【カナダ】2024.09.06 発表
カナダ環境・気候変動省は、絶滅のおそれがある種とその生息地を保護する38の事業に「生息地管理プログラム」を通じて最大 620万ドル を提供すると発表した。
一例として、オンタリオ州では、
・ライス湖平原におけるオオカバマダラやホイップアーウィルヨタカなどの生息地管理
・州南西部におけるオオカバマダラとイナゴヒメドリの生息地となる背の高い草原の創出
など 12 の事業が選出された。
「生息地管理プログラム」は絶滅危惧種保護を目的に 2000年 に発足し、これまでに 3,800超 の事業に 2億3,200万ドル 超を提供してきた。
今年、カナダは「2030年自然戦略」を策定した。
これは 2022年 の生物多様性条約第 15 回締約国会議(COP15)で合意された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」に基づく国の自然保護目標の実施のための国家計画であり、カナダ政府はこれに沿って、地域社会などとのパートナーシップを重視した自然回復の取組を進めている。
【カナダ環境・気候変動省】
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