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【ドイツ】2021.02.16 発表

ドイツ 2020年の大気汚染に関する暫定測定結果を公表

 ドイツ連邦環境庁(UBA)は、ドイツ国内における2020年の大気汚染の状況を公表した。これは、約400拠点の測定所で測定されたデータに基づく暫定評価であり、二酸化窒素(NO2)の閾値である年間平均40µg/m3を超過した測定所は全体の3~4%であったことが分かった。2019年はその数値は21%を超えていたことからNO2による大気汚染は大幅に改善したと評価されている。また、2019年は25都市であったNO2の閾値を超えた自治体数が2020年では10都市以下であった。さらに、粒子状物質は、1990年代後半に測定が開始して以降で最も少ない数値が測定され、オゾンは、過去20年間と比較し、2020年はオゾン汚染が少なかったとする結果が公表された。
【ドイツ連邦環境省】

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