【国際機関】2025.03.19 発表
世界気象機関(WMO)は、「世界の気候の現状2024年」を公表した。
2024年は人為的な気候変動が一層明確になったと指摘し、異常気象による経済、社会的な大打撃についても報告している。
要点は次のとおり。
・主な気候変動指標の記録更新が続いた。
・長期的な気温上昇幅(数十年平均)は1.5℃未満にとどまる。
・海面上昇や海の温暖化は数百年は元に戻らない。
・観測史上最も高温の年であった(主因は温室効果ガス)。
・早期警報や気候情報のサービスは地域社会や経済を守るために不可欠である。
気候変動指標の概要
・大気中CO2濃度:過去80万年間で最高水準
・気温(注):産業革命前より1.55℃±0.13℃上昇(高温の上位10年は直近10年に集中)
・海洋貯熱量:観測史上の最高水準(直近8年は毎年記録を更新)
・北極域の海氷面積:年最小値の上位18記録は直近18年間に集中
・南極域の海氷面積:年最小値の上位3記録は直近3年間に集中
・氷河質量:3年間のマイナス収支は直近3年間が最大
・海面水位:衛星観測史上の最高水準(観測開始からの上昇幅は2倍)
(注)世界の陸域における地表付近の気温と海面水温の平均
【世界気象機関】
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