【研究機関】2026.09.16 発表
世界気象機関(WMO)は、「オゾン層保護のための国際デー」に合わせて「オゾン速報」を発表した。
それによれば、2025年の南極のオゾンホールは、1992年に深刻な破壊が観測された以降で4又は5番目に小さかった。
その深さ及び規模は、2年連続で1990~2010年の平均を大幅に下回った。
2025年の北半球のオゾンの総量は、グリーンランド・欧州から中央アジア、北日本及びロシア連邦のカムチャツカ半島に至る広範な地域で平均を下回った。
長期的にはオゾン層は回復しているが、大規模な気象輸送条件の影響による年変動は発生している。
またオゾン対策で著しい進展がみられる一方で、過去数十年で紫外線指数(オゾン層の破壊状況を把握するために開発され、UV対策の国際的な健康基準となっている)の高い日数は大幅に増加。欧州の一部地域ではUV量が20%ほど増加している。
UVへの曝露の増加は、皮膚がんなどUV関連の疾患リスクが高まることを意味しており、速報では、大気モニタリングを利用した、各国当局による的を絞った効果的なUV対策が極めて重要になる、としている。
【世界気象機関】
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