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「地球と暮らしについて考えるエコ・マジック」バックナンバー

0152019.02.05UPコーヒー豆とミルクはどこから

 皆様、明けましておめでとうございます。地球と暮らしについて考える「エコマジック」、本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
本格的に寒さが増してきました。温かいものがほしくなる時期ですね。

 私はコーヒーが好きです。毎日飲んでいるわけではありませんが、週に2~3回は飲んでおります。そんな時に、ふと思いました。このコーヒーは、どこで誰がどのように作って、私たちのもとに運ばれてくるのだろう?
 素朴な疑問を持った私は、まわりの環境専門家の薦めもあり、「フェア・トレード」の勉強会に参加したり、自分なりに調べてみました。

 「フェア・トレード」とは、“途上国の農産物や製品を、市場価格よりも高い適正な価格で、継続的に購入することで、途上国の人々を支援することを目指す取組み。”との記載がありました。(EICネット「環境用語集」より一部抜粋)。

 今回は、コーヒーにスポットを当てましたが、今後の買い物の際、身の回りの日用品や食べ物の原材料や、どういった生産過程をたどってきているのか、私自身を含めて、意識を少しでも高めていこう! という思いから、今回のエコ・マジックを考案いたしました。

 ぜひ、マジックをご覧いただいた皆様も、フェア・トレードについて考えてみてください。

エコ・マジック動画015

解説

 十年ほど前になるが、イギリスのビートルズの生まれた港街リバプールを訪れた。私は、初めて訪れた街では、まずスーパーに行ってみる。物価水準がわかるし、珍しいものや掘り出し物などがしばしば見つかるからだ。そこで見つけたのは生鮮食料品などのほとんどすべてに付けられた、数字が表示された小型の液晶ディスプレイだ。我が国のスーパーでも最近価格が液晶表示になっているので、初めは価格表示かと思ったが、違った。さて、何が表示されていたのだろうか?

 ディスプレイには、Foodmileageと表記されていた。つまり、野菜などその品物がどこからどの程度の距離を運ばれて来たかを表示している。イギリスは我が国同様、様々なものを輸入に頼っているので、注意を喚起しているのだろうと思うだろうが、そうだろうか。イギリスのカロリーベースの食糧自給率は、1970年代は45%程度だったが、その後改善し、近年はほぼ70%台をキープしている。つまり、更なる地産地消を勧めると同時に、長距離輸送におけるエネルギー消費、すなわち二酸化炭素排出への注意喚起が目的であろう。

 翻って我が国を見てみると、食料自給率は一向に改善されない。スーパーでの食料品の多くは輸入品が占めているし、我が国でFoodmileage表示を見かけたことはない。一時、我が国独自の指標としてWoodmileage(輸入木材でなく国産木材を推奨するために)を表示しようとの動きがあったが、どうなったであろうか。

 ミヤモさんのお話しに出てくるフェアトレードと同様に、改めて原材料を含めて、食料及び資源利用を見直す必要がある。

(撮影、編集、解説:一般財団法人環境イノベーション情報機構専務理事 功刀正行)

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