環境省は、東京湾環境一斉調査を8月から10月まで実施する。
この調査は、多様な主体が協働しモニタリングを実施することにより、流域住民はもちろん広く東京湾再生への関心の醸成を図るほか、東京湾とその関係する陸域の水質環境の把握及び汚濁メカニズムの解明等を目的としている。
令和6年6月3日から参加機関を募集したところ、同年7月29日時点で119機関から応募があった。

各調査の内容と参加機関数は以下のとおり。
　
　[1]水質調査
　　実施基準日：
　　　令和6年8月7日（水）
　　調査内容：
　　　東京湾の海域又は流域河川において、次の項目等の調査を実施
　　【海域】水温、塩分、溶存酸素量（DO）、化学的酸素要求量（COD）、透明度
　　【陸域】水温、流量、溶存酸素量（DO）、化学的酸素要求量（COD）、透視度
　　参加機関数：
　　　118機関
　
　[2]生物調査
　　実施期間：
　　　令和6年6月から9月
　　調査内容：
　　　東京湾の底生生物、カニ、魚類等の調査を実施
　　参加機関数：
　　　8機関
　　
　[3]環境啓発活動等のイベント
　　実施期間：
　　　令和6年6月から10月
　　活動内容：
　　　水質改善等に関する普及啓発活動を含むイベントを実施
　　参加機関数：
　　　7機関

調査結果は下記のサイトに掲載予定。過去の調査結果も閲覧できる。

東京湾再生推進会議モニタリング分科会（環境省サイト）
https://www.env.go.jp/water/heisa/tokyo_wqs.html


【環境省】