【国際機関】2026.02.06 発表
国際エネルギー機関(IEA)は、世界の電力システムと市場に関する年次報告書「電力2026」で、2030年まで世界の電力需要が年平均3.5%以上増加する(エネルギー需要全体の2.5倍以上の伸び)との見通しを示した。
背景には産業利用の増加、データセンターやAIの拡大、EV普及、空調使用増がある。
新興国・途上国が需要増を牽引する一方、先進国でも消費が増加する。
供給面では低炭素電源の発電が拡大し、2030年には再生可能エネルギーと原子力が世界の発電量の約半分を占める。天然ガス火力も拡大するが、石炭火力は縮小の見通し。
需要増、天候依存性が強まる電源構成、電力消費形態や技術の進化等に対応するには、電力系統とシステム柔軟性の迅速かつ効率的な拡充が必要だという。
送電網への大幅な投資拡大とともに、柔軟性と効率性向上のための政策・市場設計・規制(電力価格上昇への対応)、電力システムの安全性・回復力強化(インフラ老朽化・異常気象・サイバー脅威等のリスク増大への対応)等にも取り組む必要がある。
【国際エネルギー機関】
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