メインコンテンツ ここから

「北海道で飲食店をやりながら生きていく」バックナンバー

0212023.08.15UP自分のお店 居酒屋 酔九屋(つくもや)のお料理をご紹介。

夏の猛暑もやっと落ち着いた、北海道でございます。
「夏の北海道は涼しい」という事は、最近は全くなく、エアコン必須な環境となってきました。
お盆明けると涼しくなるんですけどね。
ただこんな状況だと、それも怪しいですね。

さて!自分は札幌の北29条というところで飲食店
居酒屋酔九屋(つくもや) https://g.co/kgs/cvm2Mw
をやっているのですが、
今日は、旬の素材を生かして、北海道の海や山の幸を味わってもらっている、お店のお料理を紹介したいと思います。

北海シマエビ つぶ貝 北海道産の鰤 ホタテ
(本日のお刺身盛り合わせ)

何といってもうちの目玉は、鮮度抜群のお刺身盛りですね。
札幌中央卸売り市場に直接買い付けに行ってます。
お値段も500円と破格。
鮮度が一番大事ですからね。
沢山食べてもらって、また鮮度のいい魚を仕入れます。
いい循環ですね!


豚の脂を溶かして ラードを精油

揚げ油は全てラードですね。
だから唐揚げやフライ等の味がひと味違います。

この脂は当初捨てられてしまう物だったのですが、お肉屋さんから安く譲ってもらい、活用させていただいております。
ゴミも少なくなり、お肉屋さんにもお金が入り、油を買うよりも安く、そして美味しい!
仕込みが大変ですが、全てのお料理の底上げをしてくれますし、環境にもいいので、精油していても気持ちいいんですよね。


寸胴で豚骨を煮込む

こちらが豚骨スープの仕込み。
一度下茹でして、コトコト濃厚に仕上げていきます。
最後は攪拌器で回して完成。

野菜もなし、純度100%の豚骨ですね。
このスープで味噌ラーメンか何か作ると特に美味しいです!


支笏湖産 釣りヒメマス

こちらは北海道は支笏湖で釣れたヒメマスです。
お客様が釣ってきてくれました。
このお魚、中々釣れなくて高級魚なんですよ。


ヒメマスのフライ~キノコの餡掛け

こういう事って、個人店の醍醐味ですよね。
ありがたく使わせていただき、ヒメマスのフライとなりました。


ゴーヤとササゲのお浸し

夏野菜が美味しいので、ゴーヤとササゲをお浸しにしました。
濃い緑がとても綺麗ですね。

さっと茹でて、調味した鰹出汁にドボン。
氷水に当てながら冷やして完成。
ご家庭でも簡単にできますよ!


ホタテのトマトクリーム煮

夏に美味しいのはやっぱりトマトだ!
っていう事で、フレッシュトマトとクリームでホタテを煮ました。

大変当たり前の話しなんですけど、缶詰めのトマトより、フレッシュトマトを煮詰めた方が美味しいですね(笑)

夏にトマトをもらう方も多いんじゃないでしょうか。
湯引きしたトマトを刻んで煮詰めるだけで、色んなお料理に使えますよ!


石狩産 こだま貝の湯引き

石狩浜でとってきた、こだま貝という貝です。
これは量が少なく、出回る事はほぼないのではないでしょうか。
取れたてを湯がいて食べると、貝の芳醇な味の後に上品な甘味を感じます。
例えるなら超高級アサリ。
旨い!


石狩産 あおさのり

こちらも石狩浜でとってきた、あおさのりです。
この天婦羅がとても美味しいんですよね。
芳醇な海苔香りがたまりません。

ある所には水面一面に漂っていて、まだまだ活用できる食材があるなぁと感じます。
こういう食材を活用していけば、食品ロス等を減らしていけると思うんですよね。
本当に、自然の恩恵を受けている日々です。


巨峰の白ワインゼリー

こちらはデザートです。
湯剥きした種無し巨峰をたっぷりしいて、上に白ワインゼリーをのっけました。

清涼感溢れる一品。


バスク風チーズケーキ

こちらはバスク風チーズケーキです。
こんなに作りやすくて、美味しいケーキがあるなんて本当にありがたいですよね。
開発した歴史の偉人に敬意を表します。
とっても美味しいので、いつも作っちゃいますね。


6000円のお任せオードブル

当店オードブル何かもやっていてですね。
メニューは決まっておらず、お任せしていただいているのですが、その分ボリューム満点という次第でございます。 この日は

  • ホタテと甘海老の刺身
  • 空芯菜の白和えと北海シマエビ
  • 出汁巻き卵と生キクラゲのお浸し
  • 鶏の唐揚げ
  • アブラ鰈の南蛮漬け

でした。

これ1台あれば、宴会が捗る事間違いなし!


ある日のオススメ


ご紹介したお料理達は、ほんの一部でしたが
いかがでしたでしょうか?

もし気に入りましたら、是非ご連絡の上、来店されて下さい。
北海道の海の幸、山の幸を仕入れ、美味しくお料理してお待ちしております。


このレポートは役に立ちましたか?→

役に立った

役に立った:1

北海道で飲食店をやりながら生きていく

「北海道で飲食店をやりながら生きていく」トップページ

エコレポ「北海道で飲食店をやりながら生きていく」へリンクの際はぜひこちらのバナーをご利用ください。

リンクURL:
http://econavi.eic.or.jp/ecorepo/eat/series/60

バックナンバー

  1. 001「福岡出身の僕が、北海道で飲食店を起業した話し」
  2. 002「北海道には、銀聖という鮭がおりましてな。」
  3. 003「北海道の真冬、それは真鱈の季節。」
  4. 004「狩猟をはじめて4年がたった。」
  5. 005「行者にんにくの季節が始まる。」
  6. 006「北海道の竹の子といったら笹竹を取りに行く。」
  7. 007「令和2年度 北海道での狩猟の始まり」
  8. 008「北海道の狩猟、雪原の狩猟の始まりだ。」
  9. 009「雪原の狩猟、豪雪深まる。」
  10. 010「北海道の狩猟は4月で終わり。今期の狩猟も無事に終えた。」
  11. 011「北海道の山菜料理。」
  12. 012「夏の雄大な自然 北海道 日高への渓流釣り」
  13. 013「ハンターになって5年目の猟期」
  14. 014「豪雪の北海道。忍び猟で鹿群れへ行く」
  15. 015「北海道、冬の漬物といえばニシン漬け。」
  16. 016「すっかり収穫量も増えた春の山菜達。」
  17. 017「北海道の川遊び、千歳川へスジエビ採りに行く。」
  18. 018「料理屋が教える、鹿肉ハンバーグの作り方。」
  19. 019「蝦夷鹿のスカルトロフィーの作り方。」
  20. 020「山菜の王様、たらの芽の畑へ。」
  21. 021「自分のお店 居酒屋 酔九屋(つくもや)のお料理をご紹介。」

前のページへ戻る