【アメリカ】2023.02.15 発表
アメリカエネルギー省(DOE)は、貨物輸送の脱炭素化を加速するため、中・大型電気自動車(EV)用充電器や水素供給設備を設置する回廊インフラ計画を策定するプロジェクト7件に総額740万ドルを助成した。
これらのプロジェクトは、州間高速道路95号線(東海岸)・80号線(中西部)・710号線(南カリフォルニア)など、交通量の多い重要な国内の貨物輸送回廊の電動化計画に焦点を当てている。サービスが行き届いていない地域にもインフラを拡充し、DOEの正義40イニシアティブ(連邦政府の投資による利益の40%以上を恵まれない地域に振り向ける取組)を支援、大気質改善を促す。
また、DOEと米国運輸省(DOT)の共同機関は、よりクリーンで安全・安価・確実な国産EV充電網構築へ向けた障壁に対処するため、財政支援を行う意向を表明した。これらの支援策はバイデン大統領が掲げる目標(2030年までに50万基のEV充電器網を構築、新車軽量車販売の50%を電動化、2050年までに実質排出ゼロ実現)を達成するうえで不可欠だという。
【アメリカエネルギー省】
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