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【国際機関】2025.01.30 発表

ボン条約、地域社会主導の保全戦略の重要性を報告

ボン条約(移動性野生動物種の保全に関する条約)は 2つ の報告書を発表し、地域社会主導の保全戦略は移動種保全の成功に役立つ可能性があると指摘した。

地域ベースの野生生物管理(CBWM)は人権と生物多様性保全の観点から国際政策において大きな関心を集めている。

報告書「地域社会の参加と生計調査」は、移動種保全における地域社会の参加に関する 10 の重要な指導原則(土地と使用者の権利、管理責任等)が世界各地の CBWM の実例でどう活用されているかを提示。

報告書「中央アジアにおける地域ベースの野生生物管理の可能性」は、移動種 4種(ブハラシカ、ユキヒョウ等)に焦点を当ててカザフスタン、キルギス等における CBWM の活用を紹介し、政策提言を行っている。

先住民や地域社会は生物多様性にとって最重要の場所の 3分の1 以上を管理し、移動種やその生息地の保全で重要な役割を担っている。
その伝統的知識・慣習を近代的な野生生物管理手法と統合すれば、野生生物とその生息地の管理・保全・持続可能な利用を成功させることが可能だという。

【ボン条約(移動性野生動物種の保全に関する条約)】

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