【研究機関】2026.06.02 発表
世界気象機関(WMO)は、エルニーニョ現象について最新情報を発表した。
報告書「エルニーニョ現象/ラニーニャ現象アップデート」によると、2026年5月現在、熱帯域太平洋の海面水温は上昇を続けており、6~8月にエルニーニョ現象が発生する可能性は80%、7~9月、8~10月、9~11月の時期には、ほぼ90%か90%を上回る可能性で現象は確立し持続状態となる。
海面気圧に関する南方振動指数(SOI)もエルニーニョ現象の発生を裏付ける。
ラニーニャ現象に戻る可能性はほぼない。
これに伴い、6~8月の気温は全球で平年を上回り、今後、豪雨・洪水・干ばつなど極端気象発生リスクの上昇が予測される。
2023~2024年のエルニーニョ現象は史上5位以内の強度で、2024年の記録的な高温をもたらした。
WMOは、早期警報・防災体制の整備などエルニーニョ現象による気象災害への備えを強く要請した。
拡大アフリカの角地域では平年以下の少雨、南アジアの雨期雨量は平年以下、中央アメリカは平年以下の少雨と高温など地域別予報も発せられ、取組を促す。
【世界気象機関】
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