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[海外エコニュース一覧]

【国連】2025.11.25 発表

国連環境計画、ウズベキスタンは60年で1.6℃温暖化したと報告

国連環境計画(UNEP)は、新たにウズベキスタンの環境変化アトラス(地図)を発表した。
ウズベキスタンでは、この60年で気温が1.6℃上昇。世界平均(0.6℃)の3倍近くとなり、アラル海地域では最大で1.8~2.5℃上昇した。

干ばつも頻発。
2019~2024年は乾燥した年が続いた。
ウズベキスタンの低地地域の降雨量は極めて少なく、国土のほとんどが水ストレスの状態にあるが、氷河融解の影響により、水不足は2050年までにさらに拡大すると予測。
河川流域の流出量は25~50%減少し、灌漑不足がさらに深刻化する恐れがある。

また牧草地ではその60%で生産性が低下。牧草地の管理の改善、土地の健全性を維持する手法の開発が必要だという。

ウズベキスタンでの自然災害による損失額は年平均で9,200万ドル。これはGDPの0.2%に当たる。
アトラスは、陸上及び水生の生態系や、リオ3条約(気候変動・生物多様性・砂漠化)、持続可能な開発目標 SDG6(安全な水とトイレを世界中に)及びSDG15(陸の豊かさも守ろう)の進捗状況に焦点を当てた詳細な情報を提供する。

【国連環境計画】

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