7月の始まり、日高日勝峠に「オショロコマ」という魚を釣りに行きました。
これがオショロコマです。
別名はカラフトイワナとう、イワナの亜種です。
北海道特有の渓魚ですね。
オレンジ色の綺麗な斑点が特徴的ですね。
とても綺麗な夏の宝石です。
大きい物では30cmほどになりますが、あまり見かけませんね。
手の平サイズの物がほとんどではないでしょうか。
知床の方では、海降型のオショロコマが定置網でとれるそうです。
サイズも大きいようなので、一度見てみたいですね。
さて、では釣っていきます。
オショロコマは非絶滅危惧種に指定されていますが、この付近はよく釣れます。
なので、もう生態系は回復したんだと勘違いしそうですが…。
オショロコマは、群泳している傾向が強いため、一箇所でよく釣れるのです。
その川の9割りのオショロコマが存在しているかもしれないんですね。
人間に対して警戒心も少ないので、釣れる所は本当によく釣れます。
なので僕らはその日食べる分だけ、釣って帰るようにしています。
今日は友人も連れての釣りです。
「熊が出るんだけど…」と言うと、みんな躊躇するのですが、ガッツある夫婦です。
僕も同じ趣味を遊べて楽しいですね。
ここはいいポイントですね。
たっぷりの川の水量に沢山のオショロコマがいました。
このポイントはゆずって、僕は上流へ。
ニジマスも生息してます。
綺麗ですが…
イワナ類の産卵床を掘り返し、オショロコマの生息域を奪う為、要注意外来生物に指定されています。
元々は僕ら人間が放流してしまったのが理由なのですが…。
美味しく食べてあげましょう。
さて、オショロコマも沢山釣れましたので、おまちかねの山ご飯を作っていきたいと思います。
みんなが作業に迷わないよう、やる事リストを作りました。
今日のメインは「オショロコマの蒲焼き」ですね。
イワナ系は独特の癖があるので、蒲焼きが合うかなという考えですが。
もう山の中で歩き回ってヘトヘトなので、何食べてもおいしいですね。
腹開きにして串を打ちます。
一人前4匹程の蒲焼き丼を制作。
自然の恵みに感謝ですね!
タレをかけてこんがりと焼いていきます。
すごく美味しそうです。
ご飯も炊いていきます。
山でご飯を炊くのも手慣れてきました。
山椒の佃煮をかけて、蒲焼き丼が完成です。
やはり甘辛いタレは合いますね。
何より山の中、夏に食べる蒲焼きというのが、大変に贅沢を感じます。
美味しい!ご馳走様です!
澄んだ美しい水辺の風景、百花繚乱の原生林。
北海道の短い夏に、生命達が溢れでて、僕達に確かな感動を与えてくれました。
また来年に、夏の山で遊ばせてもらいますね。
もうすぐ9月になり、狩猟期間まで1ヶ月をきります。
次回は初出猟の回ですね。
やっと狩猟ができます。
皆様ご期待下さい。
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