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エコナビゲータープロフィール


松見 靖子 さん

エコナビゲーターからのご挨拶

 砂漠のことをアラビア語で「サハラ」といいます。
 これが固有名詞となったサハラ砂漠の北東の端に、エジプト西方砂漠が広がっています。ナイル渓谷の西側、国土の3分の2にあたる68万km2を占める広大な地域に、5つのオアシスの町が点在しているほかは、定住する人も稀です。
 砂漠の表情は多彩です。連綿と砂丘だけが続く「大砂丘の海」。風食による石灰の奇岩が林立する「白砂漠」。玄武岩に覆われたピラミッド型の山が連なる「黒砂漠」。太古の海に原始クジラが集まっていた入り江もあり、天然の温泉や湖もあります。
 砂漠には、訪れる人の心を捉える不思議な魔力がありますが、脆弱なエコシステムは、多くの危機にも直面しているのです。
 このコラムでは、エジプト西方砂漠の悠久の自然美や、エコツーリズム情報、オアシスのエコに取り組む人々のエピソードなども紹介していきたいと思います。


執筆エコレポ

プロフィール

 バブル時代に社会に出た頃、リオサミット前で、世界の関心は環境問題一色でした。一方で、日本は未曾有の建設ブーム。輸入型枠材の使い捨てが、国際環境問題になっていました。その業界の一角にいた私。ある日、会社で何気なくコピー用紙を捨てていると、突然“Save the Rainforest!”という、天の声が聞こえたような気がして、留学を決意しました(笑)。
 イギリスで環境政策を学んだあと、独立したばかりのアフリカの国エリトリアに独り渡航。農業省の環境管理計画事務局を手伝うかたわら、『地球にやさしい!?ボランティア日記』を連載。その後、コンサルタント、国連機関勤務などで、資源保全や農村コミュニティ開発に携わってきました。エジプトは6ヶ国目の長期滞在国。訪問した国・地域は約50ヶ国。

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