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カーシェアリング的コミュニティ論
ジャンル:暮らし
カーシェアリング的コミュニティ論
2014.04.08UP [石巻カーシェア道中記 003] 吉澤 武彦 さん吉澤 武彦 さん
 私たちのカーシェアリングからコミュニティが生まれた事例が数例あります。今回は私たちの持ち味とも言えるであろう『コミュニティ』について紹介します。2011年7月24日。私たちにとって最初の車を仮設万石浦団地に届けました。その団地は、様々な地域から集まっていたため、人間関係を一から作らないといけない状況にありました。カーシェアリングに関心を持ち、集会所に集まったのは3人。そこでどういうシステムでカーシェアリングを行うのか話し合っていただきました。...[続きを読む]
ドイツ人の食と暮らしのリスク意識(1)
ジャンル:暮らし
ドイツ人の食と暮らしのリスク意識(1)
2014.03.04UP [ドイツ市民の食と暮らしの安全づくり 009] 高雄 綾子 さん高雄 綾子 さん
 これまでご紹介してきた、チェルノブイリ後に発展したドイツ人の生活を放射線から守るためのムーブメントは、隣国フランスと比べても際だっていました。これは、それまで反原発運動がドイツ国内で活発化していたことと無関係ではありません。独仏の国境を隔てるライン川沿いには、多くの原発が立地しており、事故の可能性と影響は両国で同程度です。ドイツでは市民がそのリスクを大きく捉え、大規模な反原発運動に発展していたのに対し、フランスではそれほどでもなかったというのは、大変興味深い現象です。環境破壊のリスクは、客観的な事実としてではなく、人々の意識のあり方に大きく左右されると言えます。...[続きを読む]
石巻のカーシェアリングができるまで
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石巻のカーシェアリングができるまで
2014.01.28UP [石巻カーシェア道中記 002] 吉澤 武彦 さん吉澤 武彦 さん
 東日本大震災の後、私は福島県に入り、関西への疎開サポートや炊き出しセットの避難所への設置、ローラー調査等様々なプロジェクトを立ち上げ、必死になってやっていました。4月の上旬頃、そんな私に一本の電話がかかってきました。「たけちゃん、福島の帰りに一回東京に寄ってくれへんか?」東京タワーの一階で待ち合わせしたのは、元・神戸元気村代表の山田バウさん。阪神淡路大震災で7年半支援活動をされた方です。...[続きを読む]
被災地から生まれた『コミュニティ・カーシェアリング』
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被災地から生まれた『コミュニティ・カーシェアリング』
2013.11.26UP [石巻カーシェア道中記 001] 吉澤 武彦 さん吉澤 武彦 さん
6万台。宮城県石巻市で人々が東日本大震災によって失った車のおおよその台数です。石巻も他の東北エリアと同様、車は生活必需品。生きるための営みを再開させるために、皆さん、なんとか車を優先的に買い戻していきました。しかし、震災前には3?4台の車を仕事や家族で使い分けている世帯も多く、全ての車を買い戻すのはやはり厳しいのです。...[続きを読む]
マルチプレーヤーな環境NGOに発展「ミュンヘン環境研究所」
ジャンル:暮らし
マルチプレーヤーな環境NGOに発展「ミュンヘン環境研究所」
2013.10.29UP [ドイツ市民の食と暮らしの安全づくり 008] 高雄 綾子 さん高雄 綾子 さん
 多くの市民測定所がチェルノブイリ事故後の数年間の測定活動で解散したのと対照的に、27年後の現在も、食を中心に環境問題全般について積極的な活動を継続しているのが、今回ご紹介する「ミュンヘン環境研究所」。南ドイツにあるバイエルン州のNGOです。ツィッターやフェイスブックなどのSNSも駆使して、ドイツの最新の環境問題を発信し続けています。...[続きを読む]
科学者達のネットワーク「放射線防護協会」
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科学者達のネットワーク「放射線防護協会」
2013.07.30UP [ドイツ市民の食と暮らしの安全づくり 007] 高雄 綾子 さん高雄 綾子 さん
 普段ラジオやテレビを視聴しない西ベルリン(当時)の科学ジャーナリスト、トーマス・デルゼーさんが、新聞記事でチェルノブイリ事故を知ったのは、事故発生から2日後の1986年4月28日でした。“圧倒的な情報不足”の中、トーマスさんは、当時のベルリン医師連盟代表だったエリス・フーバー博士にその日のうちに電話し、事故の現象を記録して、健康被害の見通しを公開することで合意します。2週間後、ベルリン医師連盟の健康部局から『チェルノブイリ 健康被害の評価』と題するパンフレットが発行されました。執筆者は、医師であるフーバー博士、社会学者のブリギッテ・イーヴェルトさん、そしてジャーナリストのトーマスさんです。...[続きを読む]
公立大学が市民測定所に! 州政府の不満を受けながらも「オルデンブルク大学」
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公立大学が市民測定所に! 州政府の不満を受けながらも「オルデンブルク大学」
2013.06.11UP [ドイツ市民の食と暮らしの安全づくり 006] 高雄 綾子 さん高雄 綾子 さん
2011年3月末、長らく実習でしか使われていなかったドイツ北西部ニーダーザクセン州の国立大学の空間線量測定器が、再び通常測定のための常時稼働に入りました。日本の原発事故以来、このオルデンブルク大学の物理学者ハインツ・ヘルマース博士のもとには、メディアや一般市民からの質問がひっきりなしに寄せられたからです。人々の関心は測定値。「確かに微増のヨウ素131を検出したが、自然放射線の通常の濃度の1000分の1であり、健康に全く影響はありません。」...[続きを読む]
母親たちによる情報誌『放射線リスト』と『ザ・ルーペ』(2)
ジャンル:暮らし
母親たちによる情報誌『放射線リスト』と『ザ・ルーペ』(2)
2013.04.02UP [ドイツ市民の食と暮らしの安全づくり 005] 高雄 綾子 さん高雄 綾子 さん
 エリザベートさんたちは毎週月曜日、市内に数店舗を持つチェーン店のスーパーで食品を20?30検体購入しました。一般の食卓を反映するこの“マーケットバスケット方式”について、「買い占め客のようで嫌でしたね」とエリザベートさんは笑います。  測定結果は、『放射線リスト』と題するチラシを通じて、ほぼ毎週リアルタイムで公開されました。低ベクレル食品の選択を可能にするため、メーカー名も購入店も実名で載せました。このチラシは、会員に対して郵送されたほかに、毎週水曜日に、ベルリン中心街にある動物園駅(ツォーローギッシャー・ガルテン)近くの、第二次世界大戦の爆撃によって破壊された戦災のシンボル「カイザー・ヴィルヘルム教会」で夕方配られました。また、市内の自然食品店や薬局、自転車店が1店ずつ、店頭に置いてくれました。...[続きを読む]
母親たちによる情報誌『放射線リスト』と『ザ・ルーペ』(1)
ジャンル:暮らし
母親たちによる情報誌『放射線リスト』と『ザ・ルーペ』(1)
2013.03.19UP [ドイツ市民の食と暮らしの安全づくり 004] 高雄 綾子 さん高雄 綾子 さん
 1986年の初夏、1児の母でオペラ歌手のエリザベート・ウミエルスキーさんは、西ベルリン(当時)で反原発・環境市民団体「核の脅威に対抗するママ・パパ協会(Mütter und Väter gegen atomare Bedrohung e.V.)」の集まりで、物理学者ヨアヒム・ヴェルニッケ博士が、母親たちと協力して、食品測定を始めようとしている場に出くわしました。ヴェルニッケ博士は行政の食品測定の現状に満足できず、民間の自然科学の研究所の測定器を営業時間外(夜間)に借りて、独自に測定していましたが、食品ごとに1キロの検体を集めるのに苦心しており、母親たちへの協力を呼びかけていたのです。...[続きを読む]
市民測定所が続々と設立
ジャンル:暮らし
市民測定所が続々と設立
2012.12.11UP [ドイツ市民の食と暮らしの安全づくり 003] 高雄 綾子 さん高雄 綾子 さん
1986年5月から、食品の汚染に対する政府の一連の勧告が出されるようになりました。連邦放射線防護委員会(SSK)は5月2日、臨時の検討会議にて、放射能濃度の高い東欧諸国からの生鮮食品の輸入の中止を決定。同時に国内では、牛乳のヨウ素131を1kgあたり500ベクレル以下と定めた第1回目の勧告を出しています。さらに5月6日にEC(当時)委員会が加盟国内で販売、もしくは加盟国間で取り引きする際のヨウ素131の参考基準値を野菜・果実380ベクレル/kgとしたこと受けて、5月8日の第2回目の勧告で、葉物野菜は1kgあたり250ベクレル以下と定めました。...[続きを読む]

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