NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン (2HJ)
昨今、フードバンクだけでなく、こども食堂などの活動も広がりを見せ、食のセーフティネットへの関心が以前より高まっているように感じます。同時に、昨年発生した廃棄食品の転売事件などを機に、食品ロスなど可食食料の廃棄問題が改めてメディアなどでも取り上げられる機会が増えています。捨てられる大量の食品と、充分に食べることができない人々という一見矛盾する課題は日本国内の問題だけでなく、世界的な人口増加と食糧増産の鈍化という実情を受け、国際的にも注目され始めています。食べものと私たちが今後どのように向き合っていくのか、改めて見直す時代に差し掛かっているようです。
2002年に日本で初めて法人化されたフードバンク団体です。まだ充分食べられるにもかかわらずさまざまな理由で破棄される運命にある食品を食品メーカーや農家などから引き取り、それらを児童養護施設やDV被害者のためのシェルター、さらに路上生活を強いられている人たちを含む生活困窮者へ届ける活動をしています。現在は一般の方からの食品の寄付も増えてきており、活動は?企業と福祉施設・団体を結ぶフードバンク(食品のマッチング)?企業・個人と困窮世帯を結ぶパントリー(困窮者支援)?路上生活者への食料支援(炊き出し)の3つを主軸に活動しています。
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