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「北海道で飲食店をやりながら生きていく」バックナンバー

0062020.08.26UP北海道の竹の子といったら笹竹を取りに行く。

 さて、初夏の山菜といえば何といっても『笹竹』でしょう。
 旬は6月~7月初旬、今回僕が採りに行ったのは、7月に入ってからでした。
 本名は『ネマガリダケ』といい、雪の重みで根本から曲がって生えてくる事からこの名前がついたようです。
 北海道って『孟宗竹』は生えてないんですよね。
 生えているのはもっと細い、この『笹竹』です。

 わかりやすくいうと、ちっちゃい竹の子ですね。
 なので、『姫竹』とか呼ばれたりもします。


 これが旨いんです!
 エグミがなくて、すごく上品な味の竹の子なんです。

 それで、この竹の子がどういうとこに生えてるのかというと…。

 こういうとこに生えてます。
 これ、目の前全部笹藪なんですよね。
 この笹藪に突入して、笹竹をとってきます。
 笹は自分の背丈をゆうに越えます。


 毎年、行方不明者がでます。
 下を向いて竹の子をとるのですが、笹が邪魔をして、方向感覚がわからなくなってくるんですよね。
 なので、GPSは必須です。
 笹竹とりは普通に遭難しますし、そんなニュースは珍しくもないので、本当に危ないです。


 あ!言い忘れてましたが、熊もでるので熊避けも必要です!
 笹竹とりはハードですね!!


 僕は今回白いビニールロープを巻いて竹の子をとってみました。


 こんな風にして、ロープを辿れば帰れます。
 白い紐が見えていると、安心感が全く違います。

 ただ、とても邪魔です。白い紐が竹に絡まりまくります。
しかし背に腹は変えられませんね。

 というわけで、竹の子をとっていきましょう。

 これは少し細いですね。
 ニセコのこの地域はメッカなので、人が入っているようです。

 しかし奥に入りすぎるのも怖いので、安全第一で探していきます。



 ありました。
 この小さな竹の子を、見つけてとっていきます。

 藪をかき分けとってきた竹の子は、皮に切れ目を入れて5分ほど茹でれば、もう美味しく食べれます。
 孟宗竹と違い、アク抜きが必要ないのは手軽ですね。


 茹で上がった竹の子はお浸しにします。
 やっぱり、竹の子は鰹出汁がよく合いますね。

 北海道に広く分布する『笹竹』ですが、ニセコ産の笹竹は風味がよく、とても美味しいです。
 羊蹄山の湧水が、竹の子の味をよくしているのではと考えております。



 採れたての竹の子は竹の子ご飯にしたりして、季節を満喫しました。
 採れたての竹の子で作ると、土の香りがまだ残っていて、風味豊かです。
 採りたてを食べると言うのは、最高の贅沢ですね


 仲間達と山に入って、一緒に山でご飯を食べる。
 これだけで、かけがえのない思い出になりますし、仲間達との親交も深くなり、笑顔が増えます。
 『自然に感謝して生きていけるようになる』
 これは何とも、気持ちのいい事であります。


 さぁ、夏が終われば、10月の蝦夷鹿猟のシーズンも近くなります。
 次回は、今期初狩猟の記事をお届けできればと思っております。

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