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エコライフ検定 エコライフ検定にチャレンジ!

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第7回
  • Q1
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  • Q7
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Q1地球温暖化の防止は、主に誰が取り組むべき問題?

  1. 政府の担当者
  2. 人類すべて
  3. 大企業
  4. 科学者

正解2. 人類すべて

二酸化炭素の発生は人類のあらゆる活動と関連しているため、その削減のためには、人類のすべてがあらゆる場面で対応することが重要です。
一部の専門家や科学者などに対応をまかせておけば済むといった問題ではないのです。
これまでに達成した社会経済の発展を享受しながら二酸化炭素の発生などの環境への負荷を削減するためには、日常生活のあらゆる場面でのきめ細かな対応が重要となります。

Q2私たちの暮らしの中のいろいろな活動は、地球の環境とどのような関係にあるのか、もっともあてはまるものはどれ?

  1. 地球の環境を浄化している
  2. 地球の環境とは関係ない
  3. 地球の環境に負担をかけている

正解3. 地球の環境に負担をかけている

人類の活動によって、自然の働きでは分解されにくい物が作られ、消費され、いらない物が投棄され、環境中にたまり、悪い影響を及ぼすのです。
地球の大気は、対流圏で12kmほど、海洋の深さも最大で10kmほどしかありません。この薄い層の中が人の活動で汚され、好ましくない影響が出始めました。日光や微生物など自然界の働きでは分解されにくい物がつくられ、それが環境の中にたまり、環境に悪い影響を及ぼしています。そのうえ機械や技術が進歩し、海を埋め立てたり、森林を根こそぎつぶしてしまうことができるようになり、環境に好ましくない影響を与えています。

Q3持続可能なシーフードを認証する制度とは?

  1. MSC認証制度
  2. エコマーク制度
  3. グリーンマーク制度
  4. FSC認証制度

正解1. MSC認証制度

MSC認証は、持続可能で適切に管理されている漁業であることを認証する「漁業認証」と流通・加工過程で認証水産物と非認証水産物が混じることを防ぐための「CoC(Chain of Custody)認証」の2種類の認証からなる認証制度です。認証機関は、持続可能な漁業・水産資源の普及を目指す国際非営利団体「Marine Stewardship Council(海洋管理協議会)」。
グリーンマーク制度は、古紙の利用拡大と紙のリサイクル促進を目的に、公益財団法人古紙再生促進センターが表示の認証を行う制度です。
エコマーク制度は、ライフサイクル全体を考慮して環境保全に資する商品を認定し、表示する制度で、公益財団法人日本環境協会が認証しています。対象となるのは、文具、日用品、事務機器のほか、ホテルやカーシェアリングなど幅広い商品(物品、サービス)で、商品の類型ごとに認定基準を設定しています。
FSC認証制度は、環境団体、林業者、木材取引企業、先住民団体、地域林業組合等の代表者から構成されるNPO「Forest Stewardship Council(森林管理協議会)」が認証する制度で、適切な森林管理が行われていることを認証する「森林管理の認証(FM認証)」と、森林管理認証を受けた森林から算出した木材・木製品であることを認証する「加工・流通過程の管理の認証(CoC認証)」の2種類からなります。

Q4「水の惑星・地球」で、私たちの生活に使える水は全体のどのくらいの比率?

  1. 1%に満たない程度
  2. 10%弱
  3. 30%ほど
  4. 約97%

正解1. 1%に満たない程度

私たちの暮らす地球上には、およそ14億km3の水があると言われています。
その大半を占める約97%が海水で、淡水は3%しかありません。
しかも、ほとんどが極地の氷雪として存在していて、私たちの生活に使える水(河川や湖沼、地下水)は、地球上の水のわずか0.8%と言われています。
一方で、世界の水使用量の増加は、人口の増加以上に急速に伸びているといいます。

Q5産業革命などの技術革新によって、人類のエネルギー消費は、それ以前と比べてどのように変わった?

  1. エネルギーを使わなくてもよくなった
  2. より少ないエネルギーで済むようになった
  3. エネルギーを無尽蔵に生み出せるようになった
  4. より多くのエネルギーが必要になった

正解4. より多くのエネルギーが必要になった

産業革命の頃から、人類は鉄などの材料を用い、これに蒸気機関、内燃機関などの動力機関を組み合わせて、より早く、より強い「文明の利器」を手に入れてきました。
こうした便利な機械は農作業や漁業、そして工業製品の製造や輸出入などを活発にして私たちの暮らしを便利で豊かなものにしてきました。
その結果、同じ「一日の生活」、すなわち3回の食事やそうじ、洗濯などを行うために、それ以前の人類が必要としたエネルギーの何十倍、何百倍ものエネルギーを必要とするようになりました。
しかも人類の数も増え続けているので、そのエネルギー消費による影響は地球全体の環境を脅かすまでに大きくなってしまったといえるでしょう。

Q6二酸化炭素の排出を抑制・削減するには、化石燃料の消費を抑制するのが最も効果的である。そのための対策として直接的な効果が最も薄いのは、次のうちどれ?

  1. 森林による炭素の固定などを図る
  2. 海外で生産・販売されている商品よりも国産品を選ぶ
  3. 消費者として、節度を持って物資を消費する
  4. 森林を伐採してグランピング施設を開設する

正解4. 森林を伐採してグランピング施設を開設する

二酸化炭素の排出を抑制するには、化石燃料の消費を抑制するのが最も効果的です。
しかし、消費を抑制するためには同時に安価な代替エネルギーの開発を進めるとともに、国際的な合意のもとで不公平のないように、環境税のような経済的手段を導入したり、先進国と途上国とが協力して対策を進めるような手法の開発が重要です。

Q7最近注目されるサステナブルファッション、環境に配慮したファッションの取組としてもっとも適当なのは?

  1. シーズンごとに最新のトレンドアイテムを身に着ける
  2. 着ない服をフリマアプリで販売
  3. 衣服メーカーを買い支えるため、定期的に服を購入
  4. 旬のマストハブアイテムを逃さない

正解2. 着ない服をフリマアプリで販売

日本国内の衣服の消費・利用は増えている一方で、衣服1枚当たりの価格は年々安くなっています。国民1人当たりの年間平均消費・利用状況は、購入枚数が約18枚に対して、手放す服が約12枚、着用されない服が25枚と試算されています。つまり、手放す服よりも購入枚数が多く、1年間で1回も着られないままの服が1人当たり25枚もあるのです。
手放された衣服は、大きく分けると、衣服のままの利用(知人や友人に譲渡、リサイクルショップ・フリマアプリなどを通じて売却など)、資源として回収、ごみとして廃棄の3種類に分かれます。現在は、ごみとして廃棄される量が7割近くを占め、海外輸出を含むリユースが2割、資源としてリサイクルされる量が14%ほどと推計されています。

Q8サステナブルファッションの観点で適当といえないのは?

  1. 長く着られる品質の服を選ぶ
  2. 再生資源が使われている衣服を選ぶ
  3. なるべく海外からの輸入品を選ぶ
  4. タンスの肥やしになっている服を思い切って断捨離する

正解3. なるべく海外からの輸入品を選ぶ

現在、日本で売られている衣服の98%が海外から輸入品です。海外の衣服でも原材料調達や製造過程で環境配慮しているメーカーやブランドを選ぶのはよいのですが、やみくもに海外からの輸入品を選ぶだけでは不正解。国際認証や環境ラベルの表示なども参考に、服の素材や生産ルート等に関心を持ってください。
タンスの肥やしになっている服は、思い切って断捨離して、おさがりとして譲ったり、リサイクルショップやフリマアプリを活用して売却してみてはいかがでしょうか。ただし、断捨離した結果、ごみとして捨ててしまうのでは、サステナブルファッションとは言えませんよ。

Q9二酸化炭素の排出削減のためにしなければならないことで、あてはまらないものはどれ?

  1. ライフスタイルの変更
  2. 化石燃料の消費増大
  3. 脱石油文明
  4. 価値観の見直し

正解2. 化石燃料の消費増大

今日まで我々が築いてきた文明は、その多くを石油などの化石燃料の消費に依存しており、多量のエネルギー消費を前提としています。
そこで、地球温暖化の対策を考える時に、最も基本となるのは、こうしたエネルギー多消費型の社会形態や価値観について再検討を加える必要があるということです。

Q10自然環境を人間の活動に都合よく変えることが環境問題発生の原因の一つだが、それを可能にした理由は?

  1. 神の啓示を受けて悟りを開いたから
  2. 温故知新すなわち古い時代の技術を研究し取り入れたから
  3. エジプトのピラミッドの構築法を解明し利用したから
  4. 自然環境を変貌させることが可能なほど機械や技術が発達したから

正解4. 自然環境を変貌させることが可能なほど機械や技術が発達したから

自然環境を人間の活動に都合の良いように変えるための機械や技術が発達し、海洋を埋め立てたり、森林を根こそぎつぶしてしまうことが可能になりました。
このような自然環境を変貌せしめる工事の光景が何処においても日常普通に見られるようになってきました。
このことが地球環境問題を引き起こす大きな原因の一つなのです。

これまでのエコライフ検定

第7回
地球温暖化の防止は、主に誰が取り組むべき問題?
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第6回
牛乳などの紙パック容器、全国の年間使用量はどれくらい?
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第5回
「ボランティア」という言葉が生まれたのはどこの国?
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第4回
自動車交通の分野において、省エネルギー対策として交通需要マネジメントがあるが、これにあてはまらないものはどれ?
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第3回
省エネに配慮したエアコンの使い方で、間違っているのはどれか?
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第2回
温暖化の影響を最も受けやすいのは、次のうちどれか?
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第1回
資源のリサイクルを進める上で、注意すべき点としてあてはまらないのはどれか?
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