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「北海道で飲食店をやりながら生きていく」バックナンバー

0072020.10.13UP令和2年度 北海道での狩猟の始まり

今年も狩猟の季節が始まった。

この地図に、発砲禁止場所や注意事項がかかれているので毎年しっかりと目をとおす。

この地図に、発砲禁止場所や注意事項がかかれているので毎年しっかりと目をとおす。

 狩猟免許の登録、弾の購入許可の申請をしたりと手続きを踏み、今年も10月からの狩猟が始まった。


 今年も安全猟を誓い、山に向かう。
 今年は前日から野営をし、山に挑んだ。

 テントの張り方や、キャンプ道具の手入れの仕方。
 狩猟を始めてから、身に付けるスキルが増えていき、強い人間になったなぁという実感がある。
 よい事だ。

 5時に起きて準備をし、日の出の朝5時30分。
 林道を『流し猟』で攻めていく。
 (流し猟とは林道を車で走り、鹿を見つけて仕留める猟。勿論、車上発砲は禁止)


送電線管理のために整備された道を行く

林道崩壊地

林道崩壊地

 しかし、林道の先が崩れているので、ここらからは『忍び猟』に切り替えた。
 (忍び猟とは山の中を歩いて、鹿を仕留める猟。忍び足のように静かにあるかなければ、鹿が逃げてしまう為、この名前がついた)


歩きやすい山道

歩きやすい山道

 所々、倒木がある。
 やけに歩きやすい山道だと思っていると…。


「接近木 入り口」のテープ

「接近木 入り口」のテープ

 『接近木』のテープが。
 接近木(せっきんぼく)というのは、施設の管理に支障をきたすような、撤去予定の木の事です。

 この山には送電線があるので、林道がしっかり管理されているのでしょう。
 なんにせよ、歩きやすいのはありがたい…。


鹿発見!

鹿の血痕

鹿の血痕

 などと思っていると、目の前に雄鹿が立っていました。
 距離は約10メートル。近いので立射に構え胸を目掛けて発砲しました。

 命中です。
 走って逃げましたが、足音からして遠くには行ってないでしょう。


鹿が逃げ去っていった、山の斜面

鹿が逃げ去っていった、山の斜面

 この山下に逃げていきました。

 目印をつけて、落ち着いて捜索をします。
 発砲後は一旦落ち着く。
 鉄則ですね。

 一番興奮している時こそ、慌てると、怪我やトラブルの元になります。


鹿発見

鹿発見

 そして発見!!
 すぐ真下に転がっていました。

 大きいオンタですね。
 今期の初鹿、嬉しいです。


出血箇所

出血箇所

 狙い通り胸を貫いています。

 鹿は胸回りが急所です。
 『バイタルゾーン』といって、心臓や肺、大動脈等…重要な臓器が集まっているため、ここに命中すると捕獲率が上がります。


解体作業

 というわけで、解体をしていきます。
 まずは背中を上側にして、背ロースをとっていき
 胸を開いて心臓を取ります。

 鹿のハツともいいます。

背中を上側にして、寝かせる

背中を上側にして、寝かせる

鹿の心臓。

鹿の心臓。

(拡大写真)

(拡大写真)


 あとはもも肉を一本と、立派な角だったので角も持って帰ってきました。


 背ロース 鹿ハツ 鹿もも肉を
 米袋に入れて、バッグに角を突き刺して
 鹿の残しは適切な処理をし、山に埋めてきました。

 これ等を担いで持って帰っていきます!

鹿ももと鹿角

鹿ももと鹿角

米袋に入れた鹿肉

米袋に入れた鹿肉

バッグに詰めて、担いで持ち帰る

バッグに詰めて、担いで持ち帰る


担いで、戻る

小一時間ほどで、車に到着

小一時間ほどで、車に到着

 滅茶苦茶重いです!笑
 足だけで、軽く10キロは超えますが、持てる分は持って帰ってきて、皆で美味しくいただきたい…。
 命をいただいていますから。

 

 しかし、重いです。
 成熟した雄鹿は本当に大きいので、肉を運ぶのも一苦労です。

 まだ車からあまり離れていなかったので、小一時間ほどでたどり着きました。
 肉をしょって2時間強歩く時もあるので、早めの下山ですね。


お昼のカップ麺

お昼のカップ麺

帰ってきた仲間とカップ麺を食べて、今日の狩猟は無事に終わりました。

 この日は仲間も1頭獲れていたようで、猟果があると食べるご飯も格段に美味しいですね。
 この日も安全狩猟で終える事ができましたし、幸先のいい狩猟解禁日となりました。



 10月1日から始まる狩猟ですが、その本番はなんといっても、雪山を歩く忍び猟かと思います。

 次回はそんな狩猟風景を書いていけたらと思っております。

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