【企業】2024.02.05 発表
株式会社レゾナックと国立大学法人九州大学 グリーンテクノロジー研究教育センターおよび丸紅株式会社、三井住友信託銀行株式会社は、資源循環型社会九州モデル構築のための共同事業体として「知の拠点」を形成した。
現状のリサイクルプロセスでは、廃プラスチックの約60%がサーマルリサイクルされており、この方法では、廃プラスチックを燃焼させて熱エネルギーとして回収するため、廃プラスチック中の炭素分はCO2となって大気中に排出されてしまう。脱炭素社会の構築には、廃プラスチックをプラスチック製品に再生する技術として、マテリアルリサイクルに加えてケミカルリサイクルを社会実装することが必要不可欠となる。
そこで、この共同事業体では、九州地区における一般・産業廃棄物からのプラスチックの収集・分別・再資源化方法および油化・資源利用技術に関する事業について、今後10年以内に実用化するための方策を検討する。
【株式会社レゾナック】
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