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太陽熱発電は、太陽光をレンズや鏡で集光し、太陽光に含まれる赤外線による「ものを暖める作用」を集中させ、この熱で蒸気を発生させて発電を行うものです。
エネルギー密度の低い太陽エネルギーを、いかに効率良く集めるかが課題です。
家庭における家電製品の電気使用比率は、冷蔵庫が14.2%とトップ、次いで照明器具(13.4%)、テレビ(8.9%)、エアコン(7.4%)と続きます。最新の冷蔵庫は省エネ性能も上がってきているので、10年前の冷蔵庫と比べると年間消費電力量は40~50%近くも下がります(401-450リットルの場合)。
ご自宅でお使いの冷蔵庫の年間消費電力量は、環境省が提供する「しんきゅうさん」で調べられるので、買い替えによる電気代の違いなどを実感してください。
省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」
LED照明などでは点灯時間が電力消費量と直結することから、こまめな点け消しが効果的です。ただし、蛍光灯の場合は、点灯時の電力消費が大きいこととグローランプを使うタイプでは点灯回数が寿命にも影響することから、短時間での頻繁な点け消しは逆効果との指摘もあります。
ご使用の照明器具の種類を把握し、こまめに消すことを基本にしつつ、蛍光灯の場合は短時間での点け消しにならないように心がけるとよいです。
水道の蛇口の「こま」を「節水ごま」に変えたり、シャワーヘッドも節水タイプにすることにより、水道の使用量を減らすことができます。
風呂のシャワーなどは、通常のシャワーヘッドでは毎分12リットルの水を消費するが、空気を混合したり、パルス状に断続的にお湯を出すタイプのシャワーヘッドにすることによってこれを少なくすることができます。
冷蔵庫は、庫内を冷やした分と、そのために消費した電力との合計に相当する熱を庫外、すなわち室内に放出しており、家の中にあっては電気ヒーターとして機能しています。
そこで、密閉性の高い室内に冷蔵庫をおくことは、夏には冷蔵庫の排熱も含めて冷房の負荷となるうえ、冷蔵庫自体の効率も下がってしまいます。冷蔵庫は風通しのよいところにおくのがよいでしょう。
掃除機は、ゴミをためずにこまめに捨て、フィルターを掃除することで吸引力が高まり、省エネとなります。
フィルター掃除によって、定格消費電力500Wの掃除機の場合、年間15KW時、全国では15億KW時、二酸化炭素排出量では18万トン(炭素換算)/年の削減となります。
石鹸や合成洗剤に含まれる脂肪酸や界面活性剤は、下水処理場や浄化槽で分解させるために多くのエネルギーが必要となります。
そこで、洗剤の使用量はできるだけ控えめにすることが省エネルギーになります。
例えば、洗濯機で洗剤の溶けた洗濯水を続けて2度以上使うことにより、毎回水を全部入れ替えて洗うよりも下水道への負荷を少なくすることができます。
コジェネレーションでは電気と熱の双方が同時に発生するので、双方を同時に使う場合に有利であり、電気と熱の需要のバランスが重要です。
どちらかが余ってしまうようでは、コジェネレーションの利点が生かされなくなってしまいます。
余った電気や蒸気を、近隣で相互に融通できるような仕組みも必要であります。
メタノールの二酸化炭素発生量は、天然ガスよりやや多く、石油より少ないです。
天然のメタノールは存在しないので、天然ガスからメタノールを製造しますが、製造に必要なエネルギーも考慮すると、二酸化炭素発生量は石炭より少ないですが、石油よりやや多い程度で燃料転換の効果はあまりありません。
そこで代替燃料としてメタノールを使うなら、バイオマス起源のメタノールにすることが効率的です。
2020年の世界のエネルギー消費量は、全球的なパンデミックの影響による経済活動の低下などで前年比約4%減少となりました。2000-2018年の期間で年平均2%の伸びがあったのとは対照的でした(なお2019年の上昇率は前年までに比べて鈍化したものの+0.8%でした)。
エネルギー自給率とは、エネルギー生産量をエネルギー供給量で割った指標です。日本は世界第5位のエネルギー消費国ながら、資源に乏しく、エネルギー資源の大部分を輸入に頼っています。2018年の日本のエネルギー自給率は11.8%で、他のOECD諸国と比べると低水準になっています。10年ほど前の2010年には20.3%の自給率でしたが、さまざまな要因が重なって現在の水準にまで下がっています。
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