退率も、有料化前後で、コンビニエンスストアでは約23%から約75%、スーパーマーケットでは約57%から約80%へと、それぞれ大幅に増加しています。皆さんご自身のレジ袋使用状況にも変化があったのではないでしょうか。
環境対策先進国のドイツでは、省エネ対策をした車にステッカーを貼る、30秒以上の停車時のエンジン停止の徹底やエンジン停止信号の設置、ガソリンスタンドでの給油時に給油口にキャップをつける、自動車の塗装を油性から水性に切り替えるといったきめ細かな対策を、世界に先駆けて導入しています。
太陽光発電だけでなく、どのような発電方式でも、設備の製造・運用には、燃料や電力などのエネルギー投入が必要です。太陽光発電の場合は、運用時のエネルギー投入はほとんどありませんが、パネルの原料精製や設備製造時にエネルギーが投入されています。量産規模音拡大や省資源・省エネ技術の進展などによって、現在広く普及している技術で、耐用年数30年と置いた場合、約1~3年の発電で製造時のエネルギー投入量を回収できるとされています。
日本人の伝統的な生活は、森林と深くかかわっています。農山村には、いわゆる「雑木林」と呼ばれる森林が維持されていますが、これはその地域の生活を支える重要な資源として維持されてきたものです。地域の住民は、住まいの近くには雑木林を仕立て、ここから燃料である薪、木炭の原材、木の実・きのこ、山菜あるいは野鳥や小動物などの食糧、農耕に欠かせない堆肥の原料である落ち葉や刈り敷きなど日常生活に必要なものを調達してきました。鎮守の森、といった地域を守る神様でもありました。類似のもので竹林も、日常生活で不可欠な建材や食器、道具に使う竹材やタケノコを供給して来ました。
最近では、本屋で本を買うとき、カバーが必要かどうか聞かれるようになりました。
本屋では、以前は買った本かどうかを区別するために原則としてすべての本にカバーをしていたようですが、これこそ紙の無駄遣いで、レシートがあれば買った本であることは証明できます。
本のカバーは、そのままでは本の題名が見えないので、すぐ外してしまうことが多いため、本屋のカバーはなるべく断って無駄を減らしていきましょう。
熱エネルギーは高温側から低温側に移動しますが、逆に低温側から熱を汲み上げて高温側に排出するのがヒートポンプです。ポンプの運転に使うエネルギーより多くの熱エネルギーを低温側から高温側に移すことができ、消費電力あたりの熱移動効率は高くなります。電熱器の発熱よりも同じ電力でヒートポンプの一種であるエアコンを運転する方が暖房効率がよくなります。温度差が少ない時や低レベルの熱源利用に有効です。
省エネルギーの基本は、エネルギー利用の効率を良くすることです。
未利用のエネルギーを捨てたり、必要とする量以上の資源を使用したりといったむだを省くことが重要です。
また、動力を使う機械や自動車などの輸送装置についても、円滑な運転により最小限のエネルギーで最大限の効果が上がるような工夫が必要です。
エコマークは、生活の中で環境保全に配慮した行動を促し、環境保全意識を高める仕組みとして、環境保全に役立つ商品に表示するマークです。
化石燃料である石油・石炭は、太古の時代に堆積した動植物などの死骸が地中で長い年月をかけて変成しできあがったもので、これらの資源を原料にして作られた製品は、廃棄後に焼却・分解されると、過去に蓄積した二酸化炭素を大気中に放出することになります。このため、大気中への二酸化炭素排出量を増やすことになります。
一方、植物細胞の細胞壁などの主成分であるセルロースを原料に加工されるセロファンは、植物が大気中の二酸化炭素を固定して生成するため、廃棄後に焼却・分解等されても、大気中の二酸化炭素総量の増減には影響を与えないと見なせます。
国内の衣料品の供給量は、1991年に約20億点だったものが、2018年には40億点ほどに倍増しています。
なお、衣料品の購入単価及び輸入単価も、1991年を基準に6割前後の水準に下落しています。
財布のひもは絞られる傾向にある一方で、安い衣類の購入点数が増えているといえるのかもしれません。
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