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エコナビゲータープロフィール


井上 弘司 さん

エコナビゲーターからのご挨拶

 原発事故が起きる前、皆さんは空気や水、食べ物そして電気などのエネルギーはどこで作られているか考えたことがありましたか。ニュースを見てようやく自分たちが生存するために大切なもののすべてが地方で作られていることを実感されたと思います。
 農林海産物が全国流通していなかった時代は、全ての食物が身近な所からやってくる地産地消が普通でした。私自身も近くの農家の絞りたての牛乳や野菜は自家用と近所から戴いたもので一年の食を賄い、燃料は山の木々を使用する最小のエネルギー消費生活でした。
 ところがこの国民の命を支え、日本らしい景観と豊かな自然を有し、もっともエコな生活が営めるはずの場所は、日本の経済成長の進展とともに人口減少や高齢化という問題が噴出しその結果、山や農地が荒れてしまう残念な状況になっています。
 このまま「瑞穂の国」と詠われた日本の農山漁村が失われて良いのでしょうか。
 本コラムはそうした状況の中で一生懸命、何とかしよう、頑張ろうとしている方々や、山里で誇りを持って暮らしている人たちの地域づくりや暮らしぶりをご紹介していきたいと思います。


執筆エコレポ

プロフィール

 1952年長野県飯田市生まれ。CRC合同会社 地域再生診療所所長、しんきん南信州地域研究所主席研究員。
 飯田市エコツーリズム推進室長、産業経済部企画幹、企画部企画幹を経て2009.3月退職。観光カリスマ百選(国土交通省)、地域活性化伝道師(内閣府)、地域力創造アドバイザー(総務省)、地域観光フォーラムアドバイザー(日本生産性本部)、オーライ!ニッポン会議企画委員、長野県観光振興審議会委員。
 著書に「農都両棲を切り拓く飯田市のまちづくり」(農文協)、「ドングリの森小学校物語」(講談社)。共著に「観光文化と地元学」(古今書院)ほか著述、雑誌寄稿多数。

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