【EU】2026.09.30 発表
EUのコペルニクス海洋環境モニタリングサービスは、2026年版海洋状態報告書を公表した。
それによると、海洋の状態は危機的な速度で変化しており、海洋生物、沿岸、地域社会に直接的な影響を及ぼしている。
主な報告内容は以下のとおり。
・2012年以降、1年あたり平均約4.2mmの速度で海面は上昇している。
・北極海氷域は1979~2025年に10年あたり約49万km2減少した。これはスペインの国土面積に匹敵する。海氷減少は強風と波浪を引き起こし、北極沿岸インフラの約60%が浸食や海面上昇に脆弱になっている。
・2024年に地中海と黒海では、平年を4.6℃以上上回る記録的な海洋熱波が発生した。
・小島嶼開発途上国の排他的経済水域の65%で、1999年以降海面上昇が加速している。
この年次海洋状態報告書は、海洋の変化が生態系、食料安全保障、経済、沿岸地域社会、世界の気候調節に及ぼす影響に関する重要なデータを提供している。
【欧州委員会】
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