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「地球と暮らしについて考えるエコ・マジック」バックナンバー

0042016.09.21UP生物多様性-人間と動物-

 暑い日が続いています。野生動物たちにとっても暑く苦しい夏になってきているのでしょうか…。
 さて、今回は「生物多様性」について考えてみたいと思います。「生物多様性」という言葉は、わかりやすく一言で言うと、生き物や動物と人間とのつながりを意味します。
 「私たちの地球」とよく言われますが、この言葉には、地球が人間だけのものではなく、花や木、動植物、それら全てを含めた「かけがえのない地球」のメンバーとして、人間が存在しているという意味が込められているのではないかと考えています。
 そうした中で、今回は、主に野生動物と人間との関わりをマジックで表現してみました。

 未来の地球環境に向けて、今後も、人間と動物は良きパートナーとして、共存していかなければいけません。そのためにはどのようにしたらよいか? 一人一人考えるきっかけにしていただけたらうれしい限りです。

エコ・マジック動画004

解説

 生物多様性とは、地球上に多様で様々な生物が生きていることです。
 もう少し詳しく言いますと、次の3つの多様性、生態系の多様性・種(生物種)の多様性・遺伝子の多様性が大事なのです。

  • 生態系の多様性:
     地球上には様々な生態系があります。たとえば、樹木がうっそうと繁る森林、集落の近くの田畑や牧草地、その中間に位置する里山、川や湖、そして海。それぞれに特徴的な、多くの植物、動物、昆虫、そして微生物も生息しています。植物を食べる動物や昆虫がいますし、動物を食べる動物もいます。また、植物の花粉を運んであげる鳥や昆虫もいます。このように、植物と動物はお互いに関係を持ちながら暮らしています。
     ミヤモさんのマジックでは、シロクマがすむ寒い北極圏、クマの仲間のツキノワグマがすむ日本の森林、ライオンがすむアフリカの草原、どれもが生態系なのです。

  • 種の多様性:
     森林や草原には様々な木、草、きのこなどが育ち、クマ、シカ、タヌキ、ウサギなどが暮らし、鳥やカブトムシ、蝶、蜂、セミ、トンボなどの昆虫が飛び回っています。このように、それぞれの生態系の中に、それぞれに独特で多様な植物、動物、昆虫、微生物など生きていることを種の多様性と言います。
     ミヤモさんのマジックでは、とくに動物の種の多様性が示されていますね。
  • 遺伝子の多様性:
     地球に生きる私達人類は、すべてがホモ・サピエンスという種のメンバーです。しかし、日本をはじめアジアに暮らす人々、欧米に暮らす人々、アフリカに暮らす人々の間で、皮膚の色や毛髪の色・形など身体の特徴が少しずつ違っていますね。これが遺伝子の多様性です。
     このような遺伝子の違いは、人類だけでなく、シロクマでもライオンでも、すべての動物そして植物でもみられるのです。どの動物もどの植物も、遺伝子からみればそれぞれが独特なのです。

 最近は、大がかりな開発や地球温暖化などの環境の変化によって、生態系も、種も、遺伝子も多様性が急速に減少していることが心配されています。生物多様性を守るために、環境を保全する活動や国際条約を作る対策などが進められています。

一般財団法人環境イノベーション情報機構 専務理事・功刀正行

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