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エコライフ検定 エコライフ検定にチャレンジ!

エコライフ検定は、誰でもチャレンジできます!

第1回
  • Q1
  • Q2
  • Q3
  • Q4
  • Q5
  • Q6
  • Q7
  • Q8
  • Q9
  • Q10

Q1資源のリサイクルを進める上で、注意すべき点としてあてはまらないのはどれか?

  1. リサイクルに使うエネルギーとの収支
  2. リサイクルされた製品の市場性
  3. 使い捨て容器の利用拡大
  4. リサイクルしやすい新製品の開発

正解3. 使い捨て容器の利用拡大

リサイクルやリユース(再利用)によって素材製造時の燃料消費を節約し二酸化炭素の排出を抑制することができます。ただし、リサイクルに要するエネルギーが新製品を作る場合のエネルギーを上回らないようにすることが重要です。また、製品の開発段階からリサイクルを考え、リサイクル資源の市場性についても考える必要があります。

Q2フィリピンでは山火事による森林消失が問題となっているが、その主な原因となっているのは何か?

  1. 落雷によるもの
  2. タバコの火の不始末
  3. キャンプファイヤー
  4. 焼き畑からの延焼

正解4. 焼き畑からの延焼

森林消失の原因は、農地への転用、非伝統的な焼畑移動耕作の増加、過度の伐採などがありますが、焼き畑からの延焼による森林火災も主な原因の一つです。

Q3ティッシュペーパーの無駄使いだと思われるものはどれか?

  1. 鼻血や傷の手当
  2. 鼻をかむ
  3. テーブルの汚れをふく

正解3. テーブルの汚れをふく

ティッシュペーパーの箱がテーブルの上などにあると、テーブルを拭くのにもすぐティッシュペーパーに手が伸びてしまいます。テーブルの上には台ふきんを置いておきましょう。ティッシュペーパーの箱の置き場所によって消費量がずいぶん違ってくるものです。貴重なパルプを多く原料に使うティッシュペーパーですから、その置き場所にも一工夫してみましょう。

Q4二酸化炭素の排出抑制のために、省エネルギーの必要性が高くなってきている。省エネルギーにあてはまらないのはどれか?

  1. 少量を多頻度で消費する
  2. 無駄使いをしない
  3. エネルギー変換効率の向上

正解1. 少量を多頻度で消費する

今日の人類の文明のレベルを維持・発展させつつ、二酸化炭素の排出を抑制・削減するには、第一にエネルギー消費のむだを省いて節約することと、エネルギー変換効率の向上とがあげられます。同じ仕事をさせるのに、より少ない量の化石燃料の消費で済むような工夫が必要です。

Q5今日の人類の文明の発展を維持しつつ、温暖化に対応するためには、どのような方向で取り組むのが現実的か?

  1. ただちに全ての二酸化炭素の排出を止める
  2. 二酸化炭素の排出を抑制・削減して大気中の濃度を安定化させる
  3. もはやどんな対策も有効ではない

正解2. 二酸化炭素の排出を抑制・削減して大気中の濃度を安定化させる

今日の人類の文明では、二酸化炭素排出を直ちに止めることはできませんが、まず排出量の増加を止め、排出量を削減していく必要があります。二酸化炭素の排出量があるレベル以下であれば、その影響を最小限に止めることができると考えられます。

Q6地球の温暖化は地球規模の現象で、巨大な観測網や膨大なデータ処理を行わないと正確にとらえることが難しいが、私たちの日常の生活の中でこれをうかがい知ることができるだろうか?

  1. 日常生活の中では分からない
  2. 意識すれば身体で感じることができる
  3. 植物の変化などで知ることができる

正解3. 植物の変化などで知ることができる

人間の体は、四季の変化や昼夜の温度差などを敏感に感じとりますが、地球温暖化のような変化を感じとることは無理です。桜がある日一斉に開花するような現象など、微妙に変化する自然界の中の特異な変動や傾向は、五感の一部で感じとることができますが、温暖化は地球全体の長期にわたる平均的な変動なので、日常生活の中でその変化を実感しにくいです。

Q7エコマーク商品とは、どういう商品のことか?

  1. 環境保全に役立つ商品
  2. マークを集めると景品のあたる商品
  3. 環境に悪影響のある商品

正解1. 環境保全に役立つ商品

エコマークは、生活の中で環境保全に配慮した行動を促し、環境保全意識を高める仕組みとして、環境保全に役立つ商品に表示するマークです。

Q8自然エネルギー利用の一つに潮流発電というアイデアがあるが、どんな発電システムか?

  1. 昼と夜の電気の流れを逆転する
  2. 海の潮の流れで発電する
  3. 航行しながら発電する船

正解2. 海の潮の流れで発電する

海洋には暖流、寒流といった大きな潮流があり、沿岸にも中小規模の潮流があります。継続的に潮流のある海底あるいは海中にプロペラのようなものを固定して、潮流のエネルギーで発電することが考えられます。この潮流のエネルギーももとをただせば太陽からの熱エネルギーです。潮流発電は、その技術的可能性や電力の輸送方法の研究が行われている段階です。

Q9自然環境を人間の活動に都合よく変えることが環境問題発生の原因の一つだが、それを可能にしたものは何か?

  1. エジプトのピラミッドの構築法を解明し利用した
  2. 温故知新すなわち古い時代の技術を研究し取り入れた
  3. 教育が高度化し何でもできる人間が増えた
  4. 自然環境を変貌させることが可能な程機械や技術が発達した

正解4. 自然環境を変貌させることが可能な程機械や技術が発達した

自然環境を人間の活動に都合の良いように変えるための機械や技術が発達し、海洋を埋め立てたり、森林を根こそぎつぶしてしまうことが可能になりました。このような自然環境を変貌せしめる工事の光景が何処においても日常普通に見られるようになってきました。このことが地球環境問題を引き起こす大きな原因の一つなのです。

Q10鉄は、鉄鉱石(酸化鉄)を高温で還元して精錬するよりも、くず鉄を集めて融解する方が少ないエネルギーで製品化できる。くず鉄の融解に要する熱は、鉄鉱石の還元反応に要する熱とくらべてどの程度か?

  1. 約1.3%
  2. 約3.7%
  3. 約13%
  4. 約37%

正解2. 約3.7%

鉄も、アルミニウムと同様に、鉄鉱石(酸化鉄)を高温で還元して精錬するよりも、くず鉄を集めて融解する方が少ないエネルギーで製品化できます。くず鉄の融解に要する熱は、鉄鉱石の還元反応に要する熱の約3.7%です。しかしアルミの電気分解による精錬と違って、鉄の精錬は石炭の熱エネルギーを直接使うので、アルミほどリサイクルによる省エネの効果はありません。

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