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エコライフ検定 エコライフ検定にチャレンジ!

エコライフ検定は、誰でもチャレンジできます!

第12回
  • Q1
  • Q2
  • Q3
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  • Q5
  • Q6
  • Q7
  • Q8
  • Q9
  • Q10

Q1「地産地消」は、次のうちどれの略語?

  1. 地球生産地球消化
  2. 地場産物地場消失
  3. 地域生産地域消費
  4. 地盤産出地盤消沈

正解3. 地域生産地域消費

地産地消とは、地域で生産されたものをその地域で消費すること、またその取り組みをいいます。
国の食料・農業・農村基本計画では、こうした活動を通じて、生産者と消費者を結び付ける取り組みを言い、これによって消費者が生産者と『顔が見え、話ができる』関係で地域の農産物・食品を購入する機会を提供するとともに、地域の農業と関連産業の活性化を図ることと位置付けています。

Q2別名「オセンコロシ」と呼ばれる食材とは、なんのこと?

  1. 秋田県の郷土料理「きりたんぽ」に欠かせない比内地鶏の俗称
  2. ハタンポとも呼ばれるスズキ科スズキ目の小魚の地方名
  3. 山菜として食べられるユリ科の「オオバギボウシ」の若葉のこと
  4. ノレソレとも呼ばれる半透明な穴子の稚魚

正解2. ハタンポとも呼ばれるスズキ科スズキ目の小魚の地方名

煮てよし、焼いてよし!の人気の魚でも、市場ではほとんど値の付かず、箱代や運賃でかえって赤字になることもあります。
別名「オセンコロシ」とも呼ばれる、スズキ目スズキ亜目ハタンポ科ハタンポ属の小さな魚もそのひとつ。
その名前の由来は、昔「お千」と言う名前の人がコイツを食べてあまりのおいしさに死んでしまったと言うウソのような(多分ウソ)言い伝えによるとされています。

Q3近年、「食」に注目が集まっています。次のうち、「食」に関する映画でないのはどれ?

  1. 『種まく旅人』
  2. 『アンダンテ』
  3. 『モンドヴィーノ』
  4. 『ザ・トゥルー・コスト』

正解4. 『ザ・トゥルー・コスト』

『種まく旅人』は、農水省官僚の目を通して農業や漁業などの第1次産業に従事する人々を描く映画シリーズ。2021年4月にシリーズ第4作が公開されました。
『アンダンテ』は、対人恐怖症で引きこもりになった主人公の目を通して、引きこもり問題や食料自給率問題について描いた2010年公開の映画です。
『モンドヴィーノ』は、ワイン業界の裏側と世界的なワインブームの真相に迫ったドキュメンタリー映画で、2004年に製作されました。
『ザ・トゥルー・コスト』は、ファストファッションと人権及び環境影響について取り上げた2015年製作のドキュメンタリー映画です。ファッション生産に携わる労働者の生活や河川・土壌の汚染など、ファッションの知られざる裏側に迫ります。

Q4フードマイレージとはどういう概念?

  1. 作物の原産地から栽培地までの距離を示す指標
  2. 遠い国から運ばれてくる食料品の環境負荷を評価する指標
  3. 航空会社が利用者のマイレージポイントによりサービスする食事のランキング
  4. 地域でつくる食料品を食べようというキャンペーンのこと

正解2. 遠い国から運ばれてくる食料品の環境負荷を評価する指標

フードマイレージとは、1994年に英国の消費者運動家ティム・ラング氏が提唱したといわれる考え方。
輸入食糧の総重量と輸送距離を掛け合わせたもので、食料の生産地から食卓までの距離が長いほど、輸送にかかる燃料や二酸化炭素の排出量が多くなります。
このため、フードマイレージの高い国ほど、食料の消費が環境に対して大きな負荷を与えていることになります。

Q5冬野菜について間違っているのは?

  1. 根菜類などには体を温める効果がある
  2. 冬の間も畑に残してある野菜のこと
  3. 冬に成長する野菜のこと
  4. 寒さに耐えるため甘みを増す

正解3. 冬に成長する野菜のこと

冬野菜といっても、冬に成長するワケではなく、だいたいは秋にはできあがっていて、冬まで残ってる野菜のコトを言います。
冬の畑は、天然の冷蔵庫で、しかも冬野菜はまだ生きて根付いてるので、さらに鮮度が保てるわけです。
冬の畑にある作物は、体は成長しないものの、細胞が凍らないように糖分を増やして甘くなっています。
また、冬野菜には、血行促進や発汗作用を持つ成分を含むものがあり、体を温める効果があるとされています。

Q6狩猟について間違っているのは?

  1. 現在の日本には狩猟するほど野生動物は生息していない
  2. 飼育・飼料は自然界でまかなえる究極の地産地消
  3. 適正な狩猟は山林生態系のバランスを整える
  4. 狩猟は多くの野生動物を絶滅に追いやった

正解1. 現在の日本には狩猟するほど野生動物は生息していない

狩猟は、古くから山間部での食料調達の手段でした。
それが現金収入を得る本業となったのは、毛皮の需要の伸びたある一定の時期や、熊の胆などが高額で取り引きされた地域に限られましたが、こうした需要は多くの野生動物を絶滅の危機に追いやる原因となりました。
一方、家畜生産には穀物飼料や水、エネルギーを大量に消費しますが、狩猟では全て自然界でまかなわれます。
適正な狩猟は、山林の生態系のバランスを整え、農作物被害などに代表される人間と野生動物の軋轢を軽減させます。

Q7作物の栽培について、次のうち正しいのはどれ?

  1. 温暖化などで最高気温が上がると熱帯作物が栽培可能になる
  2. 麦秋は、秋の風物詩としての麦の稔りを表現したもの
  3. 植物は太陽の光を浴びて二酸化炭素と水からエネルギー源を作り出す
  4. 枝豆、小豆、納豆、豆腐、黄粉…これすべて同じ作物よりできる

正解3. 植物は太陽の光を浴びて二酸化炭素と水からエネルギー源を作り出す

気象庁の観測データ(全国13地点の平均)によると、日最高気温35℃を超える猛暑日の年間日数は、最近30年間と統計期間の最初の30年間と比べて約3.1倍に増加しているとしています。国内の最高気温は埼玉県熊谷市(2018年7月)と静岡県浜松市(2020年8月)で記録した41.1℃と、近年更新が相次ぎます。ただ、熱帯作物は最低気温によって花や実を付ける条件が左右されるため、最高気温の上昇だけで栽培できるわけではありません。
「麦秋」は、麦の穂の実りを表現する言葉で、ここで「秋」は季節ではなく穀物の収穫をあらわす初夏の季語として使われます。
納豆、豆腐、黄粉はすべて大豆が原料。枝豆は大豆の未成熟なもの、小豆(アズキ)は和菓子や中華菓子の重要な原料の一つです。

Q8ククリワナ猟について間違っているのは?

  1. ククリワナは仕掛ける場所が大事で、獲物の痕跡を調べることからはじまる
  2. ククリワナは金属部品を使うと獲物が警戒するため、自然物しか原料にできない
  3. ククリワナ猟では、仕掛け場所を探す過程でムカゴやキノコ、アケビなど山の実りを集めるのも楽しみの一つ
  4. ククリワナ猟とは、仕掛けたワナに獲物の脚をくくって捕まえる猟法

正解2. ククリワナは金属部品を使うと獲物が警戒するため、自然物しか原料にできない

ククリワナ猟は、山の中で“けもの道”を探り、ワナを仕掛けてシカやイノシシの脚をくくって捕獲する猟法です。
ほとんどの仕掛けが自作できることと、すべて一人で猟が行えることが特徴です。野生動物は嗅覚が優れていて、ワナの金属・油臭や人間のにおい等に大変敏感です。
それらが行動範囲にあると警戒して行動パターンを変えたり、ワナを見破ったりすることもあるため、ワナは入念ににおいを消します。
なお秋の山には、マタタビやサルナシ、アケビ、キノコなども採れます。これらも狩猟のおかげで手に入る食料です。

Q9「フード・セイフティ」「フード・セキュリティ」の意味として適当な組み合わせはどれ?

  1. 食糧の量的確保と、食品の安全衛生管理
  2. 食品の安全衛生管理と、食料自給率の向上
  3. 食料自給率の向上と、食品の盗難防止策
  4. 食品の安全衛生管理と、食糧の量的確保

正解4. 食品の安全衛生管理と、食糧の量的確保

食の安全にはフード・セキュリティとフード・セイフティの2つの側面があります。
フード・セキュリティは、人が生命を維持するために最低限必要な食料の量的確保を意味していて、国際的には途上国・貧困層の問題として主に議論されてきました。
ただ、先進国でも大規模災害や国際紛争など不測の事態によって食料供給ルートに支障が生じたときの安全保証として議論されます。
一方フード・セーフティは、最終製品である食品の安全性を確保すること。生産・製造工程や輸送・供給過程の的確なマネジメントが要求されます。

Q10エコクッキングの取り組みとして必ずしも適切でないのは?

  1. レシピの材料・手順は厳守する
  2. 旬の食材・地場の食材を使って土地の恵みを丸ごと食べる
  3. スーパーなどでは賞味期限間近の食材を選んで買う
  4. 食料品の購入時には、生産地等の表示を気にする

正解1. レシピの材料・手順は厳守する

エコクッキングの取り組みは、買い物で配慮すること、調理時に配慮すること、食べるときに配慮すること、片付けの時に配慮することなどがあります。
旬の食材・地場の食材を使えば、輸入食材等の輸送やハウス栽培等のエネルギー消費が抑制できます。
使わずに捨てられる食料品を減らそうと賞味期限間近の食料品をあえて選ぶ人もいます。
レシピにこだわらず、冷蔵庫内のありもので自由にアレンジするのも、無駄をなくすよい方法です。

これまでのエコライフ検定

第12回
「地産地消」は、次のうちどれの略語?
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第11回
SDGsの広がりとともに認知度が向上している「フェアトレード」の「フェア」はどんな意味?
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第10回
次のうち、低公害自動車とは言えないのはどれ?
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第9回
「太陽熱発電」とはどのようなシステム?
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第8回
砂漠化の原因としてあてはまらないものはどれ?
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第7回
地球温暖化の防止は、主に誰が取り組むべき問題?
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第6回
牛乳などの紙パック容器、全国の年間使用量はどれくらい?
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第5回
「ボランティア」という言葉が生まれたのはどこの国?
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第4回
自動車交通の分野において、省エネルギー対策として交通需要マネジメントがあるが、これにあてはまらないものはどれ?
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第3回
省エネに配慮したエアコンの使い方で、間違っているのはどれか?
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第2回
温暖化の影響を最も受けやすいのは、次のうちどれか?
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第1回
資源のリサイクルを進める上で、注意すべき点としてあてはまらないのはどれか?
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