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「地球と暮らしについて考えるエコ・マジック」バックナンバー

0032016.07.12UP光合成

 今回は、エコロジーの観点から、私達人間と植物のつながりについて、考えてみたいと思います。
 「光合成」の役割について、調べてみました。緑色植物が光のエネルギーを用いて、二酸化炭素(CO2)と水から有機物を合成する過程。その際に、二酸化炭素と同容量の酸素(O2)が生成されます。
 人間と植物は、バランスを取り合って生きています。文章だけですと、中々、イメージが掴みにくいところがあり、何とかマジックで、視覚的に表現できないか? という視点で、今回のマジックを編み出しました。

 最近の研究では、光合成を人工的に作り出す「人工光合成」という技術を生かして、酢酸から自動車の燃料となるエタノールを作り出す事に成功した事例も出てきました。
 今後の更なる技術発展を願いつつ、光合成の役割について考えるきっかけにしていただければと思っています。

エコ・マジック動画003

※このマジックの演出・手順はミヤモ・オリジナル・マジックとなります。ミヤモ本人以外がテレビ等で演じることはできません。

解説

 光合成とは、一般的には炭素源としての二酸化炭素と水を用い光エネルギーにより、糖と酸素を生成する酸素発生型光合成のことです。
 無機物である二酸化炭素と水から有機物である糖を生成できる生物は、植物や藍藻(シアノバクテリア)など好気的光独立栄養生物のみであることから、この反応による生産を第1次生産と呼び、これ以外の動物など好気的従属栄養生物を支えています。
 地球誕生当初の大気には酸素がほとんど存在しない、いわゆる嫌気状態でした。従って、初めて誕生した生物も嫌気的環境に適応した(酸素呼吸をしない)生物でした。初めての生物誕生後、およそ数億年後(諸説ありますが約30億年前)に誕生したシアノバクテリアは酸素発生型光合成により廃棄物として酸素を放出し、その後十数億年かけて、地球の環境を好気的に変化させることとなりました。
 現在の大気中の酸素濃度は約21%ですが、このほとんどはこの酸素発生型光合成によって生成されたものと考えられています。
 好気的光独立栄養生物(植物など)は、第1次生産者として地球の生物を支えているだけでなく、現在の酸素が主要成分の大気環境をも支えているのです。
 さらに、我々が化石燃料等を燃焼させて発生させた二酸化炭素を、光合成により消費して大気から除去してくれていますが、その処理速度より、我々が発生させている二酸化炭素の放出速度の方が早いため、大気に二酸化炭素が残ってしまい、地球規模の気候変動の主要因となっています。

一般財団法人環境イノベーション情報機構 専務理事・功刀正行


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