ラニーニャ現象

[ ラニーニャゲンショウ ]

解説

太平洋赤道域の中央部(日付変更線付近)から南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて低い状態が続く現象。逆に、海面水温が平年より高い状態が続く場合、エルニーニョ現象と呼ばれる。スペイン語で「神の子」を意味する(ラニーニャは女性形)。太平洋全域の海水温分布が変化し、これが気圧配置に影響を及ぼし、世界各地でさまざまな気候影響が現れることから、注目される。

詳細解説

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