COP15

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解説

2009年12月7日から12月18日にかけてデンマークのコペンハーゲンで開催された「気候変動に関する国際連合枠組条約(気候変動枠組条約)」の第15回締約国会議。京都議定書の第一約束期間が終わる2013年以降の地球温暖化対策について、新たな議定書の採択が議論の焦点となった。

国連史上最多の118人の首脳が出席。30近くの国・機関の首脳レベルの協議・交渉の結果、コペンハーゲン合意が作成され、先進国、島嶼国、LDC(後発開発途上国)を含めほぼ全ての国が賛同したが、作成過程の不透明性を理由に途上国の数カ国が採択に反対したため、議論は紛糾。会議は1日の延長を経たが、同合意の全会一致での採択は断念、最終的に同合意に留意するとの決議を採択し、法的拘束力を持つものとはならずに閉幕した。

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