【地方自治体】2010.12.27 発表
埼玉県は、本庄市若泉を流れる元小山川の水質改善を目指し、同地域約200世帯の協力を得て、生活排水の“源流”である各戸の台所から汚れを排除する社会実験を行った。「住民のコツコツとした努力」(県)を通じて、きれいな川を取り戻す作戦だ。
社会実験では、皿などについた汚れをそぎ落とし、川に汚水として流さずゴミとして捨てる家事用具「スクレーパー」やキッチンペーパーなどを、協力する約200世帯に配布。スクレーパーはシリコン製で、県のマスコット「コバトン」をかたどった「シリコバ」という製品を用いた。
洗濯時も、汚れのひどい衣類はあらかじめ手洗いするなどの方法を奨励。実験は、11月24日~12月7日までの2週間実施。住民には、11月20、21の両日、意義や内容を伝える説明会を実施した。
元小山川ではこれまでも、下水道の整備と並行し、ヘドロの浚渫や、水質のきれいな川から水を引いて汚染を希釈する「導水」などのハード対策を行い、成果をあげてきている。県は実験前後に水質調査と住民への意識調査を実施し、今年度中に結果をまとめる予定。結果次第では、同様の取り組みを流域に拡大していきたい考えだ。 県土整備部水辺再生課 TEL:048-830-5114 【埼玉県】
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/kawanosaisei/jyoukajikken-h22bosyuu.html
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