【国連】2024.04.28 発表
2024年世界環境デー(6月5日)の主催国サウジアラビアと国連環境計画(UNEP)は、砂漠化との闘い、土地回復、干ばつへの耐性向上を目指すキャンペーンを開始した。国内及び中東地域におけるサウジアラビアの公約(土地回復でのリーダーシップの支持、乾燥地・半乾燥地の再緑化・再野生化による気候変動への対処)に焦点を当てる。同国は本年12月に開催予定の国連砂漠化対処条約第16回締約国会議(UNCDD COP16)の主催国でもある。
2021~2030年を「国連生態系回復の10年」とすることが2019年3月の国連総会で決議された。各国は陸・海域の30%以上の保全、劣化した生態系の30%以上の再生により、10億haの土地を回復することを誓約している。2024年世界環境デーは、世界を持続可能で強靭な軌道へ転換させ、人と地球の保護のため協力するという「2030アジェンダ」を支持し、重要な生態系回復の取組への支援を結集させることで気候行動の気運醸成に寄与するという。
【国連環境計画】
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