エコライフ検定は、誰でもチャレンジできます!
職場でのコーヒー・ブレイクやパーティ、キャンプでは紙コップや紙の皿などを使います。またトイレにペーパータオルを置くところが増えています。コーヒーをいれるのにも紙の濾紙が普及しています。こうした使い捨ての紙製品は、衛生面などの利点はありますが、必要以上に使わないようによく見直してみましょう。
わが国の林野庁が行っている国有林の木を育てる制度で、国内の森林の保護育成を、国と国民個人が一緒になって進めるシステムのことです。一口25~50万円で、木を植えてから木材として使えるようになるまでの20~30年の契約となります。毎年公募されます。
地球環境を考え行動しようというイベントの「アースデイ(地球の日)」は1970年4月22日に始まりました。この日をきっかけに人々の環境意識が高まり、アメリカ政府に環境保護庁が設立されました。1990年に、アースデイは全世界に広がり、世界141の国・地域で2億人もの人がイベントに参加しました。日本でも全国200カ所、1000を超えるグループが参加しました。以後、毎年アースデイには世界中で様々なイベントや環境を守るための試みが繰り広げられるようになりました。
不要になった日用品などを再利用する方法として、各地にある民間のリサイクルショップとともに、蚤の市(フリーマーケット)やガレージセールなどのイベント的性格を持ったリサイクル運動が広がっています。フリーマーケットは、アメリカ西海岸を発祥の地とする市民イベントの一種です。出店料さえ払えば誰もが参加でき、気楽に不用品や売りたいもの等を売ることができます。お祭りや楽しい雰囲気、あそびムードを前面に押し出しているのが特徴で、野外コンサートが同時に開催されたりする場合もあります。また最近では有機農業による農作物の売買も行われています。
ナショナル・トラスト運動とは、国民の自主的な拠出金をもとに、歴史的な建造物や自然の風景地を買い取って保存し、これを損なうことなく次の世代へと引き継いで行こうとする運動です。およそ百年前にイギリスで始まったものです。これをモデルとしてわが国でナショナル・トラスト運動と呼ばれているものには、地方自治体が中心になって始められたものや、住民が日頃から親しんできた自然を守るために立ち上がり、行政の協力を得て活動を続けている民間団体によるものがありま
サスティナブル・ツーリズムは、ツアー実施による地域の環境、社会及び経済への影響を低減し、自然環境を持続的に保つことができるよう配慮して取り組まれる旅行のことです。
国際的に持続可能性への関心が高まる中、観光における持続可能性への取り組みが推進されてきました。
GSTC(Global Sustainable Tourism Council、世界持続可能観光協議会)では、持続可能なマネジメント、社会・経済、文化遺産、環境の4分野からなる基準・評価指標として、観光事業者向け(GSTC-I)、観光地域向け(GSTC-D)の基準を開発しています。これらの基準は、「最低限遵守すべき項目」と位置付けられ、国連加盟国での順守が求められています。
グラウンドワークは、イギリスで始まった身近な環境改善運動で、市民、企業、行政の3者がパートナーシップを組んで取り組むものです。国や地方自治体の援助を受けながら、地域の市民や企業がボランタリーに事業組織を設立し、地域の市民ボランティアや企業からの資金提供を組織化して公園整備などの事業を実施します。この事業会社のことをグラウンドワークトラストと呼びます。イギリスなどヨーロッパの国々では、国やEUの補助金などが地方自治体に対してではなく、グラウンドワークトラストのような官民のパートナーシップの事業体に対して支出される量が増える傾向にあります。
グリーンコンシューマは、エネルギーを節約して作った製品や節約する製品、リサイクルやリユースできる製品を選んで買い、エコラベル製品を企業がつくったり、他の消費者が買って使ったりするように働きかける人です。環境を守ろうとがんばっているお店や生産者を、買い物することで支えていくのです。グリーンコンシューマネットワークの十原則は、必要なものだけ買う、容器は再利用できるものを選ぶ、使い捨て商品は避け長く使えるものを選ぶ、使う段階で環境への影響が少ないものを選ぶ、使った後リサイクルできるものを選ぶ、再生品を選ぶなど
牛乳パックに使用されるパルプは、主に針葉樹が原料になっています。原料の針葉樹は、主要部分を住宅や家具などに使われる材木や合板に加工され、残った端材やおがくずなどがパルプになっていますが、牛乳パックの原料は古紙が一切含まれていないバージンパルプから作られているため、大変良質な製紙原料です。このため、良質のパルプを使って作られる牛乳パックの再利用運動が古くから全国的に展開され、牛乳パックの回収・資源化を通じて、ごみ減量・リサイクル、森林資源など自然と人間との関わりを考えていこうと呼びかけられています。製紙業界でも、回収・リサイクルされたパルプが使われ、新たな森林伐採の削減につながっています。
NGOと似たような言葉で、NPO「非営利公益組織」があります。これは、環境問題に限らず、医療や教育、福祉、文化活動などの社会的意義のある公益的な市民活動を行う非営利の組織です。単に利益を出していないだけの赤字法人などはNPOとは呼びません。非営利というのは、収入と支出の差(収益)を配当や賞与の形で個人に還元しないという意味で、収益があがってもそれは事業の拡充や家賃・光熱費・従業員の給与など活動を支えるためだけに使うということです。非営利であるという条件で、収益に対して非課税にしたり、企業がこれらの団体に寄付をすると免税対象になる場合があります。
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