ユニ・チャーム株式会社は、フジサンケイグループが主催する第32回地球環境大賞において、「日本経済団体連合会会長賞」を受賞した。
地球環境大賞は、1992年に「産業の発展と地球環境との共生」を目指し創設されたアワード。地球温暖化の防止、循環型社会の実現に寄与する新技術・新製品の開発、環境保全活動・事業の促進、持続可能な社会システムの探求、地球環境に対する保全意識の向上などを目的としている。
今回の受賞は、同社の以下の活動が評価されたものとなる。

・使用済み紙パンツの水平リサイクルに着手し、独自開発したオゾンによる殺菌、漂白、脱臭技術を用いて、複数の自治体と共同で実証実験を実施し、九州地区の一部の介護施設において商品を展開して使用を開始したこと
・使用済み紙パンツの再資源化により、新たな森林資源由来のパルプの消費量を削減できることや、ごみの処理費用の削減などに貢献したこと
・長年にわたる技術開発と実証モデルの構築により、資源の循環に貢献したこと
　
【ユニ・チャーム株式会社】