【研究機関】2026.05.28 発表
世界気象機関(WMO)は、今後の高温記録更新を警告する年次報告書を発表した。
主な内容は次のとおり。
・今後5年(2026~2030年)の世界の年平均気温は、産業革命前を1.3~1.9℃上回るとみられる。同期間中の1年が2024年の史上最高記録を上回る可能性は86%である。
・2024年に産業革命前比1.55℃超えを記録したが、今後5年間の平均気温が1.5℃を超える可能性は75%、5年のうち少なくとも1年の平均気温が1.5℃超えの可能性は91%である。5年のうち少なくとも1年の平均気温が2℃を超える可能性は著しく低い(1%未満)。
・2026年末にエルニーニョ現象発生の可能性があり、その場合2027年は記録的な高温となり得る。
・北極の高温化進行は速く、今後5年の冬期(11~3月)は平年(1991~2020年の平均)を2.8℃上回る。これは世界平均気温の平年差の3.5倍である。
・今後10年に北極の3月の海氷の減少はさらに進む。
・今後5年の冬期(11~3月)は、高緯度と熱帯では平年より多雨、亜熱帯、特に南半球では少雨となる。
【世界気象機関】
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.