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アカガシラカラスバト、海鳥の姿が戻ってきた ? その1
ジャンル:暮らし
アカガシラカラスバト、海鳥の姿が戻ってきた ? その1
2015.02.24UP [住んで知った世界遺産・小笠原のリアル 004] 有川 美紀子 さん有川 美紀子 さん
 小笠原が抱えている永遠の課題、外来種除去と世界自然遺産登録について書いてきた前回まで。少々暗めの話題になってしまったことをお詫びします。誤解しないでいただきたいのですが、外来種除去は小笠原にはどうしても必要なことです。前回まででは、そのやり方が急すぎたために人の気持ちがついてこられなかったということを書いてきました。ですが、もちろん取り組んだ成果が目に見える形で出てきている事例もあります。後半の3回は、世界自然遺産登録時から現在までに至る“希望”を感じる出来事を中心に書いていきたいと思います。...[続きを読む]
アカギとノヤギとグリーンアノールの未来
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アカギとノヤギとグリーンアノールの未来
2015.01.20UP [住んで知った世界遺産・小笠原のリアル 003] 有川 美紀子 さん有川 美紀子 さん
 前回、自然遺産登録のために行われた外来種駆除や山の立ち入り規制などが急スピードで進んだため、住んでいる人たちの「小笠原の未来はこんな島にしたい」という合意を作ることができず、もやもやが残ったということを書きました。  でも、事業としては至極まっとうに進んで、ある程度の成果も出ていたため、教科書通りの書き方だったら「小笠原はかねてより問題だった外来種駆除に取り組み、特異な自然を守る努力をしている島です」と、キレイにまとめることができるでしょう。  その裏側で、島に住む人の気持ちはどう動いているか? 特に、外来種云々と言われる前まで、普通に島の生活の中にいた身近な3つの特定外来生物について、多くの人の胸の中に複雑な思いを残したように思います。 ...[続きを読む]
車から未来を作る
ジャンル:暮らし
車から未来を作る
2015.01.06UP [石巻カーシェア道中記 006] 吉澤 武彦 さん吉澤 武彦 さん
 2012年10月、私たちがカーシェアリング事業を実施していた仮設万石浦団地で利用者間交流の催しとして電気自動車(EV)の試乗会を行いました。市内のディーラーさんに協力してもらって実現した企画です。当時私たちが使っていたのはガソリン車ばかりでしたから、物珍しさもあったのか、思った以上の盛り上がりとなりました。...[続きを読む]
外来種駆除、それが及ぼした影響
ジャンル:暮らし
外来種駆除、それが及ぼした影響
2014.11.11UP [住んで知った世界遺産・小笠原のリアル 002] 有川 美紀子 さん有川 美紀子 さん
 島に住んでいた2010年冬、「あの山の東側が、アカギの薬注(薬剤注入)をしたところだよ」と、教えられて見上げたその先には、山の斜面の一部分だけ灰色になっている不思議な光景がありました。  アカギ。それは小笠原の自然に大きな影響を与える特定外来生物として、駆除の対象になっている樹木でした。その灰色の空間が、木が死んだ跡だと知って見上げると、山が寒々しく見えました。...[続きを読む]
世界遺産という言葉が一番ささやかれた年、小笠原に移住した
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世界遺産という言葉が一番ささやかれた年、小笠原に移住した
2014.09.30UP [住んで知った世界遺産・小笠原のリアル 001] 有川 美紀子 さん有川 美紀子 さん
 2009年5月26日、もう何十回とお世話になっている小笠原への定期船「おがさわら丸」に、愛猫・マウムと買いたての電動アシスト付き自転車とともに乗り込みました。初めて小笠原と出会ってから19年目、1年間限定の予定で小笠原に住むためです。目的地は母島。当時住んでいた横浜の住民票は母島に変更手続き済みです。これから1年、帰らなくてよい、島の暮らしが始まる!!...[続きを読む]
車を使った社会貢献への道
ジャンル:暮らし
車を使った社会貢献への道
2014.09.16UP [石巻カーシェア道中記 005] 吉澤 武彦 さん吉澤 武彦 さん
 私たちは現場で様々な要望に応えるうちに、カーシェアリングの枠を超えた、車を使った様々な社会貢献に取り組んできました。今回は、それらを紹介したいと思います。...[続きを読む]
『関係』を作るタイアップ
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『関係』を作るタイアップ
2014.06.10UP [石巻カーシェア道中記 004] 吉澤 武彦 さん吉澤 武彦 さん
 私たちがこの取り組みを今まで維持発展できたポイントを1つ述べるとすれば、それは様々な『タイアップ』を成功させてきたことです。今回は私たちが行ってきた『タイアップ』について今までご協力いただいた方々のお顔を思い浮かべながら、感謝の気持ちと共にご紹介します。<br />  2014年4月11日、私たちの車、約40台は、石巻専修大学で自動車工学を専攻する学生たちの手により、タイヤ交換をはじめとした各種メンテナンスが施されました。タイヤやオイルをはじめとする交換部品は全てメーカーが協賛してくださいました。...[続きを読む]
ドイツ人の食と暮らしのリスク意識(2)
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ドイツ人の食と暮らしのリスク意識(2)
2014.04.30UP [ドイツ市民の食と暮らしの安全づくり 010] 高雄 綾子 さん高雄 綾子 さん
チェルノブイリ後の市民生活の混乱(コラム003参照)で述べたように、放射能汚染に対する不安は、特に小さい子どもを持つ母親たちを中心に急速に広まっていきました。その不安はコラム009で述べたように、事故によって突然、食や暮らしのなかに入り込んできた放射能汚染の前に、人間の支配やコントロールが無力であることを悲観するリスク意識から生まれたものでした。...[続きを読む]
カーシェアリング的コミュニティ論
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カーシェアリング的コミュニティ論
2014.04.08UP [石巻カーシェア道中記 003] 吉澤 武彦 さん吉澤 武彦 さん
 私たちのカーシェアリングからコミュニティが生まれた事例が数例あります。今回は私たちの持ち味とも言えるであろう『コミュニティ』について紹介します。2011年7月24日。私たちにとって最初の車を仮設万石浦団地に届けました。その団地は、様々な地域から集まっていたため、人間関係を一から作らないといけない状況にありました。カーシェアリングに関心を持ち、集会所に集まったのは3人。そこでどういうシステムでカーシェアリングを行うのか話し合っていただきました。...[続きを読む]
ドイツ人の食と暮らしのリスク意識(1)
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ドイツ人の食と暮らしのリスク意識(1)
2014.03.04UP [ドイツ市民の食と暮らしの安全づくり 009] 高雄 綾子 さん高雄 綾子 さん
 これまでご紹介してきた、チェルノブイリ後に発展したドイツ人の生活を放射線から守るためのムーブメントは、隣国フランスと比べても際だっていました。これは、それまで反原発運動がドイツ国内で活発化していたことと無関係ではありません。独仏の国境を隔てるライン川沿いには、多くの原発が立地しており、事故の可能性と影響は両国で同程度です。ドイツでは市民がそのリスクを大きく捉え、大規模な反原発運動に発展していたのに対し、フランスではそれほどでもなかったというのは、大変興味深い現象です。環境破壊のリスクは、客観的な事実としてではなく、人々の意識のあり方に大きく左右されると言えます。...[続きを読む]

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