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「地球と暮らしについて考えるエコ・マジック」バックナンバー

0192020.01.21UPエシカルな計算

 2020年に入り、皆様いかがお過ごしでしょうか?
 今年も、地球と暮らしについて考える「エコ・マジック」、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 1年半程前に、環境省主催のイベントに参加しました。それまでの私は、海や川や山など、純粋に自然を守る という観点でのみ「エコ」を捉えていた部分がありました。しかしながら、私たちの普段着ている洋服や食べている食品などの生産の現場では、誰が、どこで、どのような状況で作っているかまで考慮する必要があるという考え方があることを知りました。
 こうした考えは、「エシカル消費」と呼ばれています。

 エシカルとは、環境への配慮だけでなく、その商品の安全で安心な素材の選択や製造プロセス、途上国における待遇や対価の面で差別のない労働など、社会的な課題も視野に入れて配慮する。(東京商工会議所・エコ検定公式テキストより)
 という意味があります。
 その後、私は、一般社団法人エシカル協会の勉強会に参加させていただきました。非常に奥が深い世界で、より多くの方々に知っていただき、広く一般の方々にも考えてほしいテーマと思い、今回のマジックを考えました。

エコ・マジック動画019

解説

 環境への負荷が高まる現在、さまざまな消費活動に環境への配慮がますます必要になっている。素材の生産から選択まで、さらにその加工過程、そして消費形態まで、全ての過程での環境配慮が不可欠である。例えば再生可能な自然素材の選択だけでなく、その素材生産における自然への負荷の低減(過剰な施肥や農薬から、無計画な自然林等の伐採による農地の拡大などからの脱却)、さらにフェアトレードにも配慮が必要である。
 近年大きな問題としてなっているのは、食品や洗剤などに多用されているパーム油問題である。パーム油の原料となるアブラヤシ畑の無秩序な開発や劣悪な労働環境だけでなく、熱帯雨林の伐採や焼却により生ずる泥炭地の火災が地球規模の気候変動を加速する(CO2の大きな吸収源である熱帯雨林の減少、泥炭の火災によるCO2排出量の増加など)ことが懸念されている。これらの問題への対応策として、欧州の食品生産におけるパーム油使用は2020年に持続可能なパーム油が100%となるよう求める「アムステルダム宣言」が2015年になされ、デンマーク、フランス、ドイツなどが署名している。

 現在の我々の生活(消費行動)にはこのような思わぬ影響を与える可能性を常に包含していることを意識することが求められている。

(動画編集・解説:一般財団法人環境イノベーション情報機構 専務理事・功刀正行)

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