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エコナビゲータープロフィール


佐藤 豪さん

エコナビゲーターからのご挨拶

 人が自分の価値観を変えられる経験というのは、人生の中でそれほど経験できるものではないと思います。ましてや大人になるに従い、経験則から判断できることが増え、経験せずとも、自分の心で新たなことに踏み出したり、多様な価値観を受け入れることにブレーキを踏んでしまうことも多いような気がします。かくいう私も、プロサッカー選手になれないとわかったところから、自分は教員になるしかないのかな、でもこれまでの経験を伝えられるし、最高の職だよな!などと、奥底にある違和感をよそに、それまでの価値観の延長線上からそのように考えていました。
 その後、スポーツメーカー勤務を選択し、勤務地の岩手県にて東日本大震災に被災。そこで生きることに対する意識が変わり、チャレンジを求めて再上京。さまざまな職を経験する中、ブラインドサッカーと出会いました。障がい者=可哀そう、辛そう、何もできなそう。そんな風に思っていた私自身の価値観を大きく変えさせられた出会いでした。
 このスポーツを通じて、1人でも多くの人が、それぞれの状況や価値観があるなかで、他人を認められたり、明日への活力を得たり、障がい受容ができるようになったり、というような変化が起こればよいなと願っています。


執筆エコレポ

プロフィール

 1987年宮城県仙台市出身。
 幼い頃よりサッカーに親しみ、小学校1年生よりプロサッカー選手を夢見て競技をスタート。中学2年時より、現J1ベガルタ仙台の下部組織に所属し活躍。
2005年には日本代表香川真司選手らとともに、宮城県選抜として岡山国体に出場。
その後、東京学芸大学に進学し、教員免許を取得しながらサッカー部に所属。最高成績は全国大会ベスト4。
 大学卒業後は国内大手スポーツメーカーに入社し、営業職を経験。他メーカー、フットサルスクール運営を経験後、2014年より日本ブラインドサッカー協会に参画。
 約7年間、国内で行われる大会事業の統括や、首都圏を中心に、ブラインドサッカー教育プログラムである『スポ育』の展開に従事。
 2021年3月より、一般社団法人U6ランバイクチャンピオンシップ機構CSOに就任。
“ランバイクを、すべてのスポーツのはじまりに”をビジョンに活動。その傍ら、個人として、ブラインドサッカーの発信を続けている。
日本ブラインドサッカー協会

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