エコライフ検定は、誰でもチャレンジできます!
蒸気機関自動車は、世界初の動力機関である蒸気エンジンで動く乗り物として18世紀末に発明されました。自動車開発の黎明期には、ガソリン自動車などと覇を競ったものの、ガソリンエンジンの急速な発達によって表舞台から姿を消しました。燃料には主に石炭、コークス等が用いられていました。
木炭自動車は、ガソリン自動車を改造したもので、木炭の不完全燃焼で発生する木炭ガスを燃料に走ります。戦時下の1940年代に使用された他、燃料に化石燃料を使わないことから現在でも環境保全の啓蒙活動などを目的に使用されています。
通勤通学のように多くの人が同じ時刻に一斉に移動すると、交通混雑や渋滞が生じて交通のエネルギー効率が下がる上、ピーク時の需要に併せて発電施設などを整備する必要があり、平常時に施設が遊休化してむだになります。
そこで、事業所や学校の開始時刻や終了時刻に柔軟性を持たせたフレックスタイムや、時差通勤を導入することにより、交通需要のピークを平準化してエネルギー消費を削減することが可能です。
自動車の走行速度が早くなると、速度の二乗に比例して空気の抵抗が大きくなり、エンジンの出力は空気をおしのけるために多く使われ、走行の効率がどんどん悪くなります。
自動車の形にもよりますが、トラックでは平均速度を時速50キロから60キロに上げるだけでおよそ10%燃費が悪くなり、排ガスも増えます。乗用車は時速50~60キロで最も効率よく走り、時速80キロを越えると出力の半分以上が空気抵抗の克服に費やされます。
ワーケーションとは、「ワーク(work)」と「バケーション(vacation)」を合わせた造語で、「休暇中に仕事をする」あるいは「休暇を過ごす環境で仕事をする」ことを意味します。特に雄大な自然景観と魅力的なアクティビティを組み合わせた国立公園や温泉地などは、ワーケーション環境としてのポテンシャルも高く、今後の利用促進が期待されています。
なお、ワンヘルスとは、人の健康、動物の健康及び環境の健全性の確保はそれぞれ独立して扱うのではなく、相互に連携して統合的にとりくむべき課題であるとする考え方です。人と自然、人と野生動物のかかわり方の見直しを考える上で注目を集めています。
また、シェアリングエコノミーは、所有するモノや場所、技術などを必要な人に提供したり、共有したりする新しい経済の動きやサービスのことで、例えばカーシェアや民泊などがあります。
テレカップリングは、距離を超えた社会経済的および環境的な相互作用のことです。都市部などにおける経済活動(消費活動)が遠隔地の土地利用や自然環境に与える影響が無視できない規模になっていることから注目されています。
急発進、急加速、急ブレーキは、なめらかな発進・加速に比べてトラックの場合およそ15%も燃費が悪くなり、排ガスも増えます。
また、乗用車が急発進・急加速を10回繰り返すと、約120ミリリットルのガソリンを余分に消費し、その分の排ガスも増えることとなります。
第三次産業に関しては、降雪量の変化や融雪速度の促進などの環境条件の変化からスキーシーズンの短期化が避けられず、また温暖化の結果海面上昇による海浜の変化や喪失など海水浴場への影響が懸念されます。
このような変化は周辺産業にも影響し、関連機器産業、宿泊施設、運輸業や外食産業などの衰退は避けられません。
支笏湖は最大水深が363mで、秋田県の田沢湖に次いで日本で2番目に深い、日本最北の不凍湖です。
1958年に完成した東京タワーは、高さ333mで当時の自立式鉄塔としては世界最高でした。
シロナガスクジラは、大きいもので全長30m・体重150トンに至ります。
打上花火の3尺玉は、直径約90cm(=3尺)・重さ約300kgの玉が高度約600mまで打ちあがり、開花直径は約550mになります。
ヒトが10秒間で走れる距離は、速い人でも100mほど。陸上男子100m走は「10秒の壁」と呼ばれ、1968年に9秒台が公認記録として樹立しました。
日本人選手が10秒の壁を突破したのは2017年で、現在の日本記録は、2021年6月に山縣亮太選手が記録した9秒95です。
安全に走行できる範囲内で、タイヤの空気圧を高めに保つことにより、車輪の転がり抵抗を減らし、走行時の省エネ(燃費の向上)に貢献し、二酸化炭素の排出を削減することが可能です。
空気圧を上げるのと同じように、機能を落とさずに転がり抵抗を減らすようなデザインのタイヤも開発されています。
鹿児島県から沖縄県の南西諸島にまたがる「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(奄美・沖縄)」が世界自然遺産に登録されました。国内では、1993年に登録された屋久島及び白神山地、2005年登録の知床、2011年登録の小笠原諸島に次いで5か所目となりました。
登録までには、2017年にIUCNの現地調査及び評価を踏まえて2018年に登録の延期勧告が出され、日本政府は一度推薦を取り下げています。2019年に改めて推薦書を提出しましたが、2020年の世界遺産委員会は新型コロナウイルスの影響で延期となり、審査・登録決定は2021年にオンラインで開催された世界遺産委員会まで持ち越されたという経緯もありました。
対象地域には、貴重な固有種が多数生息し、生物多様性保全上重要な地域として認められての世界自然遺産登録となりました。
2019年度における国内の二酸化炭素排出量は11億800万トン。うち、運輸部門からの排出量は2億600万トンで、全体の18.6%を占めます。このうち、自家用乗用車からの排出量は9458万トンで、運輸部門全体の45.9%になります。貨物車等を含む自動車全体では運輸部門の86.1%(日本の総排出量の16.0%)にもなります。
自動車(主にマイカー)からの排出を少しでも削減しようと、単位輸送量当たりの二酸化炭素排出量がより少ない鉄道やバスなどの公共交通機関への乗り換えや、自動車の使用を控える「ノーカーデー」の実施を呼びかける運動などもあります。環境のためだけではなく、健康のためにも週に1回は歩いてみてはいかがでしょうか。
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