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エアコンの効率的な利用には、部屋の気密性・断熱性が大きな効果を生みます。
また、扇風機やサーキュレーターを併用して室内温度の均衡化を図るのも効果的です。
設定温度はなるべく控えめにすると省エネにつながります。
こまめな付け消しは効率がよいとは言えませんが、長時間外出するときなどは付けっぱなしにせず、省エネを心がけてください。
環境への負荷を増やさないように、商品を選ぶ時には過剰包装や買い物袋の使い捨てを控え、省エネタイプで寿命の長いものや再利用の容易な素材でできたものを選びましょう。見た目の美しさに惑わされずに環境負荷が少ない商品の優先的購入を進めるため、企業、行政機関、民間団体などが会員となり情報提供などを行う組織としてグリーン購入ネットワーク(GPN)があります。
エアコン、掃除機、ファンヒーターや換気扇カバーなど、空気の通過するフィルター類は、小まめに掃除しましょう。フィルター類を汚れたままにすると、空気抵抗が増えてモーターへの負荷が大きくなり、エネルギーのむだ遣いにつながります。さらに、かびの増殖を防ぐなど、衛生面からもフィルター類をきれいに保つことが望ましいです。
熱源と廃熱との温度差が大きいほど、熱を仕事に変える効率が高くなるので、火力発電の水蒸気温度なども高い温度に設定しています。例えば、日本では技術的限界の600℃の水蒸気を、海水温より8℃高い程度まで段階的に利用して40%近い効率で発電していますが、400℃以下の蒸気で、しかもまだ温度の高い水蒸気を大気に放出するようなやり方では20%程度の効率となってしまいます。
冷蔵庫は、全体にバランスよく収納し、収納量を容量の1/3程度に止めると、冷気が効率よく庫内を回って冷却効率が非常に高くなります。1/3収納を実施することで、中小型(170リットルクラス)の冷蔵庫の場合、年間で6KW時の節約になり、全国の冷蔵庫で1/3収納を徹底すれば、年間3億KW時、二酸化炭素の排出量にして36000トン(炭素換算)/年の削減が可能となります。
太陽電池を構成する半導体に太陽光が当たると、中の電子は光のエネルギーを得て個体内を自由に動ける自由電子になります。これが電流となって外に取り出すことができます。発電時には二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギー源ですが、廃棄時の処理などが課題になっています。
触媒などを用いて、燃料を燃焼させずに直接電気エネルギーに変換する装置。電池という名前がついていますが、充電したりする必要はありません。発電効率が高く、また燃料に水素や天然ガスを用いて排ガスが主として水蒸気というクリーンなエネルギー源です(水素製造時や貯蔵・輸送時のエネルギー消費やCO2排出はあります)。すでに住宅やオフィスの発電設備や自動車の駆動用電源などに実用化されています。
臨海部では、海面の上昇により地下水や河川に塩水が混じり、淡水としての利用が困難になる恐れがあります。また気候変動による降雨パターンの変化、平均気温上昇による夏期の蒸発量の増大などにより、従来から前提としてきた地域の治水、利水システムが対応しきれなくなり、十分な貯水量や河川の流量の確保が難しくなる恐れがあります。その結果、水不足はもとより、水辺のレジャー環境や河川水質の悪化などの影響も懸念されます。
同じ化石燃料を燃やして発電するのに、水を沸かすボイラーより温度の高いガスタービンの方が熱効率があがります。ガスタービンの燃焼温度は1900℃に達し、排ガスの高温側ではなお1000~1200度の温度であるので、排ガスを捨てずに排ガスで高温蒸気を発生させてさらに蒸気タービンで発電するのが、コンバインドサイクル発電(高効率複合サイクル発電)です。通常の火力発電の効率は35%程度ですが、50%近い効率が実現し、1990年代以降、大規模火力発電所において導入されています。
波のエネルギーを使って発電することが可能です。波のエネルギーも、そのもとは風のエネルギーで、さらにそのもとは太陽エネルギーであり、二酸化炭素の発生は伴いません。風から発生するが、風力より継続的でまとまったエネルギーとなります。日本の海岸線には、平均で5~10KW/m、年平均約3100万KWに相当する波力エネルギーがあり、日本の総発電能力の1/3に達します。
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