礒貝 日月 さん
1999年4月1日、カナダの地図が大幅に塗り替えられました。東部極北地方を中心に、「ヌナブト」という新準州が誕生しました。同準州の総面積はカナダの5分の1に相当しますが、人口はわずか3万人。人口の約85%が極北の民・イヌイットです。「ヌナブト」はイヌイットの言葉で「私たちの土地」を意味しますが、カナダを構成する一準州であり、イヌイットの自治領ではありません。ですが、人口比率からもわかるように、イヌイットの国といっても過言ではありません。今年10周年をむかえるイヌイットの国。ここに居住するイヌイットの暮らしぶりをみなさんにご紹介したいと思います。
1980年、東京都に生まれる。慶應義塾大学総合政策学部で学び、2007年、同大学院政策・メディア研究科修了。現在、清水弘文堂書房代表、総合研究大学院大学文化科学研究科(国立民族学博物館)博士課程在籍。2001年に『ヌナブト イヌイットの国その日その日 テーマ探しの旅』(清水弘文堂書房)を発表し、2001年度慶應義塾大学塾長奨励賞を受賞する。編者をつとめた『北の国へ!!NUNAVUT HANDBOOK』(清水弘文堂書房)で「2003年度/第3回カナダ・メディア賞」大賞を受賞。幼少期から極北の先住民イヌイットとかかわりをもち、カナダ・ヌナブト準州各地へ現地調査のため7回訪問、合計すると約1年間滞在。
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