シリーズ 世界中の「子育て家族」から最も愛される旅館へ レポート一覧
NEW ENTRY
- 0012021.11.24UP

- 「子連れ旅行」について、伊勢志摩国立公園の中から考える。
- 「子連れ旅行」と聞くと、あなたは、どんな情景や経験を思い浮かべますか?多くの方が、人生の中で一度は経験された家族での旅行。記憶を遡れば、
「幼い頃、両親に連れられて出かけた観光地」
「我が子を連れて行ったアトラクション施設」
「夏休みに訪れた、祖父母の家」
それぞれに懐かしい思い出があるのではないでしょうか。このレポは、そんな魅力に取りつかれ、子連れ旅行者から愛される旅館、観光地づくりに励む、一人の新米若旦那の物語です。
...[続きを読む]
- エコナビゲーターからのご挨拶
- 谷口 優太さんプロフィール

- 「伊勢志摩」と聞いて、皆さんは何を想像しますか?伊勢神宮?御木本真珠?鳥羽水族館?学生時代、修学旅行で訪れた方も多いかもしれません。伊勢志摩エリアは国立公園に指定されていますが、ほかの国立公園に比べて民有地の割合が非常に高く(96%以上)、公園内の居住人口も非常に多いため、地域の生活、歴史、文化、風習などに深く触れることができるのが特徴です。美しい景観とともに人と自然の関わりを感じさせる国立公園です。現在は、全国8の国立公園が指定されている国立公園満喫プロジェクトの対象公園の一つとして、「ナショナルパーク」としてのブランド化の取り組みを進めています。
そんな伊勢志摩を舞台に「世界中の子育て家族から愛される旅館になる」というビジョンに向い、私で5代目になる日本旅館を経営しています。
私自身、旅館の経営者であると同時に、0歳児のパパでもあります。子育ては、何ものにも代えがたい稀有な経験である一方、様々な苦労を伴う「喜ばしい困難」な一面もあります。
このコラムでは、「世界中の子育て家族から愛される旅館になる」というビジョンや、それに向かう過程での悪戦苦闘の様子をお伝えし、読者の皆様が、少しでも自分の家族や友人の方を思い出すきっかけになれば、と思っております。