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【国際機関】2023.03.08 発表

国際再生可能エネルギー機関、マレーシアは地産の安価な再生可能エネルギーの利用拡大により2050年炭素中立実現が可能と報告

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、マレーシアは地産の安価な再生可能エネルギーの利用拡大により2050年炭素中立実現が可能とする報告書を公表した。
これによると、同国は再エネへの移行によりエネルギー、気候、健康に係るコストを回避し2050年までに年間90億~130億ドル節約でき、国の低排出開発戦略をIRENAの1.5℃シナリオに合わせることで、再エネ比率を現在の5%から2050年には最終エネルギーミックスの半分以上に拡大できる。しかし、費用効率的な方法で再エネ統合を強化するには、システムの柔軟性強化が必要である。野心的な長期計画では、系統統合の現在の課題を克服し系統の柔軟性を構築する解決策が焦点となり、国の金融機関の能力強化、規制・市場の障壁の克服、政府の化石燃料補助金の削減が必要だという。また、電化とエネルギー効率がネットゼロへの道筋における重要な施策であるとし、電気自動車の急拡大の必要性、グリーン水素・太陽光発電・バイオエネルギー等の技術の重要性等を報告書は指摘している。
【国際再生可能エネルギー機関】

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