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「北海道で飲食店をやりながら生きていく」バックナンバー

0132021.11.02UPハンターになって5年目の猟期

山では安心して手順を踏む事が大事

10月、今年の猟期開始

10月、今年の猟期開始

 さて、10月が始まり、今期の狩猟も始まりました。
 毎回この日は安全猟を心掛けるのですが…。早速初日からはまってしまいました。


 まずは落ち着いてウインチで脱出します。
 無事に窪みから脱出しましたので、チェーンソーで枝を集めて埋めていきます。ローギアに入れて、バックで無事に脱出。猟期前にウインチとチェーンソーの整備をしっかりと行っていたのが功を奏しました。
 山では安心して手順を踏む事が大事ですね。焦って判断を謝ってしまつと、一瞬で状況が悪化してしまうので、道具に安心感を持つのが重要だと思います。

窪みにはまって、ウインチで脱出

窪みにはまって、ウインチで脱出

土と同化してしまっているタイヤ…

土と同化してしまっているタイヤ…


秋の山は、有機物に溢れている

 ここから先は車では走行できないので、歩いて狩猟をします。

落ちていた鹿のスカル

落ちていた鹿のスカル

「落葉」という高級キノコ

「落葉」という高級キノコ


 やっぱり山はいいですね。有機物に溢れています。
 「落葉」というキノコは、8月~10月に生える茸で、猟期始めに山を歩くとチラチラと生えています。キロ5~6000円する高級茸です。

天然の「山栗」

天然の「山栗」

 天然栗というのも、今では中々見かけないのではないのでしょうか?
 栗仕事というのも、料理人の大切な仕事ですね。ご家庭では手間がかかりすぎますから。
 (※狩猟中の山菜取りや釣りは違法なのでやめましょう)


オンタ捕獲

 そうこうしている内に、鹿が現れ発砲をしました。
 今期初の発砲ですね。当たっているでしょうか?

べっとりとした血痕は命中の証拠

べっとりとした血痕は命中の証拠

血痕を求めて鹿を追跡

血痕を求めて鹿を追跡


 ベットリとした血痕ですね。いい所に当たっているでしょう。
 鹿の追跡は何度やっても楽しいです。これぞ狩猟の醍醐味ですね!

撃ち取った雄鹿(オンタ)

撃ち取った雄鹿(オンタ)

 オンタ捕獲です!やりました! 至近距離でしたが、撃つ時はやはり緊張しますね。いくら近くても、外す時は外しますので。


 さて、肉が悪くならない内に解体をしていきます。

肉が悪くならない内に現地で解体

肉が悪くならない内に現地で解体

背ロースを剥ぎ取り

背ロースを剥ぎ取り


 この時期、鹿は冬に向けて脂肪を蓄えます。改めて見ると凄い脂ですね。これはいいお肉です。

角も大きかったので、切り落としましょう

角も大きかったので、切り落としましょう

内蔵を開けてみると、心臓を直撃していました

内蔵を開けてみると、心臓を直撃していました


 鹿は心臓を撃ち抜かれた状態でも、何百mも走る事があります。オスの鹿は特に強いですね。

骨皮付きの脚は1本15~20㎏にもなる

骨皮付きの脚は1本15~20㎏にもなる

目印を付けて、車まで何度も往復して運搬

目印を付けて、車まで何度も往復して運搬


 両腿も持っていきましょう。あまりわからないですが、オス鹿のモモはとても大きいです。皮と骨がついている状態だと、15~20kgあります。
 しっかりと目印をつけて何度も往復し、肉を運びます。
 この作業はいつも汗だくになりますが、猟期が始まった事を実感する事でもあります。命の重みです。

大自然に一人、狩猟をする自分

大自然に一人、狩猟をする自分

 絶景の中の大自然に一人、狩猟をする自分。
 今年もこの時がやってきました。
 かけがえのない時間を大切にしつつ、今期も安全猟を心掛けて、狩猟に励みたいと思います。


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バックナンバー

  1. 001「福岡出身の僕が、北海道で飲食店を起業した話し」
  2. 002「北海道には、銀聖という鮭がおりましてな。」
  3. 003「北海道の真冬、それは真鱈の季節。」
  4. 004「狩猟をはじめて4年がたった。」
  5. 005「行者にんにくの季節が始まる。」
  6. 006「北海道の竹の子といったら笹竹を取りに行く。」
  7. 007「令和2年度 北海道での狩猟の始まり」
  8. 008「北海道の狩猟、雪原の狩猟の始まりだ。」
  9. 009「雪原の狩猟、豪雪深まる。」
  10. 010「北海道の狩猟は4月で終わり。今期の狩猟も無事に終えた。」
  11. 011「北海道の山菜料理。」
  12. 012「夏の雄大な自然 北海道 日高への渓流釣り」
  13. 013「ハンターになって5年目の猟期」
  14. 014「豪雪の北海道。忍び猟で鹿群れへ行く」
  15. 015「北海道、冬の漬物といえばニシン漬け。」
  16. 016「すっかり収穫量も増えた春の山菜達。」
  17. 017「北海道の川遊び、千歳川へスジエビ採りに行く。」
  18. 018「料理屋が教える、鹿肉ハンバーグの作り方。」
  19. 019「蝦夷鹿のスカルトロフィーの作り方。」
  20. 020「山菜の王様、たらの芽の畑へ。」
  21. 021「自分のお店 居酒屋 酔九屋(つくもや)のお料理をご紹介。」

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